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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ハリー「お帰り・・・・・って、誰だあぁぁ!!?この二人は!!!」

ハリーは黄色い髪の少女と黒い髪の少年の二人を始めて見たので全く知らずに驚く。

コリス「・・・・っ?あっ!そう言えば名前教えてなかったっけ・・・・・;」

カップル「・・・・・・・・・・;」  カップルは二人に自己紹介をしようとした。

黄色い髪の少女「・・・・・私は、マリア。」  黒い髪の少年「・・・・僕は、ダイト。」

コリス「それが、お二人の名前ですね?」

マリア&ダイト「はい。」  二人は息を合わせて言った。

ハリー「ところで、この家に何の用だ?」

マリア「はい・・・・。実は私、見知らぬ男に追われているのです。」

コリス「見知らぬ男・・・・!?」  ハリー「その男って一体誰なんだ!?」

ダイト「残念ながらその正体がわからないけど、マリアを狙っているのは事実なんだ。」

マリア「間近に襲われていたので、少しだけならわかります。あの男は、

黒いマントを着ていて、髪が長く、口が裂けているようだけど笑っていました。」

ハリー「へぇ~。そりゃぁ大変だ・・・・・。」

コリス「・・・・っ!?(待てよ・・・・・。姉さんが言うには、最近、女性を拉致している黒幕がいる。

そして、黒マントの男と言う者がマリアさんを襲っている・・・・・。マリアさんは女性・・・・・。

そうか!黒いマントの男=事件の黒幕だったんだ・・・・・っ!!)・・・・・マリアさん。」

マリア「は・・・・はい?」

コリス「貴重な情報をくださってありがとうございます。その犯人は僕らDGCに任せてください。」

ハリー「おいおい。やれるか、コリス?相手はまだ正体不明だってよぉ。」

コリス「その正体を突き止めるのが、我々DGCの勤めです。」

マリア「では・・・・!あの犯人を倒してくれると・・・・!?」

ダイト「マリアや・・・・少女たちを助けてくれるんだね!?」

カップルは感激の笑顔で言う。コリスは微笑んで返事した。決意と言う拳を握って。

コリス「はい。僕らDGCが必ず・・・・・っ!!」

マリア「・・・・・でも、気をつけて。奴には恐ろしい武器があるわ。」

コリス「はい。気をつけます。ハリーさん。マリアさんとダイタさんをお願いします。」

ハリー「お、おお・・・・・。」  ハリーは自信なくも受け入れてみた。

マリアとダイタ「お願いします。」  二人はハリーにそう言った。

ハリー「おう・・・・・。よろしく。」

コリス「・・・・では、行って来ます。」 コリスはハリーの家から出て、専用車に乗って走らせた。


DGC本部の司令室では、モモが通信用のヘッドホンでコリスの連絡を受けていた。

モモ「犯人の詳細が掴めたのね・・・・・。」

コリスの声『はい。マリアさんからの情報によれば、犯人は黒マントで、

髪は長く、口が裂けているようだけど、笑ってるって・・・・・。』

モモ「なるほどね・・・・。でも、ちょっと待って。人々の情報によれば、

女性や少女のほとんどはそんな男に捕まってなく、謎の光とともに消えたって・・・・・。」

コリスの声『謎の光・・・・。それなら、僕もパトロールの途中で、

一人の少女が謎の光線によって消えたんです。恐らく、犯人は何かの科学兵器で、

光を使って女性や少女を捕らえているのではないと思います。』

モモ「そう・・・・。もし、女性たちを蒸発させた光を造ったのが、あんたの言う、

黒マントの男だとしたら。話は早いわねぇ・・・・。あいつこそが悪魔ね!」

コリスの声『僕は今、その悪魔を捜索しています!奴の思うようにはさせません・・・・!』

モモ「ええっ!頼んだわよ、我が弟よ!シュドーやテブリッシュにも応援を要請するわ。」

コリスの声『はい!それまで僕だけでも犯人を探し出して見せます!』


コリスはDGC専用車で、町で黒マントの男の捜索をしていた。

しかし、奴の気配も全くなく、時間につれ、ついに夕日となってしまった。

コリス「・・・・・うーん。いくら探しても、黒マントの人いないなぁ・・・・。

奴は秘密裏で行動しているのだろうか。だとしたら・・・・・。・・・・っ!!?」

コリスは目の前で何かを見て驚き、ブレーキを強く踏んで車を止めた。

その何かとは、身体中が傷だらけで服もボロボロで、生気もなく笑っていない少女であった。

もし、コリスがいち早く専用車を止めていなかったら、少女の命が危機に陥った頃だろう。

コリスは車から降りて、慌てて走って、少女に近づいた。

コリス「ご、ごめんなさい・・・・!ついに考え事で・・・・・。・・・・っ?」

少女「・・・・・・・・・・。」 しかし、少女は何故かコリスの声に反応せず、ただ無表情でいたのだ。

コリス「・・・・・・どうしたの・・・・ですか?・・・・・傷だらけ・・・・・・。・・・・っ!?まさか・・・・!!」

コリスは気づいたのだ。この少女もあの黒マントの男の犠牲者であると。

そう、この少女は犯人に攫われて、何かされていたのだろう。だからこのような姿になっただろう。

コリス「あの・・・・!何かされたのですか!!?」 コリスは少女の肩を掴んでそう聞く。

しかし、傷だらけの少女は生気がないかゆっくりと話していた。

少女「・・・・・・じっ・・・け・・・・しょ・・・けい・・・・・ひと・・・・・く・・・・・い・・・・・―――――。」

少女はそう話した後、すぐに倒れてしまった。コリスは少女を抱える。

コリス「・・・・・っ!?しっかり・・・・・・!!・・・・っ!?し・・・・死んでる・・・・・・!!!」

そう、コリスの言う事は正しく、少女は死んでしまった。しかし、何故死んだかは理解できない・・・。

コリス(・・・・・・この少女・・・・。確か・・・・こう言ってたね・・・・・。

実験・・・・・処刑・・・・・・人喰い・・・・・・・。犯人は・・・・一体何を企んでいるんだ・・・・!!?)

そこに、ロードラッシュが走ってきて、コリスの前に停まった。

シュドー「どうした!?コリス!!」 シュドーとテブリッシュがロードから降りてきた。

コリス「シュドーさん!テブリッシシュさん!」  コリスは二人に気づいて、彼らの方に向く。

そして、二人は走って少女を抱えてるコリスに近づいた。テブリッシュは少女に目をつける。

テブリッシュ「・・・・っ?!コリス、この少女は・・・・・?」

コリス「・・・・・・殺されました・・・・。犯人に・・・・・!たぶん・・・・・。」

シュドー「殺されただとぉ!?くっそ!!あんの黒幕やろおぉっ!!!」

テブリッシュ「ところで、その犯人の正体は掴めたのか・・・・・!?」

コリス「はい・・・・。まだ完璧ではありませんが、黒いマントに長い髪、

裂けた口が笑っていると言う奇怪な特徴を持つ男です・・・・・っ!!」

シュドー「簡単に言えば、黒マントの男ってワケか・・・・ふざけやがって!!」

シュドーは少女を殺した犯人が黒マントの男である事がわかり、怒って近くの壁を殴った。

テブリッシュ「とにかく、黒マントの男・・・・・・・か。姿は大体想像できそうだ・・・・・。」

シュドー「どんな姿だろうとよぉ!女の命を弄ぶ奴はこの俺が許さねえぇ!!」

コリス「シュドーさんの言うとおりです。このままでは、奴の思い通りになってしまい、

やがて、多くの女性と少女がいなくなってしまう・・・・!それだけは許されないっ!!」

テブリッシュ「そうだったな。そのために、早く奴を見つけて倒さねばならない!!

では、俺たちは真犯人の黒マントの男の捜査を開始する。コリスも手伝ってくれ!」

コリス「もちろんです!!僕は念のため、少女を病院に送ってから、捜査します。」

シュドー「おう!頑張れよ、コリス!!黒マントの馬鹿野郎は俺たちに任せろ!!」

コリス「はいっ!!」 こうして、コリスは専用車、シュドーとテブリッシュはロードに乗って、

それぞれに分かれて、黒マントの男の捜査にかかった。ただし、コリスは別の目的もできたが・・・・。


一方、サキは自分の部屋にいて、ベッドで横たわっていた。

サキ「・・・・・あれから隊長からの連絡がない。シュドーさんとテブリッシュさんはともかく、

コリス君・・・・・大丈夫かなぁ・・・・。何か嫌な胸騒ぎもする・・・・・。」

サキはコリスたちの心配をしていた。その時、ある机の上に置いてある電話が鳴り出した。

サキ「・・・・あっ!電話だ・・・・・。」 サキは起きてベッドから降りた。

そして、サキは机のところに来て、電話の受話器を取った。そして、電話を始める。

サキ「もしもし・・・・・・。」

謎の声『・・・・私だ。我が娘よ。』  それはどこかで聞き覚えのある男性の声だった。

サキ「・・・・・っ!!?その声・・・・・と、父さん!!!??」

サキは、今電話している人が自分の父、コリーム博士であると気づいた。

つづく

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