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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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そう。サソリンガはクリスタルのエネルギーを吸っているのだ。

怪獣は触覚でクリスタルの生命を全て吸い尽くしている。

サソリンガ「キチャアアァァァイイィィィヨン」

ウルトラマンクリスタル「うぅ・・・・っ!あ・・・・。」

クリスタルは次第に弱まって、膝が地面につく。

イチゴ「いけない!!クリスタルは生命を吸われているんだ!!」

シュドー「このままじゃ、死んじまうぞ!!!」

テブリッシュ「何とか援護できないのか・・・っ!?」

3人はクリスタルのピンチに戸惑っている。そして、浩二も・・・。

浩二「駄目だ・・・!このまま行くと、クリスタルがミイラになっちまう!!

DGCの攻撃も効かないし!一体、どうすれば良いんだ・・・!?

僕には・・・・何もできないのか・・・・・っ!??」

浩二は己の無力さを知り、悔やんでいた。

浩二(・・・・シルバー仮面がいてくれたら・・・・っ!!

そして、僕もシルバー仮面のように強くなれたら!!)

その時、謎の声が浩二も耳に届いた。彼の背後に白き光が。

謎の声「少年よ!!」 浩二「っ!!!」

浩二は後ろを向く。そこに、光に包まれた影の男がいた。

頭に甲冑を被っている。この男はもしや・・・。

浩二「シ、シルバー仮面!!!!!!」

浩二はそう言って、驚く。そう。光に包まれている男こそが、

シルバー仮面であったのだ。浩二は再びシルバー仮面と出会えたのだ。

シルバー仮面「また会ったな・・・・。少年よ。」

浩二「シルバー仮面・・・!来てくれたのですね・・・・!」

浩二はシルバー仮面が来てくれた事に嬉しくて、笑顔になる。

シルバー仮面「そこで、君にシルバーの力を与えようと思う。」

浩二「え・・・!?どう言う事ですか・・・・!!?」

浩二はシルバー仮面の発言に疑問を感じる。

シルバー仮面「私は今、君の心を知った。

君の夢は、私になりたいそうだね?」

浩二「・・・・は、はい。そうですけど・・・・・。」

シルバー仮面「だから、私は君をシルバー仮面にしようと思う。」

浩二「え!?ぼ、僕があなたになるって事ですか!?」

シルバー仮面「そう。それが、君の夢だろう・・・?」

浩二「で、ですが・・・・・。」 浩二は戸惑っていた。

この3次元で自分が本当にシルバー仮面になって良いのだろうかと。

シルバー仮面「拒む事はない。夢は叶えるべきであろう?さぁ!

早く私の力を手にして、ウルトラマンを助けてくれ!!」

浩二「ウルトラマン・・・?あっ!!」

そして、浩二はクリスタルが怪獣に力を吸収されているところを見て、驚いた。

シルバー仮面「・・・・誰かのために命をかける。それが、ヒーローの宿命。

そして、この地球を守るためにあるんじゃないのかね・・・・?」

浩二「誰かのために・・・・。わかりました!!その力を僕に!!!!」

浩二はシルバー仮面に手を差し伸べる。

そして、シルバー仮面も手を伸ばし、

互いの手が重なり、そこから眩い光が。その光が大きくなっていく。

ウルトラマンクリスタル「っ!!?」 サキュバイア「な、何!?」

クリスタルもサソリンガもサキュバイアも、その光に注目する。

浩二の声「シルバアアアァァァァァァ!!!!!!」

その光から浩二の声が響き、その光が消えると、銀色の巨人が現れる。

その巨人は頭に甲冑を被っていて、口元が露出していた。

衣装は色が鼠色と白だけのシンプルな感じであった。そう。

この仮面の巨人こそが、シルバー仮面の姿なのだ。

ウルトラマンクリスタル「シ、シルバー仮面!!!!!」

サキュバイア「シルバー仮面!?な、何故、奴がこの世界に・・・っ!!」

シルバー仮面の出現に誰もが驚いていた。

シルバー仮面「・・・・・・!」 シルバー仮面はジャンプした。

そして、クリスタルの身体を刺している、

サソリンガの触覚をチョップで切り裂く。

サソリンガ「キチャアアアァァァイイイィィィィヨン」

怪獣は触覚を切られて、さがった。敵の攻撃から解放されたクリスタルは、

エネルギーが少ないためか、疲れて膝を地面につく。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・・・っ!」

シルバー仮面「まだ・・・戦えるかぃ?」

ウルトラマンクリスタル「っ!あ・・・あなたは・・・・!?」

クリスタルはシルバー仮面の声を聞いて、何かに気づく。

イチゴ「シルバー仮面が・・・・本当にいたなんて・・・・っ!!」

男「君の友人が、私の力を与えたからさ・・・・。」

イチゴたちの隣に、初老の男が来て、そう言う。3人はその男を見て驚く。

シュドー「わわっ!だ、誰だ!?あんた・・・。」

イチゴ「・・・・あっ!!あなたは、

春日光二(かすが・こうじ)さんですか!!?」

テブリッシュ「春日光二!?もしや、シルバー仮面に変身する者か!!?」

そう。この男こそが、

シルバー仮面に変身せり男、春日光二であったのだ。

シルバー仮面「・・・・!・・・・・・!!」

シルバー仮面は先攻でサソリンガにパンチ、そしてキックを打つ。

光二「あのシルバー仮面はイチゴ君。君の親友の浩二君さ。」

イチゴ「ええぇぇっ!?じゃあ、今いるシルバー仮面が浩二君!!?」

そう。今、怪獣と戦っているシルバー仮面こそが、

イチゴの友人たる浩二であったのだ。

彼は念願でシルバー仮面になれたのである。

シルバー仮面「・・・・・・!?」 シルバー仮面は怪獣の打撃を受けて、さがる。

サソリンガ「キチャアアァァァァイィィィヨン」

サソリンガはさらにハサミを突き出して、シルバー仮面を攻撃する。

シルバー仮面「・・・・・!!・・・・!!・・・・・!!!」

シルバー仮面はさがるが、ミドルキックで反撃する。

サソリンガ「キチャアアァァイイイィィィヨン」

攻撃を受けた怪獣はハサミでシルバー仮面に打撃する。

シルバー仮面「・・・・!?・・・・・・!!」

シルバー仮面も負けずに、サソリンガの顔を殴る。凄まじい格闘戦だ。

サソリンガは怒って、口からの火炎でシルバー仮面を襲う。

シルバー仮面「・・・・・!・・・・・・!!!」

敵の強烈な火炎を浴びて倒れてしまうシルバー仮面。

そこに迫る怪獣だが。

ウルトラマンクリスタル「はあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

クリスタルはジャンプキックでサソリンガの顔にヒット。敵は倒れた。

ウルトラマンクリスタル「大丈夫ですか!?浩二さん!!!」

シルバー仮面「ああ・・・っ!平気平気!!」

このシルバー仮面の声は浩二そのもの。

やはり、変身しているのは浩二だったのだ。

シルバー仮面「行くぞ!!クリスタル!!」

ウルトラマンクリスタル「はいっ!!」

そして、二人の巨人がサソリンガにWパンチを繰り出す。

ウルトラマンクリスタル「ショワッ!!」 シルバー仮面「・・・・!」

その合体打撃を受けたサソリンガは痛みでさがるが、

負けずに反撃に出る。

サソリンガ「キチャアアアアァァァァァイイイィィィィィヨン」

怪獣は両腕のハサミで、それぞれ、クリスタルやシルバー仮面の首を挟む。

ウルトラマンクリスタル「うわ!?」 シルバー仮面「・・・・・!?」

サキュバイア「二人とも、首を切られてしまいなさい!!!」

ウルトラマンクリスタル「とう!!」 シルバー仮面「・・・・・・!!」

だが、

二人の戦士はダブルキックでサソリンガにダメージを与え、ひるませた。

それにより、二人は怪獣のハサミから離れる事ができた。

サソリンガ「キチャアアアァァァイイィィヨン」

シルバー仮面「・・・・・!・・・・・!」 シルバー仮面は敵の頭にチョップ。

さらにハイキック、素早いパンチなどでサソリンガを苦しめた。

サソリンガ「キチャアアァァイイイィィィィヨン」

シルバー仮面「・・・・・・!!・・・・・・!!!!」

そして、サソリンガの両足を掴んだシルバー仮面は、その怪獣を、

思い切り投げ飛ばした。サソリンガは地面に落ちて、叩きつけられた。

サソリンガ「キチャアアアァァァイイィィヨン」

怪獣はもはや瀕死寸前である。そして、走って迫るシルバー仮面。

だが、サソリンガは最後の力を振り絞って、口から火炎を吐く。

シルバー仮面「・・・・・!!」 シルバー仮面はその火炎からさがる。

イチゴ「浩二君!!頑張って!!!」

イチゴがシルバー仮面を親友に浩二として応援する。

その声援を受けたシルバー仮面はジャンプして、怪獣に迫る。

シルバー仮面「・・・・・・・・・・!!!!!」

シルバー仮面は凄まじいジャンプキックでサソリンガを蹴り飛ばした。

この技はシルバーキック。命がけで最強のキック技なのだ。

サソリンガは蹴られた部分が爆発し、吹き飛んだ。そして、

遠いところに落ちたところで爆発した。サキュバイアはこれに驚く。

サキュバイア「ひっ!?そ・・・そんな!!あの冥界怪獣が・・・っ!!

わ・・・・我等のボスに報告せねばっ!!!」

サキュバイアは夜空を飛んで逃げる。だが、クリスタルはそれを見ていた。

ウルトラマンクリスタル「逃がさん!!クリスタルレーザー!!!!」

クリスタルはクリスタルレーザーでサキュバイアを攻撃した。

使途は光となって、消滅した。サキュバイアも死んだのだ。

イチゴたちはこれを見て、喜ぶ。

シュドー「よっしゃああぁぁぁぁ!!!」 テブリッシュ「勝ったぞ!!」

イチゴ「やった!!やったな!!浩二君!!!」

ウルトラマンクリスタル「ありがとう。シルバー仮面。」

シルバー仮面「うん。こちらも・・・・。」

シルバー仮面とクリスタルは熱い握手を交わし、クリスタルは彼から離れる。

ウルトラマンクリスタル「・・・・ショア!!」 クリスタルは夜空へ飛び去る。

シルバー仮面「・・・・・イチゴ。見てくれたかぃ?」

イチゴ「うん・・・!君は、本当にシルバー仮面になれたんだな・・・っ!」

シルバー仮面「うん。ありがとう。光二さん。僕の夢を叶えてくれて。」

光二「ああ・・・。では、君を元の人間に戻そう・・・。」

光二はシルバー仮面に手を向け、その手の平が光る。

すると、シルバー仮面から光が発して、その光が光二の手に吸収される。

そして、シルバー仮面は小さくなり、浩二の姿へと戻っていった。

浩二「おお・・・・!」 浩二は元に戻った事に驚く。

光二「どうだぃ?夢のヒーローになった気分は?」

浩二「ええ!最高でした!!こんな嬉しい事は滅多にないでしょう。」

シルバー仮面になれて嬉しさに満ちた浩二ははっきりとそう語った。

光二「うん。それは良かった。」 そこに、コリスも歩いて来た。

イチゴ「ありがとうございます。友人の夢を現実にしてくれて・・・。」

光二「ああ。それでは、私は旅に出るよ。

他の国でも宇宙人が暗躍しているからな。」

そして、光二は歩いていった。さらなる戦いを求めて・・・。

浩二「ありがとう!!春日光二!!シルバー仮面!!!」

イチゴ「また、お会いしましょう!!!」 一同は笑顔で手を振った。

コリス(ありがとう・・・・。シルバー仮面。浩二さんの夢を叶えてくれて。

これからは、僕がこの地球の人の夢を叶え続けます。それまで、

一緒に戦い、この星を悪の手から守りましょう・・・・。)

こうして、シルバー仮面は去りました。己を愛した者の夢を叶えて・・・。

人は誰もが自身が愛したヒーローになりたい夢を持っているかも知れません。

あなたも憧れていたヒーローになりたいですか?そして、

そのヒーロー本人に会いたいですか?

次回につづく

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