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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ボトルズ「お願いします・・・・。」

タンクタップ「ふむ。・・・・かつて、この沼に住む、

わしらカメ族や他の種族は共に協力し合って、生きていた。

長の私も、それはまさに幸せの日々であった。だが、

その幸せもついに終わりを迎えてしまったのじゃ。そう。

FMW(ファイナリック・ミレニアム・ウォーズ)のせいでな・・・。」

ユミ「ファイナリック・ミレニアム・ウォーズ・・・・!

この星の者たちに不幸を齎した忌まわしき戦争のせいね。

この沼も、その戦争の犠牲になったワケね・・・・。」

ミクス「けど、その戦争はもう終わりました・・・!

なのに、どうして!?どうして、

この沼の者たちは戦争を止めないのですか!!?」

タンプタック「FMWの序盤で、我らは沼の者たち全員で、

団結して戦おうと思った事もあった。じゃが、

それはできず、この沼の住人同士の争いが起こったのだ。

ある者から、この沼の真実を知って・・・・・!」

タンプタックは悲しみに震えてながら、

4つの足を出して、語り続ける。

ボトルズ「ある者とは誰の事ですか!?そして、

この沼の真実とは・・・・・!?」

タンクタップ「この沼の真実。それは、

私が君に渡した物だよ・・・。」

タンクタップに言われたボトルズは驚いて、手に持つジグソーを見る。

ボトルズ「っ!?・・・ジグソーですね・・・・?」

タンクタップ「そのゴールデン・ジグソーは、

我ら沼の住人が、

それぞれ多くを持っていた。戦争が始まる前において、

我らにとっては、それが宝物であったのだ。

決して取り合いなどしなかった。

しかし、それが真実である事を知って、取り合いが始まった。

我らの持ってるジグソーは沼の支配者になれる証。」

プルレス「沼の支配者になれる・・・・証??」

タンクタップ「そう。この沼にある全てのジグソーを、

全て集めた種族が、この沼の支配者になれる。それが、

この沼の真実なのだ・・・。何て悲しい・・・・!

何故、気づかなかったのだっ。こんな残酷な事・・・・・。」

タンクタップは少しだけ涙を溢れさせながら、そう言う。

ボトルズ「・・・・そんな事があったなんて・・・っ!」

プルレス「そんなの、

ある者とか言う人のハッタリかも知れないよ!!

教えて!!ある者って誰の事ですか!!?」

タンクタップ「残念だが、それはわからない・・・。

声だけで真実を語って、姿は全く見えなかった。すまぬ。」

ボトルズ「・・・・状況は大体、わかりました。それでは、

他の種族からジグソーを奪い合って、争ってるのですね。」

タンクタップ「そうだ・・・・っ。そのせいで、何人の犠牲者が・・・。」

多くのカメたちが悔し涙を流す。

この戦争で起こった数々の悲劇を、

思い出して泣いているだろう。中には怒りに燃える者たちもいた。

ボトルズ「・・・・わかりました!それでは、

僕らがその戦争を止めてあげましょう!!」

タンクタップ「止める!?君たちがか・・・・??

だが、どうやって止めるのだ?この争いを止めるには、

ジグソーを全て他の種族から奪うしかない。

説得などでは無駄だよ・・・。」

ボトルズ「そうです。戦わずにして、ジグソーを奪う作戦は、

ない事はないでしょう。まずは、

他の種族の拠点を探すべきです。」

タンクタップ「他の種族の拠点には多くの守護隊がいて、

トラップも多くあるかわかったものではない・・・・。」

ボトルズ「そうですか。

ですが、戦争はいつかは終わると思います。

拠点をどう探すか、どう潜入して、ジグソーを奪還するか。

それを皆で何とかして考える事が重要でしょうね。」

タンプタック「そうか・・・・。はぁ。あの少年さえいれば・・・。」

プルレス「あの少年・・・・。誰ですか?」

タンクタップ「それは、カメ族の中でとっても元気いっぱいだが、

とても怒りっぽい。我らカメ族を離れて、

別の戦いへと去って行った・・・。

二刀流の亀戦士。その名も・・・・コッパ!」

タンクタップの言ったあの少年。それは、

今、バンジョーとカズーイが戦っているコッパの事であった。


そのコッパは、今。まだバンジョーやカズーイと戦っていた。

コッパ「おらあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

コッパは二つの剣を同時に前に振るって、二人に迫る。

バンジョーとカズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!!!」

バンジョーとカズーイはとんぼがえりジャンプで、

コッパの攻撃を避けた。

二つの剣が地面にぶつかり、その地面が抉られる。

バンジョーとカズーイ「・・・・・・っ!」

バンジョーはコッパから離れたところに着地して、

そこから攻撃をする。

カズーイ「タマゴミサイル!!!!」

カズーイはタマゴミサイルを連発して、コッパに迫る。

コッパ「とう!!はっ!!せぃ・・・・っ!」

コッパは二つを剣を振り回し、全てのタマゴを斬り、弾き返す。

カズーイ「効かない・・・・!!?」

コッパ「俺の剣技の前で、

そんな普通の銃弾と同じ技は通じん!!」

バンジョー「ならば、これでどうだ!!!」

バンジョーは走って、カズーイはリュックの中に入り込む。

バンジョー「ローリングアタック!!!!!」

バンジョーは自身を転がして、そのままコッパに近づく。

コッパ「ぬ・・・・っ!うぉ!!?」

コッパは二つの剣をクロス状に構えてガードするが、

素早く転がるバンジョーの突進に押されていく。

クロコタス「まるで、弾丸のような回転で押していく・・・・!」

観戦しているクロコタスは、バンジョーの技に押されている、

コッパを見て驚き、そう言う。

コッパ「く・・・・っ!!こんな・・・ものぁ!!!」

コッパは二つの剣を思い切り左右に広げる。すると。

バンジョー「うわ・・・・っ!!?」

バンジョーが物凄く弾き飛ばされる。だが、何とか着地できた。

カズーイ「こいつ・・・!剣の腕が凄いわね・・・。

けど、負けられないわよ!!そうでしょ!?バンジョー!」

バンジョー「そうだね・・・・。でも。」

カズーイ「でも・・・・。何?」

バンジョー「・・・・コッパ!!どうして、僕らを殺そうとする!!?」

バンジョーが突然、コッパにそう聞く。それにカズーイは驚く。

カズーイ「ば、バンジョー!!?」

コッパ「それは・・・お前らがこの沼の住人じゃねーからさ!

この沼に来た奴は誰だろうと容赦しねェ・・・!それに、

お前ら。結構、強いらしいな?さては、貴様たち・・・!」

コッパはバンジョーとカズーイをさらに睨みつける。

カズーイ「な、何よ・・・・!?」 

バンジョーとカズーイがぞっとする。

コッパ「貴様たちだな!!?ジグソーが真実とか言って、

この沼に戦争を起こさせたのは!?まさか、

あの伝説の熊と鳥・・・。多くの者たちに絶望を与えた、

デスブラザーか!!?姿が熊と鳥そのまんまだし!!」

カズーイ「またそれ!!?」 カズーイはそれを聞いて怒る。

バンジョー「どうやら、話を聞いてはくれないみたいだね・・・。」

コッパ「少なくともてめーらの話は聞かねェ。死ね。」

バンジョー「でも、死なないよ。僕は、妹を助けなきゃいけない。」

コッパ「そんな事・・・・知るかよ!!」

コッパは二つを剣を振って、地面を斬る。その衝撃を利用して、

ジャンプした。このままバンジョーとカズーイに接近する。

クロコタス「またその戦法で来た!!相変わらず速い・・・!

カメ族は歩くと遅いけど、今の方法ではとても速い!」

コッパ「うおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

コッパは右手の剣でバンジョーに斬りかかる。

バンジョー「くっ!!」 

バンジョーはそれを素早く避ける。だが。

コッパ「1度目は避けれても、2度目はねーだろうよ!!」

コッパは左手の剣でバンジョーを斬る。攻撃が決まった。

バンジョー「ぐあぁぁぁ・・・・・っ!!」

バンジョーはまた斬られて倒れる。コッパは着地する。

カズーイ「バンジョー!!大丈夫!!?」

バンジョー「だ、大丈夫・・・!急所は外れた・・・・っ。」

バンジョーはゆっくりと立ち上がる。

コッパ「また立つか。普通ならくたばってるけどなァ?」

バンジョー「負けるワケにはいかない・・・からね・・・!」

コッパ「けど、負けるんだよ。俺の剣になああぁぁぁ!!!」

コッパは走って、バンジョーとカズーイに近づく。

カズーイ「だ、駄目・・・!このままじゃ・・・・っ。」

コッパはバンジョーの目の前に来て、

斬りかかろうとする。その時。

バンジョー「・・・・っ!今だ!!」

バンジョーは目を一瞬だけ輝かせて、

コッパの顔を連続で殴り始める。

コッパ「え・・・っ!?ぐぼ!!?」

バンジョー「ツメツメパンチ!!!!!!」

クロコタス「す、凄い・・・・!ワザと接近させて、

近距離で敵の間合いに入った!!」

カズーイ「良いわ!!バンジョー!!もっとやっちゃえ!!」

バンジョー「はあああぁぁぁぁぁぁっ!!!たあぁっ!!!!!」

バンジョーは物凄いアッパーはコッパを殴り飛ばした。

コッパ「ぐふぁあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

コッパは地面に落ちて倒れた。仰向けになっている。

バンジョー「どうだ・・・・!」 カズーイ「まいったかしら!?」

コッパ「ち・・・ちっくしょォ・・・・!!」

コッパは必死に立とうとするが、カメなので、

甲羅のせいかうまく立つ事ができない。それを見たカズーイは、

嫌味そうな笑顔になって、こう言う。

カズーイ「どうしたの?うまく立てないかしら?

だっさーいわねwカメが甲羅を地面につけて倒れると、

二度と立てないもんね。どう?興産したら助けるわよ?」

コッパ「ふざけんなよ・・・!誰が降参するか!!

こうなったら、俺の必殺技を見せてやんよ・・・・っ!!」

つづく

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