忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[2345] [2344] [2343] [2342] [2341] [2340] [2339] [2338] [2337] [2336] [2335]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

日下部「その理由は・・・・!?」

緒川「『実家の方に大変な事が起きたからである。

そこで、わしの母親が寿命によって死にそうだからじゃ。

実家では既にわしの父親は死んでおる。そして、今日。

母親はわしに実家の主として継げて、

防衛隊を辞めるように言った。

本来ならまだまだ防衛隊を続けたいところじゃが、

親の言う事を無視する事はできん。すまないが、

今日から実家の主として、静かに暮らす事にした。

許せとは言わん。だが、これだけは言っておく。例え、

わしがいなくても、お前たちなら立派に戦えるき。

頼んだぞ。このBARを。大神より。』との事です。」

灰間「そうか・・・。隊長の故郷の方でそんな事が・・・。」

上川「でも、育ての親が死ぬって何か可哀想だね・・・。

僕も昔、怪獣災害で父親を失ったから、よくわかる気がするよ。」

日下部「でも、親が隊長に防衛隊を辞めろと言うなんて・・・。

何でそんな事を言うのかしら?

私たちにとっては必要な人なのに。」

叶野「仕方があるまい。大切な人が失う前触れを感じると、

心が乱れて、平気でなくなってしまう。

君も、父か母が死にそうな時に、

防衛隊を辞めろと言ったら、どうするのかね?」

日下部「・・・・わかりません。でも、私の親なら、

例え死んでも防衛隊を続けろと言うかも知れません・・・。」

灰間「まあ。日下部の親は軍人だしな。」

叶野「とりあえず、いつまでも隊長がいなくなった時に、

戸惑っている暇はない。今回から我々だけで戦おう!」

上川「そうですね。大神隊長の分も戦わなくちゃ!」

灰間と日下部「うん・・・!」


こうして、灰間と日下部はバルターボで、

ポイントV-8に急行した。

そこは静かな自然に囲まれた村であった。その近くの森では、

二人のターナー星人が空を見上げていた。

ターナー星人A「来るぞ。ボスの声が・・・・!」

ターナー星人B「わかっているわ。」

Aが男の方で、Bが女の方らしい。

そして、空から野太い不気味な声が聞こえる。

これが、ターナー星人のボスの声である。

ターナー星人ボスの声『良いか?よーく聞くのだ。お前たちは、

この地球を侵略するために、この森にある村を前進基地として、

建設しなければならない。それには村の人々を減らす必要がある。

そして、その前進基地で多くのターナー星人を集めて、

そこから地球に総攻撃をかける。我がターナー星は、

度重なる環境破壊と大規模な災害が未だに続き、

滅びゆこうとしている。

そうなれば我らが終わる。我らターナー星人を救えるのは、

お前たち侵略部隊しかいない。

地球を新たなターナー星とするのだ!』

ターナー星人「かしこまりました!!」

ターナー星人B「いきましょ!さっそく作戦を始まるわ!」

ターナー星人A「ああ。我々は多くの仲間を助けるために、

この星の支配者共を全滅させなければならない!」

ターナー星人B「仲間たちを救うためには、この星の生物には、

犠牲になってもらう必要がある。仕方がないけれど・・・。」

ターナー星人A「だが、聞いたところ。

地球人は愚かな人種と聞く。

ほとんどの人間が自分勝手な悪人が多く、同士でよく争うそうだ。

そんな醜い生き物など、殺して当たり前。

むしろ、殺さねばならんだろう!」

ターナー星人B「そうね・・・。では、始めましょう。」

そして、ターナー星人の二人は走った。村へ向かって。


その村にある一つの民家。その家内では、

一人の老婆が布団の中で横になっていた。その近くには、

和服と着ている大神がいた。大神が老婆に切なそうにこう言う。

大神「大丈夫ですかぃ?お母ちゃん。」

そう。この老婆が大神の母親であるのだ。

大神の母「ああ。心配ないよ。

お前があんな野蛮な防衛隊を辞めて、

この実家を継いでくれると聞くから、安心できたわぃ。

安心して、もういつ死んでも良いくらいに幸せじゃき。」

大神「そんな悲しい事を言わないでくだせェ。」

大神の母「お父ちゃんは、

お前が防衛隊として戦っている最中に死んでしもうた。

それは寿命。全ての生き物には必ず寿命と言う物があり、

必ず死ぬんじゃき。あたしもその一人じゃよ。勝男。」

大神「そうですか・・・。安心してください。

この家はわしが必ず守って見せますき。

わしを育ててくれた、この家を・・・!」

大神の母「それを聞いて安心したよ。だが

いつ本当に死ぬかわからない。

それまで、あたしがお前の側にいてあげるけ。」

大神「感謝しますわ。それでは、お店で何か食べ物を買います。」

大神の母「ああ。気をつけェや。」

大神「はい・・・。」 大神は静かに外に出た。


家から出て、村を歩いている大神。

その時、男性の悲鳴が聞こえる。

つづく

拍手[0回]

PR


忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック