ウルトラマンティアーズ 第8話・宇宙から来た男
卑劣宇宙人・グラボ星人
切り裂き魔獣・スナイドン
登場
地球では、人類が魔族と呼ばれる謎の存在と戦っている。
そんな地球に一つの謎の飛行物体が宇宙より接近していた。
この飛行物体は一体、何なのだろうか。それは、
この後にわかる事だろう。
町を歩く灰間、野口、徳丸、森下の4人。
彼らは何かを会話している。
森下「昨日のキャンプ。最高だったよねェ。」
徳丸「うん!夏休みも後少しだし、また何かしよっかな。」
野口「・・・・ねェ。そう言えば、自由研究とかした?」
徳丸「しているさ。森下さんと二人でね^^」
灰間「二人でか?どんな事をするんだ?」
森下「それはね。ユーフォーを造る事なのっ♪」
灰間「ユーフォーって宇宙船だろ?俺たち一般人が、
そんなユーフォーを造れる科学力を持てるかね・・・?」
徳丸「いやいや。ユーフォーの模型だよ。それも、
本物そっくりで、空を自由に飛べるのを造るんだ!」
森下「そのための材料もほぼ集めたから、
後は組み立てれば、完璧だよっ!」
野口「そう。頑張ってね。二人とも。」
野口は微笑んで応援する。森下と徳丸は笑顔で返事する。
森下&徳丸「うん!!」
徳丸「それで、町の皆に宇宙人がいると驚かせてやるんだ!!」
灰間「宇宙人の噂でも作るつもりか?」
森下「だって、最近は魔獣ばかり出るから、
宇宙人があんまり出ないんだも~ん。」
灰間「宇宙人ねェ・・・。でも、宇宙人ってもう、
この星に来る事はないかも知れねェな。」
野口「そうね・・・。この星を侵略に来た星人たちは、
ほとんどウルトラマンたちに倒されたからね・・・。」
かつて、地球には宇宙人たちが多く飛来していた。だが、
その宇宙人のほとんどが侵略に来たので、
正義の宇宙人であるウルトラ戦士の皆さんに倒された。
もしや、そのウルトラ戦士に恐れて、宇宙人たちは二度と、
地球に来なくなったのではないかと、野口は思った。
徳丸「また来ないかなァ。宇宙人・・・・。」
森下「今度は仲良くできる人が良いな。」
灰間「いつから宇宙人に拘るようになったんだ?・・・ん?」
その時、灰間の腕についているバルシーバーが鳴り出し、
灰間はそのシーバーのスイッチを押して、通信を受ける。
灰間「こちら!灰間!!」 シーバーから日下部の声が出る。
日下部の声『こちら、日下部!!至急、BAR基地に来て!!
宇宙から何かが飛来して来るわ!!!』
灰間「何っ!?・・・・3人とも、悪いけど、
ちょっとBARでの仕事が出来ちまった。そんじゃ!!」
灰間は3人から離れて走った。BAR基地へ向かうために。
徳丸&森下「いってらっしゃーい!」
BAR基地の司令室に来た灰間は、大神に聞く。
灰間「何かありましたか!!?」
大神「おお。灰間!このモニターを見てみィ!」
灰間は壁に張り付いてあるスクリーンを見てみる。
隊員たちはそのスクリーンを見ている。そのスクリーンには、
宇宙空間を移動している飛行物体であった。
その飛行物体はまるで赤い光に包まれた隕石であった。
つづく
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