今回はあのウルトラセブンが敵として登場します。
新ヒロイン・星涼子が大活躍？です。
そして、ヤケに文がとても長すぎです。
ウルトラマン８０
第４４話・激ファイト！８０ＶＳウルトラセブン
悪の人形超人・妄想ウルトラセブン登場
サッカーの練習をしている子供たち。
名はモンキーズ。この中に翼君はいません(
ですが、ある赤き戦士の人形を持っている少年ならいました。
その少年の名は直人。それを見守り、応援する女性が直人の姉です。
ですが、この時・・・最も狂気な事件が起きました。そう。
大勢のバイクに乗る男たちの暴走族・サターン党が現れたのです。
何故か、彼らはサッカーをしている少年たちに襲い掛かります。
そして、一人の男が直人の姉を、
かわいこちゃんとか言って撥ねてしまいます。
リョナラーか？そして、それを見た直人は怒り爆発し、サッカーを蹴り、
サターン党の男に攻撃します。サッカーボールで攻撃するとは、
サッカープレイヤーらしいキャラである。これにキレたサターン党の、
リーダーは直人に迫ります。バイクで子供を追う展開は、まさに、
史上最低のいじめと言って良いでしょう。鬼畜です。犯罪です。
立派な犯罪です。そして、ついに直人はバイクに轢かれちまいます。
轢かれたので、凄い激痛で倒れていきます。そして、そんな直人に、
リーダーが止めを刺そうと襲い掛かります。
もう一度轢かれたら、マジで死んじまう。
そんな時、別のバイクに乗って直人を救った男が来ました。その名は、
我等がヒーロー・矢的猛先生。
矢的先生は子供を撥ねたサターン党に怒りを感じます。
サターン党はＵＧＭに捕まるワケにはいかずに、素早く引き上げます。
もし、矢的が来てくれなかったら、暴走族は子供を殺してしまったでしょう。
このサターン党は子供の夢を壊さんとする、
恐るべしいじめっ子軍団ですかな。
いえ、轢き殺すんだから、殺人集団と言って良いでしょう。
瀕死の重傷を負った直人は病院に運ばれて、矢的と姉が彼を見守るだけ。
その時、矢的は直人の側にある赤き戦士の人形に目をつけます。
矢的(セブン・・・。ウルトラセブンだ！)
そう。この赤き戦士こそ、８０の先輩である最強のウルトラマン。
ウルトラセブンなのです。
セブンは数々の侵略宇宙人から地球の平和を守りました。
例えば、ピット星人に育てられ、地球で暴れる放電竜・エレキング。
鳴き声がタッコングらしいです。続いて、シャドー星人が操る、
首になっても生きられる怪獣ガブラ。声がタロウ版ベロクロン？に変更されてます。
そして、遠隔操作宇宙人のヴイラ星人。声がキングザウルス３世に(´・ω・｀)
原作の怪獣が、オリジナルの声を流用されずに、
違う怪獣の声を使ったシーンは、
昭和の特撮らしい展開で個人的に面白いかと(
「デュワ！」と叫ぶセブンも一切、声を出してません。話に戻って、
直人は元々母が死に、
父が海外に旅立ったため、暗く引っ込み思案でした。
いわば、駄目人間(ぇ) そんな彼の雄一の支えがウルトラセブンの人形です。
ある日、友人からサッカーチームへの入部の誘いを断ったため、
姉からそんなに弱くてはセブンに嫌われると言われ、
セブンの人形とにらめっこし、
後にセブンに笑顔を与えられたかモンキーズに入部。それ以来、
明るく活発な少年へと成長しました。そう。直人にも姉にも罪はないのです。
姉は、それなのに何故、罪のない自分たちがこんな目に、
合わせなきゃいけないのか。この事をどう、父に報告すれば良いのかと。
絶望と苦悩に泣きじゃくります。確かに、彼らに罪はない。罪なき者には、
罰などいらないハズ。だが、サターン党がその邪悪な罰を与えたのです。
後に起こる最も恐ろしい罪を与えたのです。
矢的はそんな悪魔な暴走族を憎しみを抱きます。
ＵＧＭ基地に戻った矢的は、
オオヤマキャップにサターン党が引き起こした事件は、
徹底的に捜査すべきだと言いますが、
オオヤマキャップはそれは警察に任せると、
言います。確かに、暴走族の相手は警察で十分ですがなァ・・・。
オオヤマキャップは大分疲れている矢的に、
特別休暇を与え、その休暇を利用して、
矢的はサターン党を追う事に。その時、彼の脳裏に女性の声が。
女性の声『猛・・・・。』
矢的『っ！？ユリアン・・・！君はまたテレパシーを使う・・・。
もし、宇宙人である事がわかったらどうするんだ！？』
そう。声の正体はユリアン。新ヒロイン・ユリアンこと星涼子です。
涼子は、ガルタン大王に殺され、殉職した城野隊員に代わり、
新しくＵＧＭの隊員となりました。彼女の意思を次ぎ、矢的を守るために・・・。
ですが、涼子は地球人としては未熟なため、ついつい宇宙人として、
テレパシーを送っちゃいます。同じ宇宙人である矢的に対してですが・・・。
涼子は矢的を心配しますが、矢的はそんな彼女に説得します。
矢的『大丈夫だ。僕は地球を、第二の故郷だと思ってる・・・。
地球人以上の能力は、地球人として暮らしていくためには不必要なんだ。
ユリアン。
もし君が本気で地球に住む気なら、地球人と同じ暮らしをすることだ。
地球人と一緒に走り、笑い、泣く。それで初めてわかりあえるんだ・・・。』
涼子はそれを知り、努力してみると言います。
それを聞いた矢的はパトロールへ。
一方、直人を襲ったサターン党のリーダーが家に帰った途端、そこに、
ある少年がサッカーボールをぶつけます。リーダーの弟らしいです。
弟はモンキーズの練習場を荒らしたリーダーに酷く怒ります。どうやら、
弟は直人の好敵手らしく、
そんな彼を痛めつけたリーダーを許せなかったそうです。
ですが、リーダーは結果的に弟のためにやったと主張します。そう。
サターン党は弟に勝たせるために、モンキーズの戦力を減らそうと、
あんな汚いやり方をしたのですね。
でも、それは卑怯と言います。弟はそれを拒みます。
弟「兄ちゃんのお陰で、僕がどんな想いしてるのか知ってるのか！？？
暴走族の弟だって・・・・！！！」
恐らく、この弟は暴走族の弟だと知られて、
虐めらているのでしょう。可哀想に。
マイナスな部分に取り付かれただけで嫌われる子供たちは決まって、
存在だけで悪と見なされるでしょう。それも、世の中の悪の部分です。
ガソリンスタンドであるバイク乗りからサターン党の情報を聞いた矢的。彼らは、
ピーマン野郎で中身のない奴ららしいです。そして、サターン党は矢的が、
自身たちを付き纏っている事に気づき、一気に矢的に襲い掛かります。
そんな彼らの妨害を、矢的はバイクアクションによるジャ～ンプで、
転倒しちまいます。
さらにサターン党はバイクによる体当たりで矢的を痛めつけます。
これだけ轢かれても大ダメージ程度で死なないとは、流石はウルトラマン。
そこで、スカウターで駆けつけた涼子たちに助けられます。矢的は無事でした。
ですが、直人の容態が悪化しているとの報告が。病室では確かに、
直人が苦しんでいます。
そんな彼の意識世界では、サターン党が襲われている、
直人の姿が。彼の心をサターン党への怒りと恐怖に満ちているのです。
そして、直人はセブンの人形を持ち出し、こう叫びます。
直人「ウルトラセブン！！僕を守って！！！！」
そして、直人の身体に青きオーラが包み、それが巨大化して、
本物のウルトラセブンに変身しました。流石は夢の力(違
暴走族を倒そうとするセブンですが、このセブンは声がおかしい。
ですが、これは直人の妄想。暴走族への恨みの暴走です。
直人(ウルトラセブン！！聞いて！！お願い！！僕ノ命ヲアゲルヨ！！！
ダカラ悪イ暴走族ヲヤッツケテ！！！！！！)
そして、直人の恨みの込めた一粒の涙がセブンの人形に滴り落ちます。
その時、『ウルトラセブンの歌』をＢＧＭに、セブンの人形に意識が宿り、
起き上がっては、夜の街へと飛び出します。そして、巨大化して、
本物そっくりの妄想ウルトラセブンへと変貌しました。ですが、
このセブンから凄まじい悪意を感じます。何か地獄が見えそうだ。
そして、そんな夜の町にサターン党のリーダーが弟のためにやったのに、
そんな弟が怒った事にイライラし、
暴走を始めます。暴走族らしい展開です。
リーダー「俺たちは怪獣だ！！人間の体を持った怪獣なんだっ！！！
逆らう奴は容赦しねーぜ！！！！」
確かに、人は暴走すると、怪獣のごとくですよねｗ(
・・・そう言えば、１話で矢的先生が言ってた事・・・。このまま育てば、
怪獣になってしまうような子供がいると。その子供がサターン党だったのですね。
恐らく、サターン党にも何かの原因でマイナスエネルギーに満ちて、
こんな奴らになったでしょう。そんな彼らの前に妄想ウルトラセブンが。
そして、妄想セブンはゾンビのような呻き声をあげて、
サターン党に襲い掛かります。
そして、一人の男がセブンに捕まり、
投げ飛ばされます。地面に叩きつけられて、
瀕死になる男。ざまァｗ妄想セブンはひたすらサターン党を追います。
リーダー「くそォ・・・っ！住宅の密集地帯や路地を走るんだっ！！
ビルや民家を壊せば、
ウルトラセブンは犯罪者だ！！ＵＧＭが始末してくれるぜ！！！」
何と。サターン党の阿呆共が、
妄想セブンを夜の都会へ誘導します。何て卑怯なんだ。
そして、妄想セブンは不気味に追いながら、多くの車を踏み潰し、
障害であるビルをも破壊していきます。サターン党への復讐だけが、
妄想セブンを動かしているのです。
もはや、セブンは復讐の悪鬼となったのです。
まるで、直人の悪の怒りが乗り移ったかのように・・・。そして、
その警報を受けたＵＧＭは出撃。
矢的はウルトラセブンが悪い事をするハズが、
ないと言います。そう。セブンは僕らを守ってくれるヒーローなのです。
そして、セブンが暴れる理由を探るために矢的と涼子がシルバーガル、
フジモリ隊員がスカイハイヤー、イケダ隊員がエースフライヤーで出動。
エースフライヤーはイトウチーフの専用機でありますが、
特別に貸してくれたでしょうか？妄想セブンがサターン党を殺すために、
街を破壊しまくるところを見たイケダ隊員が、
驚きます。ですが、涼子はそのセブンはセブンではないと叫びます。
そこで、涼子がウルトラマンとしての力で、妄想セブンの脳波を探る事に。
その間にも、妄想セブンはサターン党以外はどうでも良いかのように、
次々と障害なビルや車を破壊しています。さっきの警報によれば、
住人を踏み潰していると聞きますが、
まさか、人をも多く殺しているのでは！？
そして、妄想セブンはシルバーガルを掴み、投げ飛ばします。脱出した二人。
涼子は妄想セブンは、ウルトラ星人ではなく、
実体のない怒りのオーラと言います。
そう。この妄想ウルトラセブンは、
直人のサターン党に対する怒り。すなわち、
マイナスエネルギーの塊。直人のマイナスエネルギーにより、
セブンの人形が巨大化して、怪獣のように動いているのです。
そう。暴れているのはセブンではなく、直人なのです。直人は、
サターン党を殺すためなら平和な街をも破壊するつもりです。これ程、
歪んだ怒りを込み上げているのです。
それにしても、ウルトラ星人とか、昭和では、
ウルトラマンに対する呼び名は自由らしいですね＾＾
今のセブンのようなヒーロー直人はではなく、
怪獣のような悪党である。そんな直人を悪にしたのは、サターン党です。
サターンと書いて悪魔。サターン党は罪のない少年を悪人に変えたのです。
ここに、悪ＶＳ悪の最も愚かで暴力的な追いかけっこが展開されています。
流石のサターン党も妄想セブンの怖さに、弱気になって謝ります。
矢的は８０に変身して、妄想セブンと戦います。ここに、
ウルトラマンＶＳウルトラマンの大喧嘩が始まります。両者共、
ウルトラマンならでは激しいアクション。ですが、妄想セブンは、
民家を凶器にして、８０を叩きます。何と言うバイオレンス。
妄想セブンに掴まれた８０が宙返りで逃れますが、
また敵に捕まって投げられます。
迫る妄想セブンの前に、二機のＵＧＭメカが素早く横に遮って援護します。
８０はジャンプキックで攻撃。
怒った妄想セブンは工事現場にあった重機を、
次々と蹴り飛ばして、８０に攻撃します。その時、８０は気づきます。
この妄想セブンのキックフォームが直人と同じであると。そう。
８０は妄想セブン＝直人の生霊である事を知り、
涼子に直人のところへ行かせ、セブンの人形があるかどうか調べさせて、
その結果を知るまで夜空へ非難する。
妄想セブンは邪魔糞な８０がいなくなったため、サターン党を殺そうと、
張り切って街を破壊し、
人々を踏み殺してまくって、悪の限りを尽くします。もはや、
正義の味方でなくなったセブンは・・・・いえ、
暴走する悪となった直人を止められる者はいない・・・ワケがありません(
イケダ隊員が妄想セブンに暴れるのをやめるように弱弱しく説得します。
直人の眠る病室に来た涼子。
ですが、そこにセブンの人形が確かにありません。
そして、直人は魘されながら、こう呟きます。
直人「８０・・・なぜ邪魔をするんだ・・・・・！！？僕は僕のセブンと、
一緒に悪い奴らをやっつけているのに・・・！！！
８０は正義の味方じゃないか・・・・・・・。」
セブンも８０も確かに正義の味方です。ですが、今のセブンはどうでしょう？
まるで、一人の心の荒みし子供に操られて、
悪事に働いているではありませんか。
セブンは一人だけの味方ではない。人類全ての味方なのです。
涼子から妄想セブンは直人の生霊が宿った人形であると聞いた８０は、
再び妄想セブンとバトルします。
そこに、切なくも悲しいＢＧＭ・怪獣レクイエム。
両者共、ヒーローらしき構えを取り、
妄想セブンがエメリウム光線を発射します。セブンですので、
それならではの技も使えます。直人のマイナスエネルギーが、
セブンの人形に、セブンそのものの能力を植え付けたのです。だったら、
早くそれを使って暴走族を殺せば、被害は少なくて済むんじゃない？
８０はこれを避け、ウルトラダブルアローで応戦するが、妄想セブンが、
ジャンプで宙返りして、これを避けます。流石は超人らしいアクション。
そして、
怒りと悪意に支配されし妄想セブン(直人)に８０は切なく語りかけます。
８０「直人くん・・・！君は、君以外の、ウルトラセブンを慕う少年たちの心を、
傷つけるつもりか！？ウルトラセブンは、
平和の守り神ではないのか・・・・っ！！？」
８０はカラータイマーから青いリングと白き波状光線、
タイマーショットを発射。これを浴びた妄想セブン。そして、
病室で断末魔をあげる直人。だが、このタイマーショットは違う。
そう。このタイマーショットには癒しのプラスエネルギーが含まれています。
妄想セブンから全てのマイナスエネルギーが抹消し、倒れました。
さらに、妄想セブンに恐れを成したサターン党の皆さんも、
イトウチーフたちに泣きついて、暴走族をやめると言い、改心します。
そして、直人はマイナスエネルギーが消え、
微笑みました。サターン党と言う、
暴走族が解散と言う自爆で消えたからです。８０は妄想セブン・・・いえ、
巨大化したセブンの人形を夜空へ運びました。
これで、事件は解決しました。
人間のマイナスエネルギーが引き起こした事件が終わったのです。
その後、すっかり回復した直人がキャプテンを務めるモンキーズと、
リーダーの弟率いるジャッキーズのサッカー決勝戦が開始されます。
二人はあの事件を水に流して、互いに正々堂々と戦います。
直人がこうして怪我が治ったのは、気力のおかげらしいです。
涼子はウルトラマンみたいだと言います。確かに、それに近いです。
直人の姉曰く、直人は夢の中でセブンと一緒に暴走族をやっつけたとの事。
矢的は直人のテレパシーが、
セブンの人形を魂あるもののように動かしたと心で呟く。
そう。直人は確かに、暴走族を倒したのだ。夢でも、多分、現実でも・・・。
涼子は矢的と直人の姉が仲良いのを羨ましく、
テレパシーで矢的を呼びます。
直人が見事にシュートして、姉が矢的に抱きます。
ギャグっぽいＢＧＭで物語は終わり。
直人がいち早く怪我が治ったのも、もしかしたら、セブンが夢の中で、
直人を救ってくれたおかげかも知れませんね。でも、その前に、
妄想セブンとなって街を壊し人を殺めてしまったのも現実。
これから、直人にはその大きな罪を償わなければならないでしょう。
もし、８０の助けがなく、
このまま死んでしまったら、地獄に落ちたのかも知れません。
被害にあった子供たちがセブンを憎むようになったのかも知れませんが、
そのセブンが、
実は暴走族に襲われた少年の怒りの心が実体化した偽者だと、
証明したら、きっともう一度、本物のセブンを愛してくれるでしょう。
マイナスエネルギーは多くの人に災いと不幸を与える、恐ろしい魔です。
そう言えば、ガルタン星人の回の後で流れた次回予告で、
「城野エミ隊員の死を弔うまもなく、容赦なく襲ってくる怪獣軍団！」と、
言ってましたが、妄想セブンもその一匹で良いでしょうか？(・ω・)
・・・軍団って言っても、今回の妄想セブンを除いて、
あと８匹となりましたがねｗｗｗｗ(
次回はバルタン星人がもう一人、登場します。
[2回]
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