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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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チャズ「何っ!?・・・・だが、それも良い。」

焦るグラントリングに対し、チャズは動揺するどころか、

静かな笑みを浮かべる。一体、何を企んでいるのだろう。

グラントリング『え!?何がですか!!?』

チャズ「あのクランカーの中には恐るべしトラップと、

強力なミューティーアニマルがわんさかいる。それに、

それらをうまく活用してもしなくても、奴らが潰し合ってくれるさ。」

グラントリング『おお・・・!流石はチャズ男爵。

何とも、知恵の働きが良い・・・・。と言いたいのですが、

もう一つ、大変な事が起こっています・・・・っ!!』

チャズ「大変な事ぉ?」

グラントリング『ははっ。何者かがあなたの部屋に接近している模様です。

それも、数名にございます・・・・っ!』

チャズ「どうせ、ブレンティの連中だろう?こんな事もあろうかと、

数匹もののミューティーアニマルやヒューマンを配置しているけど?」

グラントリング『だと・・・良いのですが・・・・・・。』

チャズ「ふふふふ・・・・!いつでも来いよ。ブレンティよ。

俺のペットたちの餌になって死にになァ。」

チャズはブレンティの敗北を想像しているか邪悪な笑みを浮かべた。


その頃、クランカーのどうくつにある別の通路を、謎の二人が歩いていた。

その二人は、シャークックアイランドでも活躍しているローブの二人であった。

ローブの少女「思った程じゃなかったわね。ミューティーズの奴ら。」

ローブの少年「だが、どの兵士よりも戦力が上なのは、わかっているハズだ。」

二人の後ろには、多くのミューティーヒューマンの死骸があった。

さらに、ミューティーアニマルの死骸もいくつかあった。

あれ程恐ろしいアニマルを倒せる、

ローブの二人。こいつらは一体何者なのだ。

ローブの少年「ブレンティ隊長のロドシー部隊長の通信によれば、

ブレンティの戦力が分散されて、

混乱に陥りやすい状況になっているらしい。」

ローブの少女「そ・こ・で!私たちが助けに来たってワケね♪」

ローブの少女が明るくそう言う。ローブの少年が冷静にこう言う。

ローブの少年「とりあえず、

敵部隊のリーダーであるチャズ男爵のアジトは、

この先にあるハズだ。急がねばならんな・・・・・!」


グラントリング『・・・・一つ、残念な事を忘れてしまいました。』

チャズ「ん?何だ?部隊の全滅か?安心しておけ。

ミューティーズなら、いつでも造れる。素体と開発室さえあればな・・・!」

グラントリング『その・・・いつでも造れる開発室が、

先ほど、爆破されたとの報告が入りました・・・・!!』

チャズ「な、何!!?」 チャズはそれを聞いて驚く。

グラントリング『爆破したのは、恐らくブレンティかと・・・。』

チャズ「ち・・・っ!あいつら。やりやがったな・・・!!」

チャズはミューティーズの開発室が爆発されたと聞いて、怒りを露にする。


その開発室では、爆発によって既に、全てが焼かれていた。

カプセルが壊れ、

多くのミューティーズの死骸があった。そこに入ってみる3人。

プルレス「うっ!?」 ミクス「く・・・臭いよォ・・・;」

3人は謎の悪臭に鼻を摘む。ユミは冷静にこの状況を説明する。

ユミ「あれだけ改造されている人間たちの死骸ですもの。

それと、爆発された跡の匂いは決まって、コゲ臭い。そして、

異形な人の死骸の匂いもまた臭い。

こんな恐ろしい悪臭は当たり前よね。」

ミクス「は、早くここから出ましょうよ・・・;」

ユミ「そうね・・・。じゃあ、次はどうしようか・・・・。」

プルレス「バンジョーさんたちも心配ですし・・・・。」

プルレスとミクスはバンジョーとカズーイの心配をする。

ユミ「・・・・よし!まずはバンジョーたちを探すとしよう!!

フラエやガムロさんたちなら、敵部隊の殲滅を任せられるし。」

プルレス「・・・・そうしましょう!」 ミクス「あはっ。」

ユミの発言に、プルレスとユミは笑顔になる。そして、

3人はバンジョーたちを探すために、開発室から出て、廊下を走った。


そのバンジョーとカズーイはクランカーの体内の廊下で、

近くにあった自販機でジュースを買って、

飲んでいた。いわば、休憩である。

バンジョー「ゴクゴク・・・・。ぷはぁ!

ハチミツサイダーはやっぱり美味しいや。」

バンジョーはハチミツジュースを飲み、カズーイはコーラを飲んでいた。

カズーイ「ふぅ・・・。力が戻ってくる気分だわ。」

ちなみに、バンジョーとカズーイは既に一人のグラントリングを倒し、

その敵からお金を奪って、それでジュースを買ったのだ。

そして、バンジョーとカズーイはそのジュースを飲み終えて、ゴミ箱に入れた。

バンジョー「・・・・もう良いよ。君たち。」

バンジョーがそう言うと、二人の前に数人の兵士がいた。

グラントリング3人、スピニット1匹、ミューティーヒューマン3人である。

スピニット「暢気にジュースなんぞ飲みやがって・・・・!!」

グランティの兵士はバンジョーとカズーイがジュースを飲んでる事に、

イライラしていた。ちなみに、前から来ていて、待たされていたのだ。

カズーイ「ごめんね。だって、邪魔されると、つい殺しちゃうから♪」

スピニット「ほおぉぉう!言ってくれるじゃないか。だが、

殺されるのはお前らの方だぜ!!やっちまえええぇぇぇぇぇ!!!!」

グラントリング「おらあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ミューティーヒューマン「ギエアアアアァァァァァァァァ!!!!」

敵部隊が一斉にバンジョーとカズーイに迫る。

つづく

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