第９４話・暴け！！聖なる墓！！ パート３

ターシュー「しかし、その堀の周りは硫酸の砂だ。

しかも、堀は遠い・・・。」

アシナガ「よーし！こうなったら、俺を履け！！

俺を履いて、あの堀の近くまで・・・・！」

アシナガが元気良さそうに会話をする途中、

バンジョーたちの目線で、一瞬何かが見えた。

バンジョー「っ！！？」

クリグミ「え！？な、何なの！？今の？」

プルレス「わからない・・・。

もしかして、見えない何かかしら？」

レリッカー「・・・・あれは、じゅうたんだ！」

カズーイ「じゅうたん！？」

レリッカー「そうだ。この砂漠には、

普段見えないが、

たまに姿を現すじゅうたんが存在しているのだ。」

アシナガ「え・・・？え・・・？？」

バンジョー「じゃあ、今一瞬見えたのが、じゅうたん？」

レリッカー「ああ。私の予想があたれば、そうだ。」

ボトルズ「・・・では、ここで待てば、

またじゅうたんが現れる可能性が高いですか？」

レリッカー「うむ。だが、じゅうたんはすぐ消える。

消える前に、そのじゅうたんに乗れ！さすれば、

じゅうたんは消えず、乗った者の命に従おう。」

カズーイ「それじゃ、ここで待っときましょ。」

アシナガ「あのォ・・・。俺の見せ場は？」

ターシュー「ないね。」

アシナガ「っ！！？」

アシナガはショックを受けたそうだ。

ボトルズ「待ってる間に、クラッシャーかグランティが、

こちらに来なければ良いのですが・・・・。」

カルーゼルたちとオグフたちはまだ戦っていた。

カルーゼル「死ねおらあああぁぁぁぁぁ！！！！！」

カルーゼルはネギを振るい、複数のグラントリングを斬った。

グラントリング「ぐあああぁぁぁぁ！！？」

コンビル「ぬおりゃああぁぁぁぁ！！！」

コンビルは４つの手から光弾を連射した。

テルとミルはそれを避けながら、走る。

テルとミル「ストレンジナックル！！！！」

テルとミルはストレンジナックルで打撃する。

コンビル「ぐはああぁぁぁ！！？」

コンビルはひるむが、まだ倒れない。

エルピー「このォ！！」

エルピーは下半身の触手を二つ伸ばし、

それでテルとミルを打撃する。

テルとミル「くっ！！？」

ヒューノン「死にぇええぇぇぇぇ！！！！」

ヒューノンがテルとミルに突進しようとするが。

カルーゼル「らああぁぁ！！」

カルーゼルがネギでヒューノンを斬る。

ヒューノン「キピャアアァァァァン！！？」

コンビル「ぬっ！？どらああぁぁぁ！！！」

コンビルは口から紫色の火の弾を発射。

カルーゼル「うおっ！？」

カルーゼルは間一髪避けて、コンビルに斬りかかる。

カルーゼル「はああぁぁぁ！！」

コンビル「ふん！！」

コンビルは一つの手を光の玉に包み、

それでカルーゼルの攻撃を防ぐ。

カルーゼル「な・・・っ！？」

コンビル「かぁ！！！」

コンビルはカルーゼルの体にもう一つの手をつけ、

その手から光の玉のような閃光を発し、

カルーゼルを吹き飛ばす。

カルーゼル「くあああぁぁぁぁ！！？」

ミル「カルーゼル！！」

テル「貴様ああぁぁぁ！！！」

テルは光の拳で殴りかかるが、

コンビルは光の玉に包まれた手で防ぐ。

スコルピオ「クラッシャー共め・・・！

オグフ様。今少し、お下がりを・・・。」

オグフ「ぬぅ・・・！」

カルーゼル「っ！？オグフ！！！」

カルーゼルは立ち上がり、オグフに斬りかかろうとする。

スコルピオ「おらああぁぁぁぁ！！！」

スコルピオは右腕を伸ばし、その右腕のハサミでカルーゼルを突く。

カルーゼル「がっ！？」

ヒューノン「キピャアアアァァァァン！！！」

ヒューノンは３本の尻尾の先から電撃ビームを発射する。

カルーゼル「ちいいぃぃ！！」

カルーゼルはネギで防いだ。

つづく