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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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シャドーの前に何かが移っていた。これは、悪夢の国よりもっとも暗く黒い・・・・・。

冥界の場面だ。シャドーは冥界を見つめていた。まるで、何かを探しているかのように。

シャドー「・・・・・・見つけたわ・・・・・・・・。」

シャドーは冥界のとある部屋のようなところが移っているところを見て、そう言った。

そこは、触手などが壁のように溢れて、その中央には黒く古びた棺おけがあった。

シャドー「・・・・・・・ゴダル・・・・・・・。」

そして、その棺おけのところから。ゴルドラ遺跡の場面に移っていた。

シャドー「・・・・・・後は・・・・・ネリマリスが、封印を解く方法を発見できたら・・・。

フフフフフフフフフフ・・・・・・・!!」  シャドーは美しくも不気味に笑っていた。

DGC本部・司令室

コリス「っ!!??」  コリスはいきなり胸を押さえ、倒れるが、サキに抱えられる。

サキ「どうしたの!?コリス君!!」

テブリッシュ「何かあったのか!?」

コリス「な・・・・・・何か・・・・・・恐ろしい感じがして・・・・・・・。」

シュドー「お・・・恐ろしい感じだってぇ!?」

サキ「何か・・・・起こるの・・・・・?」

コリス「うう・・・・・・・。まだ・・・・言えないんです・・・・・・。」

コリスは胸から手を放れ、ゆっくりと立った。

イチゴ(・・・・・・恐ろしい感じ・・・・・何かが起こる・・・・・・一体なんなんだ?)

モモ(コリスも・・・・・あのウワサは・・・・聞いていた・・・・・私でも、はわかる気がするけど、

まだ・・・・言ってはいけない・・・・・・!!)

一方、ネリーはゴルドラ遺跡付近のキャンプにいた。そこは、探検隊のキャンプであった。

ネリーはそこで石版を見ていた。ちなみに、このキャンプの一つのテントでは、ネリー一人だけだった。

ネリー「・・・・・・この石版の謎を解けば・・・・・・・復活が近いわ・・・・・・!!」

ネリーは不気味な笑みでそう言った。

ネリー「・・・・・あの方が、ゴダルの居場所を突き止めたわ・・・・・・!

あとは私がこの石版を・・・・・!ふふふふっ!読める・・・・・今なら読めるわ!!!」

ネリーはそう笑うと、テントから出て、探検隊のキャンプから離れた。

ネリーがとある不気味な雰囲気がする森の中に入ると、

空からシャドーが移った。ネリーはひざまづきながらそのシャドーを見上げる。

シャドー「・・・よく頑張ってるわね、ネリー・・・・いえ、ネリマリス。

私はもうとっくにゴダルの居場所を見つけたわよ。」

シャドーがそう言うと、ネリーが彼女に石版を見せながら喜んで返事した。

ネリー「はい。私も・・・・ようやく石版の文字が読めるようになりました。

それをあなたに聞かせて欲しくて・・・・・・。」

シャドー「うふふふふふふ。そう・・・・・・。では、教えなさい。その石版に刻まれたパスワードを!」

ネリー「はい・・・・・!それは・・・・・・・・。

『カース・ヘル・パラライズ・デス・キュリア・ガディス・キープ・ゴダル』です!!!」

シャドー「ふっ!そういう事ね・・・・・・・!では、これより遺跡に入りなさい。私が指示するわ!」

ネリー「はい!!!」

DGC本部の廊下でモモとコリスが歩いていた。

他の隊員たちは、もう今日の仕事が終わったのでそれぞれ帰っただろう。

モモ「っ・・・・・・・・!」  モモはいきなり倒れた。

コリス「ね、姉さん!!」

コリスはモモに駆け寄った。モモは手で胸を押さえて苦しんでいた。

モモ「ん!くう・・・ああ・・あ・・っ・・・・・!!」

コリス「姉さん・・・・・・胸が・・・痛むんですか?」

モモ「くっ・・・!うう・・・・く・・・・来るわ・・・・・・!」

コリス「え・・・・・?」

モモ「私もなんだかわからない・・・・でも、その何かが私と・・・・・あなたの心に入り込んでいるわ!」

コリス「僕の・・・・・・くあっ!!!」

コリスもいきなり胸を手で押さえて苦しむ。

コリス「む・・・・・胸が・・・・・!!あああ!うっ・・・うああ!!」

モモ「どんな感じがするかわかる・・・・?」

コリス「え?・・・・あ・・・あああ・・・・・・!!!」

コリスは見た。目の前に黒い仮面を被った者の姿が。その者がコリスに速く近づく。

コリス「あ、あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

コリスは目を瞑って叫んだ。仮面の者に襲われると思って。

モモ「コリス!!!!」

コリス「っ!?」   コリスはモモの声を聞いて、目を開けて正気に戻った。

コリスは目の前にモモがいるとわかった。

コリス「ね・・・・・姉さん・・・・・。」

モモ「どんな感じだった?」

コリス「・・・・・お・・・・恐ろしかった・・・・・・。まるで、黒い仮面を被った巨人のようでした・・・・・・。」

コリスは震えながら言った。さっきのせいで恐怖を覚えただろう。

モモ「・・・・・・私も・・・そう思ったわ・・・・・。」

コリス「姉さん・・・・・・もし、あの仮面が目覚めたら・・・・・・!」

モモ「コリス。残念ながら私はまだ魔法を使える力を取り戻せない。

でも、コリス。今のこの世界を救えるのは・・・・ウルトラマンクリスタル・・・・あなただけよ。」

コリス「・・・・・・・・はい・・・・・。」

一方、ネリーはシャドーの声に従い、ゴルドラスの眠る部屋にいた。

シャドーの声『ついたわね?』

ネリー「はい。怪獣ゴルドラスが今でも眠っております。」

シャドーの声『では、ここで知ってるものは他に何か知ってる?』

ネリー「いえ・・・・そこまでは・・・・。」

シャドーの声『くすっ。実は、このゴルドラ遺跡にはあなたも知らない大いなる秘密があるのよ。』

ネリー「すると?」

シャドーの声『怪獣の頭のところに行きなさい。』

ネリーは眠るゴルドラスの頭の近くに来た。

ネリー「来ました。」

シャドーの声『よし・・・・・・!では、その床に触れてみなさい。』

ネリー「はい。」

ネリーは床に触れた。そこから奇怪な音が発していた。

ネリー「っ!?こ・・・・・これは・・・・・!!凄い魔力反応です!!」

シャドーの声『でしょ?さあ、その床を破壊しなさい。』

ネリー「はい・・・・・でやっ!!!」  ネリーは力いっぱい拳を床にぶつける。

すると、床は粉々に吹き飛んだ。すると、床が消えた後のは、下へと続く階段があった。

ネリー「な・・・・・・!こ・・・・これは・・・・・・!!」

シャドーの声『見つけたわね。冥界への道を!』

ネリー「冥界への道・・・・!?この遺跡に・・・・まさか・・・・。」

シャドーの声『あなたは探検隊でこの遺跡の場所を何ヶ所探った?』

ネリー「はい。たぶん、全てだと思います・・・・・。ですが、まだ謎が残されていると・・・・。」

シャドーの声『その謎が、あなたの発見した冥界への道なのよ・・・・・。』

ネリー「冥界への道・・・・・!」

シャドーの声『ふふふふふふふ・・・・では、進みなさい・・・・・!真の姿に戻って!』

ネリー「はい・・・・・・!」

ネリーはそう言うといきなり自身を風につつむ。まるで竜巻のように風が舞い、

その風が急に消えた。そして、ネリーの身体が変貌していた。

身体全体が服らしき物がなく、胸や腕、下半身などを鳥のような毛皮で隠していた。

そして、両腕から翼が生えていた。そう、それこそが、ネリーもといネリマリスの姿なのだ。

ネリマリス「っ・・・・・!!はっ!!」

ネリスリスは両腕の翼を広げると、自身が浮かび上がる。

そして、そのまま飛んで、冥界への道へと進んだ。

ネリマリスは飛びながら下へと続いた。そして、その先の暗闇に入り込んだ。

ここは、あらゆる世界でもっとも暗い世界、冥界。

その暗闇の冥界をネリマリスは飛んでいたのだ。

シャドーの声『ネリマリス!あそこよ!あそここそが王子の眠り場への扉よ!!』

ネリマリス「・・・・・・・はい・・・・!」

ネリマリスは目の前に黒い扉があるところを見た。

そして、その扉が開いた。そこから暗黒のエネルギーが放出し、ネリマリスを包み込む。

ネリマリス「ふふふふふ。私は悪夢の使者よ。こんなもん怖くないわ・・・・!!」

ネリマリスは余裕でそう言うと、扉に入った。

王子の眠り場

ネリマリスは王子の眠り場という奇怪な部屋に入った。

壁は触手が何千本か絡ませたそうに見え、中央には黒い棺おけがあった。

ネリマリス「この棺おけに・・・・ゴダルとやらが・・・・・!」

シャドー「ネリマリス・・・・その棺おけに向かって呪文を唱えるのよ。石版に書かれた呪文を!!」

シャドーの命令を受けたネリマリスは石版を棺おけに向け、叫んだ。

ネリマリス「はい!『カース・ヘル・パラライズ・デス・キュリア・ガディス・キープ・ゴダル』!!!」

ネリマリスが呪文を唱えると、棺桶から紫と黒が混じった色のエネルギーがあふれ出し、

そのエネルギーが急にこの部屋を覆うように広げた。

すると、棺桶がゆっくりと開いた。

ネリマリス「・・・・・ついにゴダルの姿が見られるのね・・・・・!」

ネリマリスはドキドキしながら棺桶の中を見た。

ネリマリス「っ!!???」  ネリマリスは急に驚いた。中身を見たら何故か驚いたのだ。

棺桶の中には、全裸で黒く長い髪を持つ少年がいた。

ネリマリスはまさか人間だたっとはと思って有り得ないと思って驚いた。

ネリマリス「こ・・・・・子供・・・・?」

すると、少年は目を覚ました。彼の瞳は紫色に輝いていた。そして、ゆっくり立って、

ネリマリスの前に向いた。

ネリマリス「私は悪夢のプリンセスの使い、ネリマリス!あんた・・・・誰!?」

少年「・・・・・僕を目覚めさせたのは・・・・・あなたか?」

シャドー「いいえ。私よ!」

シャドーが突然、ネリマリスの隣に現れ、そう言った。ネリマリスはこれに驚く。

ネリマリス「あ!シャドー様!!?」

シャドー「安心して、ホログラム。強いて言えば幻影魔法よ。

ところで、あなたはゴダルでしょう?」

黒く長い髪の少年こそがゴダルであった。ゴダルは静かに答える。

ゴダル「・・・・・・・そうだ。あなたが・・・・・・・僕を目覚めさせたのか?」

シャドー「そうよ。・・・・・・さあ、ネリマリス。後は私に任せて地上に戻りなさい。」

ネリマリス「はい・・・・・・。」

ネリマリスは翼を羽ばたかせ地上に帰るべく飛び上がった。

シャドー「・・・・・一つ聞くけど、あなたは・・・・・今から封印から解きたい。そう思ったでしょ。」

ゴダル「・・・・・・・・・なぜ、わかる?」

シャドー「ふふ。私はね、あなたの力を感じ取ったの。それが、あなたが復活したがる証拠よ。

さあ、ゴダル。あなたは封印から逃れた今、何を望むかしら?」

ゴダル「・・・・・・・・伝説の力を・・・・・手に入れるためだ・・・・・・!!」   カッ

ゴダルはそう言うと、自身を闇に包み、消えていった。

シャドー「ふっ・・・・・・一足お先に出たわね。短気なところもあるわよねぇ。」

一方、ネリマリスはネリーの姿に戻り、遺跡に戻った。

ネリー「シャドー様・・・・・うまく行ってるだろうか・・・・・・む!?」

突然、遺跡に地震がおきたのでネリーは驚く。

ネリー「わ!な・・・・何なの!!?」   そして、眠っているはずのゴルドラスの目が、

いきなり開き、瞳が一瞬に赤く光った。

ネリー「っ!!こ・・・・この感覚は・・・・・・!!」

ネリーは後ろの怪獣の頭部を向く。その怪獣の口が動き出し・・・・・・・。

ゴルドラス「クアアアアアアァァァァァァァァ」  ゴルドラスは大きな声を出した。

ネリー「きゃああああああっ!!!」  ネリーはその大声の衝動で壁に叩きつけられた。

そして、遺跡が崩れ、怪獣ゴルドラスも自分の半分を封じた地面をバキバキと砕いた。

遺跡付近では、探検隊の一同も遺跡が崩れて落ちていくところを見て、驚いた。

「なんだなんだ!!」  「遺跡が壊れていく!?」 「何が起こるんだ!」 「まさか!?」

サーベルマン「ま・・・・・まさか・・・・・目覚めたのか・・・・!?ゴルドラスが!!」

そして、遺跡を突き破ってゴルドラスが現れた。

長い間に封印されていたゴルドラスがついにこの時に蘇ったのだ。

つづく

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