第１０１話・大決戦！特別クロスオーバー！！ パート３

ある昼の森。そこで、

忍者の衣装を着た少女である日向ひまわりが、

しきみたち他の忍者たちや普通の人間の青年、

万里小路ハヤトの前でこう言う。

ひまわり「この学園で修行して、

立派な忍者になりたいんです！」

カズーイ「ひまわりっ！の世界だわ・・・！」

またも場所が変わる。

町でゾーンファイターがニードラにとどめを刺そうとしていた。

ゾーンファイター「流星ミサイルマイト！！！」

バンジョー「流星人間ゾーンの世界・・・。」

さらに場所が変わる。

マリアがジャンプして、クリボーを踏む。

バンジョー「マリオの世界！？」

その時、次の場所に変わり、

その瞬間、また次の場所に変わっていく。

バンジョー「次々と色んなアニメと特撮の世界に変わっていく。」

カズーイ「漫画やゲームの世界も色々と！」

バンジョーとカズーイの周囲には、

様々な物語の世界が周り、それぞれ変化し続けていた。

その変化の回転のスピードが上昇し、異常な空間となっていく。

バンジョー「い、一体・・・どうなるんだ！？うっ！？」

その時、バンジョーの脳裏に、様々な物語のシーンが、

無数に浮かび始める。だが、それは、

味方キャラがピンチに陥ったり、

色々な悪いシーンの集まりであった。

バンジョー「う、うわあああぁぁぁぁぁ！！！？？」

カズーイ「きゃああぁぁぁぁ！！？」

バンジョーとカズーイはそれぞれ頭を抱え、苦しんだ。

カズーイもバンジョーと同等の苦しみを味わっているらしい。

バンジョー(このままでは・・・おかしくなってしまう・・・！

ど、どうすれば・・・・！)

謎の声「大丈夫ですよ。」

その時、謎の声と共に謎の手が差し伸べてきた。

その手がバンジョーの頭に触れる。

バンジョー「・・・っ！？」

その瞬間、空間が消え、玩具がいっぱいある場所に来た。

カズーイ「・・・・っ！あんた。雪さん・・・！？」

バンジョーの頭に触れた手は、水月の琴乃宮雪であった。

雪「・・・もう怖くありませんよ。

雪がずっとお守りしますから。」

雪は次にカズーイの頭を撫でる。

バンジョー「君はあるフラッシュで知っていたけど・・・。

助かった。ありがとう・・・。」

カズーイ「っ！？バンジョー！！」

カズーイは雪の後ろから謎の男が銃を構え、射撃する。

バンジョー「っ！？雪さん！危ない！！」

バンジョーは雪さんをどかし、チョップで銃弾を打ち落とす。

カズーイ「あんたは・・・修羅がみちの黒田虎男！」

黒田「おどれらの首、わしがいただきまっせェ！」

黒田は銃弾を撃ち続ける。

カズーイ「タマゴミサイル！！！」

カズーイはタマゴミサイル連射で複数の銃弾をかき消す。

黒田「・・・・っ！？おお・・・！！？」

黒田はまたも撃とうとするが、銃弾が切れている。

これに気づいた黒田は動揺と共に銃を叩きまくる。

バンジョー「たぁ！！」

バンジョーはそんな黒田に蹴りを打ち込む。

黒田「ああぁぁぁん！？」

黒田は倒れるが、すぐに立ち上がり、ドスを構える。

黒田「念仏でも唱えんかぃ！！！」

黒田はそう言いながら、斬りかかる。

バンジョーは避けて、パンチを繰り出す。

バンジョー「っ！せい！！」

黒田「うっ！？おりゃああぁぁ！！！」

黒田はこれに耐え、パンチで反撃した。

バンジョー「ぐっ！？」

黒田「黒田キック！！！」

黒田はバンジョーを蹴り飛ばす。

バンジョー「ぐあっ！？」

黒田「ぐひひひ・・・！弱いガキやのォ！？・・・ん？」

バンジョーとカズーイ「っ！？」

その時、バンジョーたちの近くから謎の二人組が走る。

それは、アイスクライマーのポポとナナであった。

バンジョー「あれは・・・アイスクライマー！！」

黒田「おおぉぉぉ！？お、おどれら！

ストップ！ストップや！！」

黒田はアイスクラマーを恐れる。しかし、ポポとナナは、

容赦なく近づき、それぞれハンマーで黒田を打撃する。

アイスクライマー「やあっ！！」

黒田「あいてええぇぇぇ！！？」

黒田は倒れて、バンジョーから離れる。

ナナ「ええぇぇい！」

ナナはハンマーを横に振るい、黒田の持つドスを打ち飛ばす。

黒田「あああぁぁぁ！！？」

ポポ「うおりゃ！！」

ポポはハンマーを縦に振るい、黒田の頭を打つ。

黒田「ぶひっ！？頭がクラクラやねぇ～ん・・・。」

アイスクライマー「むううぅぅぅん！！！」

アイスクライマーはダブルハンマーで黒田を吹き飛ばした。

黒田「極道のわしが飛ばされるなど、

ありえへんねえええぇぇぇぇぇん・・・・！！！」

カズーイ「凄い・・・。」

バンジョー「ありがとう。アイスクライマー。」

アイスクライマー「えへへ。」

アイスクライマーはゆっくりと去っていった。

つづく