悪の魔女・グランチルダによって捕らわれたチューティを救うべく、
故郷のクルクル山のふもとよりマンボ・マウンテンに来た、
熊のバンジョー、鳥のカズーイ、モグラのボトルズ。
3人は今、グラブリン族とティッカー族の戦争に巻き込んだ。
今、彼らはグラブリンのエース、チャック、ニラ、スコットと対戦している・・・・。
チャック「てめぇ・・・・・名前はなんだ?」
バンジョー「え?」
バンジョーはチャックにいきなり聞かれ、とまどう。
チャック「名を名乗れを言っている!!」
バンジョー「・・・・・僕は、バンジョーといいます!」
カズーイ「あたいはカズーイ!ねぼすけ熊のパートナーよ!」
ボトルズ「あー、こほん。僕は・・・ボトルズと申します。」
スコット「・・・・っ!?」
スコットはバンジョーの名を聞いたので、驚く。
チャック「どうした?スコット。」
スコット「いや・・・・なんでもない・・・・・・!(よもや、こやつは・・・・・!!)」
スコットは心でバンジョーを警戒していた。スコットはバンジョーに何を思うか・・・・?
チャック「お前達の名前はだいたいわかった。俺はチャック。」
ニラ「わい、ニラっちゅーねん。」
スコット「・・・・スコットだ。」
バンジョー「そうか・・・・。」
チャック「・・・・・・今日のところは勘弁してやる。ただし、条件がある。」
バンジョー「条件?」
チャック「・・・・・・・・・それは・・・・・・。」
スコット「二度と俺達の目の前に現れるな・・・・・・!!」
チャック「え・・・・・!!?」
チャックは自分が言うつもりが、スコットがいきなり言ってきたので、驚く。
スコット「そして、我が村にも近づいてみろ・・・・・その時がお前達の死だ・・・・・・・!!!」
チャック「・・・・・・・・あばよ・・・・・。」
ニラ「さいなら~。」
3人のグラブリンは帰っていった。
バンジョー「・・・・・・・・・・・。」
カズーイ「迷うことないわ、バンジョー!あいつらもあたいたちの敵になったのよ!!」
バンジョー「いや・・・・・まだ決まったわけじゃない・・・・・・。」
ボトルズ「そうです。あの人たちもきっと説得すれば・・・・・・。」
バンジョー「早くチューティを助けなきゃ!!」
グラブリン村
チャックたちは村に帰った。人々はその人たちを迎えた。
「おかえり、チャック。」 「どうだったの?」
チャック「・・・・・・ああ、ティッカーの奴ら、勝手に去ったよ。」
スコット「それだけではない。バンジョーがこの村に近づきつつある。」
「ええ!?バンジョー!?」 「怖~い。」 「どんな奴なんだ!?」
チャック「おい!スコット。」
スコット「わかってる!だが、言わせてくれ・・・・・・・。
バンジョーと名乗る熊の少年は赤い鳥とともに我々と戦った。
奴らは強かった。果たして、我々の力で・・・・・・・。」
ニラ「どうしたねん!なんかスコットはん、今日はえろう弱気でんがな。」
スコット「・・・・・・うむ。すまない。取り乱したな・・・・・・。」
「マンボ・ジャンボの力を借りたらどうだい?」
右腕に包帯を巻いたグラブリンの少年、エルマーがチャックに話しかける。
チャック「お前は、エルマーか。」
エルマー「マンボ・ジャンボにかかれば、あんな熊なんか一発で・・・・・。」
チャック「待てよ。マンボ・ジャンボはそう安々と俺達の願いを聞いてくれるほど、
甘くねぇ。それに、今、奴はどこかで眠っているかも知れないし・・・・。
(そして・・・・・あいつらも・・・・・・・!)」
グランチルダのアジト
グランチルダはコンピュータールームにいた。チューティはカプセルに閉じ込められたままだ。
グランチルダ「どうだい?クランゴ。」
クランゴはレーダーで何かを見た。
クランゴ「ハイ。例ノ奴ラ、今、マンボ・マウンテンニイマス。」
グランチルダ「そうかい?では、こちらにあの精鋭部隊を・・・・・・!」
クランゴ「スデニ、コンガノブタイ、ソチラニ基地、建設完了・・・・。」
グランチルダ「ああ、コンガかい?奴の溶解オレンジに期待したいよ。
あっはははははははははははは!!!!」
クランゴ「クランゴヨリコンガヘ。クランゴヨリコンガヘ。」
クランゴは通信機を使った。
そして、ある静かに風の音がする狩れた森の近くに不気味な屋敷があった。
それはまるで、骸骨の形をした家だ・・・・・・・。
その骸骨の屋敷から不気味な声がした。
謎の声「・・・インガ・・・・・ボンガ・・・・インガ・・・ボンガ・・・・・・・・・・。」
つづく
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