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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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佐野山とジェノサイド・シーザーの前に、 二人のジャンボロイドが横に並んできた。

佐野山「よく来たね・・・・・・アドゥス・サイルド、ガンズ・スライド。

二人ともよく我が日本支部に来てくれて支部長の私も、 嬉しい気分である。」

左手に鞭を持ち、黒く露出度の高い衣装の女性がアドゥス・サイルドで、

両手に機関銃らしき武器を持ち、 自衛隊の服に似た衣装の女性がガンズ・スライドである。

二人とも冷酷な表情だ。

アドゥス・サイルド「私は、イギリスのジャンボ・ロイドとして、 我が鞭の力で破壊の限りを・・・・・。」 

ガンズ・スライド「私はフランスにて、 この二つの機関銃で防衛軍をことごとく倒しました。」

ジェノサイド・シーザー「君たちの素晴らしい戦力を、 我が日本支部の目で確かめたい。」

佐野山「よって、さっそく、大阪で大暴れしてくれたまえ!」

アドゥス・サイルド&ガンズ・スライド「はっ!!」

その頃、榊と光次郎は学校から離れて、空き地で一休みした。

光次郎「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

榊「・・・・全く、最近の若者はどうかしてるぜ!まさか、

15年前のあの騒動を同じ事が起こるんじゃないだろうな?」

光次郎「15年前?」 榊「あ、俺たちがまだ赤ちゃんくらいの頃かな?母さんに聞いたけどよ、

15年前に、とある宇宙人がこの地球を征服しようとしたんだ。

そのせいで、 日本がおかしくなって、若者たちが狂うかもように踊り、

虐待、争い、悪行など行ってやがったんだ。 子供たちはそんな大人たちに怯えて、絶望したんだ・・・・。」

光次郎「まさか・・・・・その時の僕らも・・・・・、 その時の大人たちに・・・・・・。」

榊「いや、そん時の俺たちは親に守られたよ。」 光次郎「そうか・・・・・・。で、その宇宙人は?」

榊「ああ、その宇宙人なら異世界から魔法少女たちが来て、 やっつけてくれたよ。

だが・・・・・人間の精神に変わりはなかった。今でも、 人は大きくなり、

やがて優しさを捨ててゆくだろう・・・・・・。」

光次郎「・・・・・・・・・でも、女の子はまだ優しかったんだね・・・・。」

榊「え?」

光次郎「あれは・・・・・僕が幼稚園の頃だっけ・・・・・。」

これは、光次郎が幼稚園児の子の頃である。彼は夕日の幼稚園でただ一人泣いていた。

光次郎「えぇぇぇぇぇぇぇぇん!ええええええぇぇぇぇぇぇぇん!!!」

光次郎は座りながら泣きべそかいて悲しんだ。 そんな彼の前に一人の少女が来た。

少女「泣かないで。」

少女は優しい声でハンカチを持ち出し、光次郎に見せた。

光次郎はそのハンカチを見てすぐ、少女の顔を見上げる。

少女「どうしたの?」 光次郎「き・・・・君は・・・?」

そして・・・・現在・・・・・・。

榊「そっか・・・・で、その女の子はなんだって?」

光次郎「あの時、涙が溢れてよく顔が見えなかったよ。 それから・・・なんだっけ・・・・・・。」

榊「はは。無理に思い出さなくていいんだぜ!」

光次郎「そうか・・・・・。じゃあ、そろそろ帰るよ。」

榊「うむ。またな。」

SSP第6分隊基地・司令室

野沢「はあ・・・・・まだ外は寒いでしょうねぇ・・・・・・。」

清水「仕方がないさ。ブリザード・エクシア事件からまだ二日よ。」

野沢「えぇ~!それってまだ1月って事!? この小説の作者は一体何を考えているの?

せめてこの話は、 春爛漫で・・・・!」

野沢がだだをこねると、清水が冷静にこう言った。

清水「落ち着きなさい。後数日すれば2月よ。」

野沢「え?二月、って事は豆まきとかバレンタインとか! 特にバレンタイン!!」

野沢は機嫌が悪かった時に2月と聞いたので、急に明るくなった。

清水「はいはい。わかっているから落ち着きなさい。」

桜は他の隊員二人(どっちも女性)と話していた。

隊員A「それでね、あの魔法少女リリカルなのはが、 ナガヨシで少女漫画としてコミック化されるそうよ!」

隊員B「うわあ!じゃあ、今日からそれ目当てで雑誌買わなきゃ!! 桜ちゃんはどう思う?」

桜「・・・・う、うん・・・。じゃあ・・・・、 単行本になったら買います・・・・。」

桜はさっきまでは何故か暗かったが、隊員に聞かれて、 必死に明るくなって答えた。

隊員B「でも、単行本出るかしら?」

隊員A「大丈夫、新連載だからきっと出るって!」

隊員B「そう、よかったわね、桜ちゃん。」

桜「まあ・・・・私はそんな意思ないけど・・・もし、 面白かったら買おうと思います。」

そう聞いた隊員たちは明るく笑っていた。だが、 桜だけ、心では笑わなかった。

桜(・・・・・父さん・・・・母さん・・・・・・、 姉さん・・・・・・・。)

桜が落ち込んだ表情で心で呟くと、いきなり緊急サイレンが鳴り出した。

通信隊員「大阪地区にジャンボ・ロイドが出現しました!!」

春日隊長が通信隊員のところに来て、聞く。

春日「どんな奴なの?」

通信隊員「今、第2分隊が偵察してるところ、 に・・・・・2体もいます!!」

春日隊長が隊員たちの前に立つと、隊員たちも隊長の前で、横に並ぶ。

春日「今回のジャンボ・ロイドは二人いるわ!」

隊員たち「えええ!!?」

野沢「二人って・・・・・今度はチーム戦ですか!?」

春日「そうね・・・・とりあえず、 その敵コンビを倒すのが今回の目的よ!!出撃!!!」

隊員たち「了解!!!」

大阪地区で、 巨大化したアドゥス・サイルドとガンズ・スライドが暴れていた。

アドゥス・サイルド「・・・・・・・・・!・・・・・・・・・!!」  ビュン スパン  ガラガラガラガラ・・・・

目が紫に光っているアドゥス・スライドは鞭でビルを攻撃。

ビルは切り倒されたかのように崩れる。

ガンズ・スライド「・・・・・・・・・!!!」   ガガガガガガガガガガ  ズガァァァドドォォォォォンドカァン

目を機械のような物で隠し、 体中にメカニックな物を着けたような衣装のガンズ・スライドは、

両手の中型の機関銃で目の前の街を撃ち、

建物が次々と爆破した。

アドゥス・スライド「・・・・・・・・・!!」

さらに、アドゥス・スライドは鞭を振り続ける事によって、 周りのビルが切断され、崩れ落ちていく。

ガンズ・スライド「流石はデス・ナイト一の鞭使い。

お前の鞭は触れた物体は斬られ、真っ二つ。 当たると人間も体が半分になるな。」

アドゥス・スライド「そう言うあなたも、 その両手の機関銃から出る銃弾は一秒で50発も出るんですもの。

あなたもデス・ナイト一の重装兵よ。」

ガンズ・スライド「ふん、それだけだと思うな?・・・・・・・!」

ガンズ・スライドはの機関銃の横の部分からそれぞれミサイルが出た。

そして、機関銃からそのミサイルが発射し、建物に命中し、爆発した。

アドゥス・スライド「いいわね・・・でも、 あたしも負けてはいないわ。・・・・・!!」

アドゥス・スライドは鞭を伸ばす。そして、鞭はビルを巻きつき、

さらに、鞭から強烈な電撃が流れ、ビルは爆発した。

アドゥス・スライド「オーほっほっほっほっほっほっほ!!!!」

ガンズ・スライド「・・・・・む?奴らか・・・・・!」

二人は空を見上げた。SSPの戦闘機部隊が飛んできた。 なお、桜は戦闘機を操縦。

野沢と清水はジープに乗り、さらに、 第4分隊のランド・バーナーまでも駆けつけた。

野沢「うひゃぁ~!本当にジャンボロイドが二人いる~!」

清水「月野隊員!!敵は鞭使いと銃使いの二人!気をつけて!!」

桜『了解!!!』

清水は通信機で桜に命令。桜はあたりまえのように答えた。

つづく

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