アシナガ「何でェ?あのじゅうたん。」
ターシュー「浮かんでいるぞ?気づかなかった・・・。」
カズーイ「・・・じゃあ、あたいとバンジョーが乗ってみるわ。」
バンジョー「何が起きるのか、不安だけど・・・・。はっ!!」
バンジョーはジャンプして、じゅうたんの上に乗る。
ボトルズ「どうなる・・・!?」
バンジョー「・・・・あれ?何も起きないぞ?」
プルレス「・・・何て無意味な空飛ぶじゅうたんだ。」
バンジョー「・・・・っ!?壁に何かある!?」
カズーイ「え・・・?おお!!スフィンクスの顔だわ!!」
バンジョーとカズーイの目線にある壁には、
スフィンクスの顔があった。
バンジョー「口が開いてるね・・・。」
カズーイ「何食べたがってるのかしら?スパゲティ?
それとも、たこ焼き。それとも・・・これ?」
カズーイはどこからともなく、
変な形の果物とか大きすぎる野菜とか、
他に食べ物とは思えない物複数を盛り合わせた何かを取り出す。
バンジョー「・・・食べないと思うよ?それ。」
カズーイ「そう?じゃあ・・・・。これかしら?」
カズーイは謎の盛り合わせを投げ捨て、
タマゴミサイル1発を発射した。
スフィンクスの顔がそれを食べた。
美味しそうな感じを見せると、
急にじゅうたんが上へと浮かんだ。
カズーイ「おお!飛んだわ!!空飛ぶじゅうたんよ!!」
バンジョー「うん!・・・・おお!」
じゅうたんは物凄く上へと浮かんだ。
クリグミ「じゅうたんが飛んでる!すごーい!!」
探検家の女性「ジンクシーの中には、
こんな仕組みがあったなんて。」
ターシュー「この上に、宝があるに違いねェな・・・。」
その時、クリグミの後ろの方に何やらガサガサと言う音が。
そこにあるガラクタの山が一瞬だけ動いた。
クリグミ「ん?何の音・・・?」
クリグミはそのガラクタの山に近づく。
そして、バンジョーとカズーイの前に、
ジグソーを乗せているもう一つのじゅうたんが浮かんでいた。
バンジョー「ジグソーだ!!」
カズーイ「さっそく取るわよ!」
バンジョー「おう!」
バンジョーはジャンプして、
ジグソーの乗ってるじゅうたんの上に着地。
バンジョーはそのジグソーをゲットした。58個目である。
カズーイ「まさか、
ジンクシーの中の財宝はこれだけでは・・・?」
クリグミの声「きゃあああぁぁぁぁぁぁ!!!??」
バンジョー「・・・っ!?クリグミの悲鳴だ!?」
カズーイ「下の方に何かあったんだわ!!」
バンジョーはジャンプして、
カズーイは羽ばたきでパラシュート代わりにして、
下の方に着地した。
バンジョー「どうしたの・・・!?おおっ!!?」
バンジョーとカズーイの前に、コブンダと、
プルレスたちを捕まえているグラントリングたちがいた。
コブンダ「ぐひひひひひひひ!!
てめェらの仲間は人質になったぞォ!」
バンジョー「グランティ!!?」
カズーイ「何故、このジンクシーの中に!?」
コブンダ「決まってんだろ?
このジンクシーの中の財宝を奪いに来たのよ。
ところで、その財宝の事はわかったか?あん??」
クリグミ「熊さん。鳥さん。助けてェ・・・!」
バンジョー「・・・このジグソー一つだけだった。」
バンジョーはこの58個目のジグソーを見せた。
カズーイ「これ一つだけが、ジンクシーの中の財宝よ。」
コブンダ「・・・・・・へぇ。そっかァ。
これだけか。皆。見ろよ?
財宝はこれだけだってよ。あははは。」
グラントリングたち「あはははははははは!」
コブンダが笑うとグラントリングたちも笑った。
コブンダ「・・・はああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!??
何でごれだげなの!?馬鹿なの!?死ぬの!?
ジグソーざん一づだげじゃ、
ゆっぐりでぎないでしょおおおぉぉぉぉぉ!!!?」
コブンダは急に激怒した。
グラントリング「コブンダ様。ジグソー一つだけでも、
得した財宝ですって。」
コブンダ「一つだけじゃ満足できないもん!!
いっぱいじゃないと、意味ないみょん!!!!」
カズーイ「・・・・何かふざけた奴が出たわね。」
コブンダ「ちっ!まあ、良いか。
別のピラミッドで、
多くのピッカピカの財宝さんをゲットしてやる。
その前に、このジグソーを貰うぜええぇぇぇ!!」
コブンダがバンジョーに襲いかかる。
バンジョー「はああぁぁぁ!!」
迎え撃つバンジョーはキックでコブンダを打撃。
コブンダ「シエエェェ!?シエエエエェェェェ!!!」
コブンダが牙を剥きだし、それでバンジョーを噛もうとする。
バンジョー「く・・・・っ!とあ!!」
バンジョーはこれを避けて、パンチを繰り出す。
コブンダ「シエエエェェェェ!!?」
バンジョー「・・・っ!むっ!?」
その時、一瞬だけ地面が揺れる。
そこから、スラッパが出てきた。
スラッパ「グオオオオォォォォォォ!!!!」
カズーイ「スラッパだわ!!」
ボトルズ「まさか、
このスラッパはジンクシーの財宝を守りために!?
黒いコブラの大声に誰かがいたと気づき、
怒ったと言うのか!?」
スラッパ「ガオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!」
カズーイ「こんな雑魚・・・!」
コブンダ「シエエエエエエェェェェェェ!!!!」
コブンダが跳びかかり、スラッパに噛み付いた。
スラッパ「グエエエェェェェェ!!?」
その時、スラッパが物凄く苦しみ始めた。
コブンダが離れると、そのスラッパが倒れ、
徐々に緑色の液体と共に溶けていく。
クリグミ「ひいいいぃぃぃ!!?」
ターシュー「こやつの牙に噛まれると、溶けてしまうのか!?」
コブンダ「シエエエェェェ・・・!!
次はてめェらが溶ける番だぜェ!!」
コブンダはバンジョーにも噛み付こうとする。
カズーイ「キキツキアタック!!!」
カズーイはキキツキアタックでコブンダを攻撃した。
コブンダ「シエエエェェェェ!!!?」
攻撃を受けたコブンダはさがる。
グラントリング「デスブラザー!!これを見ろ!!!」
グラントリングはボトルズたちが、
人質にされているところを見せる。
バンジョー「皆・・・・!!」
グラントリング「これ以上、コブンダ様を傷つけた場合、
こやつらの命はないぞ!!?」
カズーイ「卑怯な・・・!!」
コブンダ「しししし・・・!どうよ?俺らのチームワークは。
俺は特命隊のメンバーだ。
武器は牙だけじゃねェ。これを見れ!!!」
コブンダは両目から緑色のビームのような物を発射。
それが探検家の女性に命中してしまう。
つづく
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