忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[2780] [2779] [2778] [2777] [2776] [2775] [2774] [2773] [2772] [2771] [2770]

隊長と呼ばれた男の姿は少しだけ巨体であった。

その姿はまるで悪魔のようであった。頭の左右に、

それぞれ4つの角が生えて、

血に染まったように赤い帽子を被っている。

顔の肌は青いが、顔以外の全身は黒い衣装をまとっていた。

その体には、黄色いトゲが多く付いている。

隊長「そうか・・・。そのデスブラザーが、

何で全く抵抗しとらんの?」

ザーギン「はあ。確かに、何故、抵抗しているのか。」

隊長「おかしいね?それ。普通なら、

俺様たちをすぐにでも攻撃してくると言うのに。

・・・ザーギン。デスブラザーの監視を続けんかぃ。

奴らはこの世界の一番の敵やけェの。」

ザーギン「仰せのままに。オルグ隊長。

我ら第2治安維持部隊の誇りにかけましても。」

オルグ「うむ。行けや。」


夜となった。暗くなった火山で、

マグマが恐ろしく光り、地獄を照らしているように見える。

しかし、街灯が複数あるらしい。

兵士A「・・・おい。交代だ。そろそろ休むんだ。」

兵士B「うむ。すまない。」

バンジョーたちの牢獄を見張る兵士たちが交代した。

ボトルズ「これでは、脱出できない・・・!」

アシナガ「どうすりゃ良いんだよ!?

せめて、こいつらだけでも何とかしねェと・・・。」

アシナガは眠っているプルレスとクリグミの方を見た。

バンジョー「zzzz・・・・。」

カズーイ「・・・・って、あんたも寝るな!」

カズーイは嘴でバンジョーの頭を突く。

その痛みでバンジョーは起きる。

バンジョー「いだっ!?何すんだよぅ?カズーイ。」

カズーイ「あんたも考えなさいよ!脱出する方法を!」

バンジョー「そんな事言われても、

兵士がこれくらい多くいては・・・。」

カズーイ「よーし!ならば、

タマゴミサイルでここからクソ兵士を・・・・っ!」

ボトルズ「駄目ですよ!?そんな事したら、

またザーギンが多くの連中が現れます!今の状況では・・・。」

カズーイ「く・・・っ!」

ターシュー「今はとにかく休もうぜ?

寝れば、体力も回復できるだろうよ。」

バンジョー「そうだね・・・。」

カズーイ「はぁ。わかったわよ。寝る!」

ボトルズ「じゃあ、そろそろ寝ましょう。」

バンジョーたちは眠りについた。

兵士C「寝やがったか。・・・俺、思うけどさ。

こいつら、本当にデスブラザーなのか?」

兵士D「阿呆。こいつらはどう見ても、デスブラザーじゃないか。

きっと、色を変えて変装してるに決まってるよ。」

兵士C「そう?・・・・うん。そうだね。」

兵士D「早く、こいつらを処刑したいなァ。」


センは誰もいない洞窟にいた。火山の中の洞窟であるが。

セン「ここは軍隊が管理するエリア・・・。

ここにも、ウンコ兵士が来るかも知れない。でも、

眠いし・・・。いつものこれを使おう。」

センはどこからともなく、黒い寝袋を持ち、そこに置く。

セン「これなら、誰にも見つからん。さァ寝よう。」

センは寝袋の中に入り、眠りについた。その寝袋が、

センと共に消えた。寝袋のは透明化できるシステムを持つのだ。


そして、次の日が訪れた。牢獄で起きるバンジョーたち。

クリグミ「お腹すいたァ・・・。」

アシナガ「ちっ!ご飯とかねェのかよ・・・!

刑務所だって、ご飯くらいあったのによ!」

そこに、ザーギンと複数の兵士たちがやって来た。

ザーギン「おーはー。」

バンジョー「ザーギン・・・!」

ザーギン「これから、別の地獄に行ってもらう。

そこでお前らは物凄い苦痛を味わうだろう。」


ザーギンによって連れて行かれたバンジョーたちは、

火山の洞窟の一部に来た。そこは、

まずで広い部屋のようだ。そこでは、

多くの人たちがそれぞれ椅子に座り、

頭に機械的な器具を付けられていた。

ある壁に多くのスクリーンがあり、兵士たちがそれを見ている。

ターシュー「ここは・・・?」

ザーギン「犯罪者共の脳内の一部を見て、

それを操作する機械のある部屋だ。

ここで犯罪者の脳内を探り、

その犯罪者の脳内のイメージを操るのさ。」

ボトルズ「人の記憶を弄るつもりですか!?」

ザーギン「弄らん。ただ、お前らがどんなイメージや記憶が嫌なのか、

確かめるだけだ。そして、俺らの科学で、

お前らの望まないイメージを強調して、苦しめてやる。」

アシナガ「ふざけんな!!ボケが!!」

カズーイ「そんなのごめんだわ!!」

ザーギン「逃げたら、その場で死んでも良いよ?」

兵士たちがバンジョーたちの近くで銃を構える。

バンジョーたち「~っ!!」

ザーギン「わかったら、お前らも。この地獄を受けれ。ちなみに、

耐えられなかった事によって、

ここから違う地獄へ行く事になる。」

犯罪者A「う!うう・・・!!う”ううううぅぅぅ!!!」

鬼の姿をした兵士A「5番の脳内。どうやらすげーな。」

鬼の姿をした兵士B「ああ。自分の好きな二次元キャラを、

ウンコ扱いするとか、どんだけよw」

犯罪者A「違ああぁぁぁう!!僕の好きなあの娘は、

決してウンコじゃない!!むしろ、太陽なんだァ!!!」

鬼の姿をした兵士A「太陽とか全く見えんな。

こいつの本性は、

そのキャラが超嫌いじゃね?だから、ウンコ扱いしたんだね。」

犯罪者A「ちぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁう!!!!」

ザーギン「・・・よし。5番はウンコ地獄に連れて行け。」

犯罪者B「いっ!いっ!いっ!!い゛っ!!」

鬼の姿をした兵士B「8番の奴は、

自分の父親に死んで欲しかったり

その父親とホモしているな。どっちがどっちだかわからん。」

犯罪者B「そんなワケあるか!!

僕はお父さんに死んで欲しくない!!

変な事もして欲しくない!!僕のお父さんは好きなんだ!!」

鬼の姿をした兵士C「じゃ、ホモだね。」

犯罪者B「ホモぢゃにゃあああぁぁぁぁぁぁい!!!

僕は!!僕はああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ザーギン「このスクリーンに移されているお前の脳内が、

真実だ。この真実でお前は悪だと理解した。

8番。お前はホモイング地獄に行くが良い。」

犯罪者C「やぁだああぁぁぁぁぁ!!!」

犯罪者D「こんなの望んでないいいぃぃぃぃ!!!」

ザーギン「13番は毒ガス地獄、20番は蜂の巣地獄だ。

・・・・熊共。そろそろ貴様らの出番だ。」

バンジョー「く・・・・っ!」

バンジョーたちはそれぞれ椅子に座り、

頭に器具を付けられてしまい。

ザーギン「・・・・よし。レミリャ。用意は良いか?」

レミリャ「OKよ。」

レミリャと呼ばれた白衣を来た長い金髪の女性が、

コンピューターのスイッチを押す。

つづく

拍手[0回]

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック