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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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その頃、ウルトラマンクリスタルとシャイン星人が戦っているマック学園の図書室では、

シャリオが目を開けて、ゆっくりと立ち上がった。

シャリオ「ん・・・うう・・・・・。・・・・・・・母さん・・・・・・・。」

シャリオはそう呟くと、図書室から出た。

学園の外では、ウルトラマンとシャイン星人が戦っていた。

シャイン星人「・・・・・・・・・・・・!!」

ウルトラマンクリスタル「まさか・・・・・あなたが・・・・・・宇宙人だなんて・・・・・・。」

シャイン星人「シャインダークネスウェーブ!!!!」  ビビビビビビビビビビビ

シャイン星人は頭部の2本の角から青い光線を出した。

ウルトラマンクリスタル「くああああ・・・・・・・ぐうううううう・・・・・・・・・!!」

ウルトラマンは青い電撃を浴びているように苦しんでいるが、

気合でその電撃を払い、必殺光線を放った。

ウルトラマンクリスタル「はあああああっ!!!エクセリック光線!!!!!」

ウルトラマンクリスタルのエクセリック光線がシャイン星人に命中した。

しかし、星人は光線を浴びていて苦しんだ。しかし・・・・・・。

シャイン星人「・・・・・・・・・・・・・!!!!!」

シャイン星人は両腕を広げ、その光線を払うと同時にまたも消えていった。

ウルトラマンクリスタル「っ・・・・・・ショワ!!」

ウルトラマンは後ろを向く。すると、そこにシャイン星人がいた。瞬間移動をしていたのだ。

シャイン星人「・・・・・・・・・!・・・・・・・・・・!!」

ウルトラマンクリスタル「っ・・・・!うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・・!!!!」

ウルトラマンと星人。両方とも正面に走った。ぶつけ合いと思いきや両者とも消えてしまった。

ドカァァァァァァァァンといきなり地面が爆発すると、

ウルトラマンと星人が現れた、それぞれ敵の後ろにいながら。

ウルトラマンクリスタル「う”ううううう・・・・・・・っ!!!」

ウルトラマンはさっきの激突で、右肩を痛め、左の膝がついた。右肩は左手で抑えている。

しかし、シャイン星人は余裕で、その証拠に笑っているように顔を上下に動かした。

一方、シャリオは廊下を歩いていた。

シャリオ「・・・・・・お母さん・・・・・・・・・・。」

シャリオは6年前の出来事を思い出す。これは、母シャメルとともにとある砂漠を歩いている場面だ。

空に宇宙船が飛んでいた。どうやら宇宙船は彼女たちを運んでいただろう。

その時のシャメルとシャリオは無愛想でまるで氷のような冷たい表情だった。

旅に進むにつれ二人はSHINE党を設立し、シャメルはこの店の店長となった。

そして、シャリオはマック学園のセーラー服を着た。彼女は喜んでいたが、

シャメルは無愛想だった。彼女はシャリオに友達作るなと言った。

そのため、シャリオは周りの人が友達になっていても、自分だけできなくて寂しかった。

夜の学園の裏側で彼女は泣いていた。友達ができないという悲しみに耐えられなかった。

その悲しみを背負いながらこの学園を卒業し、SHINE党で働いていた。

そして、ついに彼女にも光が訪れる。涙を流している彼女の前に初めての友達、

サキの笑顔が輝いていた。そして、現在、シャリオは涙を流しながら廊下を走った。

学園の外では、ウルトラマンクリスタルとシャイン星人はお互い正面を向いていた。

ウルトラマンクリスタル「くっ・・・・・・・!!」

ウルトラマンは後ろにゆっくりとさがり、シャイン星人は攻めるようにじりじりとゆっくり進んでいった。

そして、ウルトラマンの後ろにもう一匹のシャイン星人が現れた。

ウルトラマンクリスタル「っ!?わっ!!」  ウルトラマンは後ろを見て驚き、右の方向に移動する。

ウルトラマンの前には二人の星人が襲い掛かりそうに構えていた。 ピコンピコンピコンピコンピコン

さらにウルトラマンのカラータイマーが赤に変わった!もうすぐ3分立ってしまう。

一方、シャリオはロビーにいた。彼女は今、前の壁にあるスイッチを見た。

シャリオ「・・・・・シャイン星人は暗闇のところなら忍者のような幻覚攻撃ができる。

でも、逆に光あるところならその能力は使えなくなる。ごめんなさい・・・・・母さん・・・・・・・・。」

シャリオはそう言うとスイッチに触れ、触れた左手から青い光が発した。  カッ

そして、学園から光が出た。学園の全ての部屋の電気がついたからだ。

さらに、外のライトも一斉に輝きだした。シャイン星人はいきなり学園が明るくなることに驚く。

シャイン星人「・・・・・・・・・!?・・・・・・・・・・・・・・!!!」

二匹のシャイン星人は学園から放つ光によって、一匹が消えた。そいつは分身だった。

シャイン星人「・・・・・・・・!!・・・・・・・・・・・・・!!!!」

シャイン星人は頭と抱え、苦しんだ。やはりシャイン星人は光が苦手だった。

ウルトラマンクリスタル「今だ・・・・・・・・・・えっ!!!」

ウルトラマンはジャンプして学園から離れたところに着地し、少し星人から遠ざかった。

ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!!」

ウルトラマンは遠くからもう一度エクセリック光線を放つ。星人に命中した。

シャイン星人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!・・・・・・・・・・・・・・!」  ズシィィィン ボォォォォォ

光線を浴びたシャイン星人は今度こそ倒れた。そして、青い炎に包まれていた。

次の日の朝、SHINE党にある一つの墓標があった。

これは、母シャメルの墓。シャリオは切ない表情で墓の前に花束を置いた。

シャリオ「母さん・・・・・・。私・・・・・・。」

シャリオはまた違う意味の寂しさを感じた。そこにサキとコリスとモモが来た。

シャリオ「あ、サキさん。それに、モモさんにコリス君。」 シャリオは少し明るい表情で二人に向く。

サキ「・・・・・あなたのお母さんは・・・・・・・。」

シャリオ「・・・・・・・・昨日、ウルトラマンと戦って死んだわ。」

コリス「・・・・・・ごめんなさい。」  コリスが落ち込みそうな声で誤るとシャリオは頭を振った。

シャリオ「ううん。誤ることないよ。今でもこうして平和になれるならそれでも・・・・・・。」

モモ「サキから聞いたわ。あなたたちは宇宙人だって。」

シャリオ「はい。でも・・・・・私・・・・・・・・・。」

モモ「わかってる。この星で暮らしていいよ。」

シャリオ「・・・・・え?」

モモ「それが・・・・・あなたの夢なんでしょ?」

シャリオ「夢・・・・・・?」

サキ「そうだよ。あなたは・・・・この星の人と友達になりたいという夢を持ってたのよ。」

コリス「素敵な夢ですよ。シャリオさん。夢は・・・・この星に住む人の命だから・・・・・。」

シャリオ「うん。ありがとう。サキさん。」

サキ「なに?シャリオさん。」

シャリオ「・・・・・・DGCの仕事に戻って。」

サキ「うん。そのつもりだけど・・・・・・私たち、どんなに離れても友達よ。」

シャリオ「うん。私、この店に店長になったの。この店でたくさんの友達を作ります。」

モモ「うん!それでこそ夢よ。素敵な事を言うわね。」

コリス「頑張ってください。シャリオさん。」

サキ「シャリオさん。もし、寂しくなったら、思い出して。私たちは友達だって。」

シャリオ「はい。ありがとう。これからもずっと友達でいようね。サキさん。」

サキとシャリオは笑顔を見せあい、両手を触れ合った。

こうして、シャイン星人による地球侵略は未然にも防ぎました。

その星人の少女、シャリオはこの星を愛しています。正反対の母は死に、

シャリオはSHINE党の店長になって、これからもこの星の人と友達になろうと生きていくことでしょう。

人は誰もが友達が欲しい。母の言いつけでできなかったシャリオも、

やっと友達ができました。あなたも友達が欲しくありませんか?きっと、その先には幸せがありますよ。

次回につづく

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