コリスたちのところで、何故か怯えながら走ってる人たちがいた。
サキ「あの騒ぎは一体なんだろ?」
コリス「さあ・・・・・?」
シャド「・・・・・・・・・・・・。」
その時、サキにポケットからピピピピッと通信音が発した。
サキはポケットから通信機を取り出す。
サキ「こちら、サキ!」
テブリッシュ『大変だ!!街の西側に影が人を斬っている!!すぐに来てくれ!!!』
サキ「なんですって!?」
コリス「あの情報が本当だったのか!??」
シャド「本当よ。」
サキ&コリス「え・・・・・・・?」
二人はシャドの言葉に反応した。
コリス「シャドさん・・・・・・あなたは・・・・・一体・・・・・・・・。」
シャド「私はこの街から楽しさや幸せを取り除くために異世界から派遣された。」
サキ「異世界から・・・・・・?シャド・・・・・あなたは・・・・何者なの・・・・・?」
シャド「・・・・・聞いたら後悔しそうね・・・・。」
サキ「後悔なんてしない!私・・・・知ってるの・・・・・・・・。
あなたはどこか寂しい感じがした。私はそれがならなくて・・・・!
教えて・・・・・・理由を・・・・・・。できる事なら手伝ってあげるから!!」
コリス「そうだ・・・・・!そして、いつかはきっとあなたにも夢を・・・・!!」
シャド「・・・・・シャドギラー。それが本当の名前よ。そして、自ら影に生きることを望む・・・・・。」
コリス「影の中で生きたって生きている事にはならない!!
光りと一緒に生きるんだ!そして・・・・・・!!」
シャド「無理よ・・・・・。なぜなら私は・・・・・悪夢の世から来た・・・・・・、
悪夢を司る者の使いだから!」
サキ&コリス「!!!?」
サキとコリスはシャドに言葉に驚愕した。
シャド「ちなみに西に方で暴れてる影も私の一部だから。」
コリス「まさか・・・・・!?」
シャド「私は、自分の影を操る事ができるの。そして・・・・・!」
シャドは自分の影から剣を取り出した。
シャド「シャドウ・セイバー。これで、人を斬ると、その犠牲者の生きる希望は失い、
やがて何もできないダメ人間になるわ。」
サキ「どうして!?」
シャド「言ったはずよ!悪夢を司る者の使いだから・・・・・・!!」
シャドはそう言うと剣でサキを襲い掛かった。
サキ「はっ!」
シャド「あなたも・・・・・・!!」
しかし、シャドがサキを斬りかかる瞬間、コリスがシャドの腹にパンチを打ち込んだ。
コリス「やめろ!!」
シャド「ぐっ!!」
シャドは倒れた。しかし、すぐに立ち上がる。
シャド「もう無駄な抵抗はやめなさい。じきに私は真の姿に戻る・・・・・!!」
一方、モモたちは影と交戦していた。
影「グウウウウウウウウウウウウウウ」
シュドー「畜生!!キリがない!!」
モモ「なんど攻撃しても効き目がない!!しかし、コリスたちが来るまで時間を稼ぐのよ!!」
テブリッシュ「はい!!」
テブリッシュも銃で影を撃っていた。
モモ(それにしてもおかしい・・・・・・。何かいやな予感がする・・・・・。)
影「グアアアァァァァァァオオォォォォォォォォ」
影は突然、逃げていった。
シュドー「あ!待ちやがれ!!」
テブリッシュ「急いで追いかけねば!!隊長!!!」
モモ「よし!追跡を開始します!!!」
その影は速すぎた。そして、コリスたちのいる場所へ。
コリス「む・・?あれは??」
サキ「影が飛んでる!」
そして、影はシャドを包み込もうとした。
シャド「今こそ・・・・・・真の力が解き放たれる!!」
影は完全にシャドを包んだ。そして、その影は巨大化していき、
やがて全身が黒く、右手に剣を持ち、顔は目が隠れて、口が見えている。
怪巨人シャドギラーに変身した。
シャドギラー「グゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥグワアァァァァオオオオオオオ」
シャドギラーは剣を振り回し、大暴れを始めた。
コリス「くっ・・・・・・・!!」
コリスはサキから離れた。
サキ「これが・・・・くっ・・・・・・・!!」
サキは銃を構え、シャドギラーを撃った。
ビシュン ビシュン ドカン ドカン
シャドギラーはサキの銃に撃たれるが平気のようだ。
シャドギラー「グウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」
シャドギラーは目の前の建物を斬った。建物は粉々にふっ飛ぶ。
つづく
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