不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
ビッグバット「ンモオオオオオォォォォォォ!!!」
カズーイ「まさか・・・・・ローリングアタックが受け止められたの!!?」 カズーイはリュックの中から焦るような声で言った。 バンジョー「くっ・・・・・・・!うごけ・・・ない・・・・・!!」 バンジョーはローリングアタック発動時のままの姿で動けなかった。 ビッグバット「どうした?そんなものか!!ンモオオオオオオォォォォォォ!!!!!」 ビッグバットは角をかち上げ、バンジョーを吹き飛ばした。 バンジョー「うあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 バンジョーは空高く飛ばされている。そこにカズーイがリュックから出て両方の翼を広げた。 カズーイ「ん・・・・!!」 カズーイは翼をバサバサと羽ばたいた。 バンジョー「うあああああ・・・・・あ・・・・お・・・遅くなってる・・・・・!?」 バンジョーは後ろの方を見る。すると、カズーイが懸命に翼を羽ばたかせているではないか。 カズーイ「あ・・・・あたいだって・・・・このくらいは・・・・・・!!」 カズーイが翼を羽ばたかせているが、だんだんと落下していく。 カズーイはパラシュートの代わりとなり、それにより、バンジョーはゆっくりと地面に降りていく。 ボトルズ「おお!助かりましたね!!」 バンジョー「うん!・・・・・よっと!」 バンジョーはついに地上に着地した。 カズーイ「さあ!勝負よ、牛君!!!」 ビッグバット「牛ではない!!バッファローだ!!!」 カズーイ「どちらも同じじゃない!!?」 ビッグバット「いーやっ!牛は弱いが、バッファローは強い!!俺様は強いぞぉぉぉ!!!!」 バンジョー「た・・・・たとえ牛でも・・・・・僕は負けない・・・・・・!はぁ・・・・はぁ・・・・・!」 カズーイ(バンジョー・・・・・疲れているわ・・・・・・!確かに今日で激しい戦いが続いていたわ。 だから、さっきはあんな事を・・・・・・・・!!) ビッグバット「ンモオオオオオォォォォォォォォォ!!!!!!」 ビッグバットはまたも突進攻撃を繰り出した。 バンジョー「うがっ・・・・・・・・!!!!!」 バキィィィィィ バンジョーは疲れているせいか避けようにもうまく避けれず、まともにくらってふき飛んだ。 カズーイ「ううううっ!バンジョー!!」 カズーイは再び翼を羽ばたかせ、 バンジョーをゆっくりと地上に降ろした。 バンジョー「ぐううう・・・・・ふふぅ!!!」 バンジョーはさっきのダメージに加わりたくさんダメージを受けすぎたので、 ついに口から血を吐いてしまった。カズーイやボトルズは驚くが、ビッグバットは笑っていた。 ビッグバット「むふふふふふふ・・・・!(やはり・・・・・・奴らは覚醒していない・・・・・・。 今のうちに始末しておくのが正解だったぜ!!!)」 グラブリン村では、各地に散ったグラブリンの戦士たちが次々と戻って来て、 広場に集まっていた。ニラはその集まりを確認している。 ニラ「うん。だんだん集まってきよったわ。あれ?ベスはんとエルマーはんとチャックはんは? せやった・・・・・あいつら、いろいろ理由があって・・・・・・。」 エルマーの声「その理由がどうかしたって?」 ニラ「ん?え・・・・エルマーはん!!?」 ニラはエルマーの声を聞いた。 すると、戦士たちの集まりにエルマーとチャックがいた。 ニラ「エ、エルマーはん!それに、チャックはんも・・・・・!!」 エルマー「ティッカーどもが、この村に攻めると聞いてね・・・・・・・。 また戦争が起こるけど、そうなる前に不死の魔術師やあの熊や鳥の力も欲しかったけど・・・・・。」 チャック「結局、ベスは見つからなかった・・・・・・!だが、村を守らないと、 あいつに申し訳ないからな・・・・・!俺はあいつが帰ってくるのを信じるっ!!!」 エルマーはクールに言い、チャックはベスを信じ、この村を守る決心をした。 ニラ「ふ・・・・二人とも・・・・・!!」 ニラはそんな二人に感動した。 一方、ベスもグラブリン村に戻りつつあった。彼の前にまだ遠いがグラブリン村が見えてくる。 ベス「はぁ・・・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・・!!」 ベスは疲れていた。さっきのティッカーとの戦闘で必死に戦っていたからだ。 ベス「早く・・・・・村に・・・・・行かねば・・・・・・!!」 グラブリン村では、ニラは心配そうにベスの事を言った。 ニラ「・・・・ベスはん・・・・・遅いでんねん・・・・・・。まさか、奴らに!!??」 チャック「余計な口出しはするな!!!」 チャックが怒鳴るとニラがビクつく。 ニラ「ひっ!え・・・・えろうすんません・・・・・・。」 チャック「あいつは、無茶するけど・・・・・死にはしない・・・・・・。 あいつは・・・・必ず、帰ってくる!!!」 エルマー「そんなに熱くならなくてもいいじゃないかね?」 チャック「何ぃ!?」 エルマー「だってさ、戦争が始まるんだぜ。いつ犠牲者が出てもおかしくないさ。」 チャック「ベスの事などどうでもいいというのか!!?」 エルマー「どうでも良くないが、戦場に遅れる奴は足手まとい。そう思うだけだ。」 チャック「くっ!確かに・・・・・・・・。だがなぁ・・・・あいつは戦うさ。 たとえ、遅刻をしても、あいつはあきらめはしないっ!!!」 エルマー「なるほど。じゃ、あいつの登場に期待しますか。」 その頃、ティッカー族のアジトの総統の部屋では? ティッカー総統「んで?第1部隊の進行はどうなっている?」 ティッカー「ははっ。後8分で、奴らの村に近づくと思います。」 ティッカー総統「そうかぁ!よーし!!第2部隊は1時間後に第1分隊を援護する!! さっさと戦闘準備せよぉ!!!!」 ティッカーたち「おおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」 一方、ベスはようやくグラブリン村に近くにいた。 ベス「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・・。」 ベスは倒れそうになっても歩いていた。そこに、近くにいたグラブリンが駆け寄った。 グラブリン「ベスウゥ!!!」 グラブリンがベスを抱える。 ベス「む・・・・村は・・・・・?」 グラブリン「ああ・・・・・・今、各地に散った戦士が集まってな・・・・・。戦闘準備しているんだ!!」 ベス「そうか・・・・・じゃぁ・・・・俺も・・・・・・!!」 村の広場 戦士たちが集まっているところに、ベスを抱えたグラブリンが彼らに声をかけて来た。 グラブリン「おおぉぉぉぉぉい!!ベスを連れてきたぞおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」 チャック「何っ!!?」 ニラ「ベスはんが!?」 エルマー「・・・・・・・・・・・・・・・。」 チャックとニラはグラブリンから離れたベスのところへ。しかし、エルマーは行かなかった。 チャック「ベス・・・・・・何やったんだよ・・・・・・この傷は・・・・!?」 ベスの身体に・・・・・まだかすり傷だが、身体中にいろいろその傷があった。 ベス「ティッカー族と・・・・・・・・!!」 ニラ「戦ったっちゅーんやな!!」 チャック「ベス・・・・・・お前は本当に無鉄砲だな・・・・・!!」 ベス「・・・・・・でも、俺がやらないと・・・・・・この村は・・・・・・!」 ニラ「ベスだけが一人でこの村を守る事なんてあらへん!!!」 ベス「なに・・・・・・!?」 ニラ「僕たちがいるんや!!僕たちが力をあわせてこの村を守っていくんだ!!!」 ベス「力を・・・・・あわせて・・・・・・。」 チャック「ベス・・・・・それは俺たちがお前に何度も言った事だ。もう、わかってもおかしくねぇはずさ。」 ベス「・・・・・俺は・・・・父の・・・・ために・・・・・・。」 ベスはそう言いながらゆっくりと倒れていく。しかし、ニラとチャックがそんなベスを抱えた。 ニラ「危ないっ!!!」 チャック「無茶するからこうなるんだよ!!!・・・・・・お前は父のために頑張ってるな? だったら、それを俺たちに協力してもらえばいいだろうが。」 ベス「・・・・・・ありがとう・・・・・・。」 それを聞いたベスは小さな声で言った。 しかし、チャックとニラは少ししか聞こえなかった。 チャック「え・・・・・・?」 ニラ「今・・・・・ありがとうって・・・・?」 今のベスは目を瞑っているが口は笑っていた。 一方、バンジョーはビッグバットの前で疲れ果てそうな表情で睨んだ。 バンジョー「ぐっ・・・・・・!!」 ビッグバット「ンモオオォォォォォ!!!もう体力の限界か!? ならば、この一撃で終わらせてくれようぞ・・・・・・・!!」 そう言うとビッグバットがさらに足で土を蹴った。 それによって出る砂煙は次第に大きくなっていく。 カズーイ「く・・・・・来るわ!!!バンジョー!!!!」 ボトルズ「これをくらったら本当に終わりだ!!!」 ビッグバット「行くぞ!!ンモオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!」 ビッグバットは突進を開始した。今度は今までよりも遥かに速い。 ビッグバット「クラッシュ・ダッシュ・ホーン!!!!!!」 ビッグバットはバンジョーに近づいてきた。 バンジョー「くっ・・・・・・・・・・!!(そうだ・・・・・・こうなったら・・・・・・・・・・・・!!!!)」 バンジョーはポケットから何かを取り出した。 ピカアアアアァァァァァァァァァ ビッグバット「ンモオオォォォォォ!!!??」 ビッグバットはいきなりバンジョーが持ち出した物から発する光に目を反らし、突進を止めた。 ビッグバット「な・・・なんだ・・・この光は・・・・・・ああ!!!」 ビッグバットは見た。バンジョーが持ち出したのは、なんと!魔の髑髏、マジック・ドクロ。 マジック・ドクロは突然、光を発して、ビッグバットを止めたのだった。 つづく PR |
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