一同は次々と赤い通路へ入っていく。
そして、ついに全員は新たな戦場へ向かっていた。
赤い通路を通るブレンティメンバー。そこで、ミクスが何故か怯える。
ミクス「・・・・・・っ!」
プルレス「ミクスちゃん、また何か怯えているの?」
ユミ「・・・・きっと、この通路の色が血とそっくりだからでしょう。
この先、また血を流す事になるかも知れないわね。」
フラエ「まあ。別に怯えてるなら、そこでつっ立って良いけど?」
ミクス「っ!!」 ミクスはフラエにそう言われて、ビクつく。
ユミ「怯えても良いから、一緒に歩こ。」
ユミがフォローするためか、明るい笑顔でミクスに手を差し伸べる。
ミクス「は・・・・はい・・・・。」
ミクスはユミの手に触れ、彼女と一緒に手を繋いで歩いた。
ガムロ「・・・・・むっ!?止まれ!!?」
ガムロが止止まりながらそう言うと、他のメンバーも止まる。
ブレンティメンバー「どうしたました!?」
ガムロ「聞こえるぞ・・・・!」
ブレンティメンバー「えっ!?」 ガンズ「・・・っ!確かに聞こえる!」
そう。ガムロはもちろん、他の少数のメンバーも聞こえていた。
まるで獣かクリーチャーを真似るような声が・・・。
「フシュルルルルル・・・・!」 「ギュウウウゥゥゥゥゥゥ!!」
ミクス「私も空気で感じる・・・!また敵が来たんだわ!!」
そう。ミューティーズの怪人たちがまたも現れたのだ。
今度はかなり大勢らしい。その中の一人である目が9本もある怪人がこう語る。
怪人「俺たちは突撃部隊!俺たちの戦力は戦車部隊20組をも滅ぼせる程!!」
ガンズ「突撃部隊か・・・。ウワサでは、
クラッシャーの部隊を2組も滅ぼしたみたいだな・・・!」
怪人「なお、この中には暗殺部隊のメンバーも多くいる!
貴様らには勝ち目なしよ!!」
ユミ「やってみなきゃ、わからないでしょ・・・?」
怪人「何をおぉぉぉ~っ!?かかれえええぇぇぇぇぇい!!!!」
「ピャアアアァァァァァァ!!!!」 「ギュウウウゥゥゥゥ!!」
「ガアアアァァァァァ~ッ!!」 「ケケケケケケケケケ!!!!」
「アッアッアッアッアッアッ!!!」 「ウブウウウゥゥゥゥゥ!!!」
ガムロ「進撃せよ!!!!」 ブレンティメンバー「おおおおぉぉぉぉぉ!!!!」
そして、ブレンティも敵部隊と戦おうと走る。再び抗争が始まった。
フラエ「おらあああぁぁぁぁぁ!!!」 フラエは筋肉強化せず、
素早い格闘で怪人たち3人を倒していく。別の怪人がフラエを襲う。
怪人「死ねえええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」
頭に角が無数にある怪人が、
素早いハイキックで攻撃するが、フラエはこれを避ける。
フラエ「ぅお!?ふん!!!」 フラエはストレートで怪人を攻撃する。
怪人「ぐあ!!おのれええぇぇ・・・っ!!」
怪人はチョップで反撃しようとするが、フラエは素早く蹴り上げた。
フラエ「でや!!」 怪人「うおおおぉぉぉぉぉぉ!!??」
怪人は蹴り飛ばされて、倒れたところで爆発した。
ブレンティメンバー「はあああぁぁぁぁ!!!」
一人のブレンティメンバーが剣で顔以外、細い怪人を斬るが、避けられる。
怪人「クヒヒヒヒ!この程度かァ!?」
そして、怪人は細い手で剣を持つ男の胸を貫く。
ブレンテイメンバー「ぐぉ・・・・っ!?」 一人のメンバーが倒れて死亡する。
ユミ「このおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!」 怪人「クヒ!?」
ユミは両手の手刀で素早く振りまくって、怪人を切り刻む。
ユミ「はぁ!!」 ユミは左手を思いきり振ると、その怪人が粉々に散った。
怪人「クヒイイイイィィィィ・・・・・!!!!」
がレーザー銃のような怪人は、銃口から光線を発射した。
その光線がミクスに迫る。ミクスは見えない空気のバリヤーで防ぐ。
ミクス「・・・・・っ!!」 ミクスは少し疲れたか、さがり始める。
ブレンティメンバー「おらああぁぁぁ!!!」 そこへ、一人のメンバーが槍で、
ミクスを襲っている怪獣の身体を刺した。
怪人「・・・・ウゲッ!ウゲゲッ!!」 だが、怪人はそれに耐える。
だが、そこにユミが飛んで来て、怪人に蹴りかかる。
ユミ「でやあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ユミの足が怪人の身体を貫く。これは効いた。
怪人「ウゲエエエェェェェ・・・・・!!!!」
怪人はついに、倒れた。
ミクス「あ・・・ありがとうございます・・・・・。」
ユミ「気をつけて。まだ敵はわんさかよ。」
ガンズ「撃てええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
ガンズは銃器を持つ兵士たちと一緒に、横に並び、
一斉射撃で多くの怪人たちを攻撃した。
無数の連射を浴びた怪人たちは苦しむ。
怪人たち「ワヒャアアアァァァァ!!!」 「ガガガガガガガ!!!」
中には耐久力が少なく倒れた怪人が少数いた。
ユミ「はっ!!!」 ミクス「・・・・・っ!」
ユミはハイキックで怪人の首を斬り、ミクスが空気の力で別の敵を散りをした。
ボトルズ&プルレス「わあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ユミ&ミクス「!!???」 そして、二人はボトルズとプルレスの悲鳴を聞き、
彼らの方を見る。その二人が複数の怪人たちに囲まれている。
怪人たち「グララララララ!!!」 「シャアアアアァァァァァァ!!!」
ミクス「二人が危ない!!!」 ユミ「ちいいぃぃっ!!!」
ユミは飛び出し、怪人たちに囲まれたボトルズとプルレスの中央に浮く。
ユミ「ちょっとしゃがんでね!!えぃやああああぁぁぁぁぁ!!!!」
ボトルズ&プルレス「わぉ!!!」 ユミは物凄い回転キックを繰り出し、
二人がそれに当たらないようにしゃがみ、
複数の怪人がその攻撃を受けて吹き飛ぶ。
怪人たち「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ユミ「大丈夫?二人とも。」 ボトルズ「は・・・・はい・・・。」
プルレス「ありがとうございます・・・・。でも!敵が・・・・!!」
怪人たちはユミの攻撃を受けても、まだ死んでなかった。
つづく
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