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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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「や・・・・・・。」  「やったあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」  「あのバンジョーがやったぞ!!!」

「カズーイもよくやった!!」  「すばらしい!!」 「ありがとう!!」

町の人たちは大喜びで、歓声をあげつつあった。

ボトルズ「すごいや!あのニガイ連合を殲滅できるなんて!」

バッチ「バンジョー・・・・・なぜ・・・あの力を持って・・・・・。」

ミズホ「バンジョーくんが・・・・・まさか・・・・・・。」

バッチとミズホは険しい表情で疑問を持ち出した。

バンジョー「・・・・やったよ。ミズホちゃん。」

ミズホ「え?う、うん。ありがとう。」

すぐに来たバンジョーに対して笑顔で答えるミズホ。

ボトルズ「バンジョーさん、カズーイさん。これでもう・・・・・・・。」

カズーイ「もっちろん!いくわよ!!」

ミズホ「え・・・・?」

バッチ「でも・・・・命は大事にしろよ。」

バンジョー「ああ。」

ミズホ「待って!」

バンジョー「ん?」

ミズホ「いくって・・・・どういう事?」

ミズホは悲しそうに問いかける。バンジョーは・・・・静かに答える。

バンジョー「・・・・ごめんよ。ミズホちゃん。実は・・・・・・・・・。」

カズーイ「グランティと戦う旅に出るのよ!」

ミズホ「え・・・・・!?」

バッチ「・・・・俺も・・・・バンジョーに戦って欲しくなかったんだけどよ・・・・。」

バンジョー「でも、さらわれたチューティを取り戻す!それだけだよ。」

ミズホ「え?チューティちゃんが!?でも、待って。

バンジョーくんは・・・・・・普段はのんびり屋で天然だよね?

でも、ニガイ連合をいとも簡単に倒せた。あなたは・・・・・・・本当はなんなの?」

バンジョー「・・・・・・・・・・・・それは・・・・・君には言えない・・・・・・。」

ミズホ「・・・・・・・・・。」

カズーイ「あのね。あたいたちはグランティなんかの攻撃で死ぬわけないでしょ!」

ミズホ「え?」

カズーイ「あたいとバンジョーは必ず帰ってくるわ!絶対!!」

ボトルズ「そうですよ!必ず生きて帰ります!!心配しないでください!」

バンジョー「そうだよ。しばらくお別れだけど。絶対戻ってくる。君の前に・・・・・・。」

ミズホ「・・・・・・うん。」

ミズホは自身の目から涙が出つつも、笑顔で返事した。

ヨシリン「じゃあな。バンジョー。」

ミッチー「元気でね。カズーイ。」

ゲンタ「死ぬんじゃねーぞ二人とも。」

バッチ「バンジョー。君は今日からこの村の英雄だ。あの凶悪な野党を倒したんだ。

だから・・・・・・君なら妹を助けられるだろう!!」

バンジョー「ああ。」

ミズホ「バンジョーくん。」

バンジョー「ミズホちゃん。」

ミズホ「私・・・・・・あなたが好き。だから・・・・・必ず私のところへ戻って。」

バンジョー「戻るさ。僕も・・・・・君を愛しているから!」

ボトルズ「それでは、あのクルクル山へいきましょう!!」

カズーイ「さ、いくわよ!バンジョー!!」

バンジョー「うん!!」

バンジョーたちは走った。村の住人たちは手を振ってお見送りした。

特にミズホはただ一人・・・悲しげな表情で・・・・・・。

ミズホ「バンジョーくん・・・・・死んじゃ・・・・いやだよ・・・・・・。」

バンジョーとボトルズはクルクル山へ向かって走った。

カズーイはバンジョーの背中のリュックの中から顔を出している。

そんな三人(三匹?)を遠くから謎の少年と少女が見ていた。

少年「あいつらか・・・・・・ニガイ連合を全滅させたのは・・・・・・。」

少女「ニガイ連合は今までに50もの野党を滅ぼし続けた凶悪組織。

それをすでに・・・・・・油断できないわね・・・・・・。」

ボトルズ「ここがクルクル山です。」

バンジョー「おおおー!」

カズーイ「高いわね。」

ボトルズ「では、覚悟はいいですね?登りましょう。」

三人はクルクル山に登った。クルクル山はその名の通り、

山の頂上へ登るための通路はクルクルである。

つまり頂上へ登るためには曲がり行く道を歩き続けなければならないのだ。

バンジョー「ああ・・・・・・・。まだかな・・・・頂上・・・・・。」

カズーイ「この山・・・全通路がカーブなのよね。」

ボトルズ「それが、クルクル山なのですよ。さあ、頑張って。」

そして、ついに三人は頂上にたどり着いた。

バンジョー「ああ。やっとたどり着いた。」

カズーイ「随分と歩き回ったわね。」

バンジョー「君は僕のリュックで休みすぎだよ。」

ボトルズ「後は・・・・・この前のつり橋ですね・・・・・・。」

三人の前には先にある大きな霧の中まで続く長いつり橋だった。

バンジョー「チューティ・・・・・・絶対助けるよ。」

カズーイ「その意気よ。バンジョー!」

ボトルズ「では・・・・心の準備はいいですね?」

バンジョー「すでにできてるさ。いくぞ!!」

三人はつり橋を歩いた。そして、三人は深い霧の中へ消えていった・・・・・・。

場所はかわり、ここは・・・・・・何やら不気味な機械が並んである部屋であった。

そこには、謎の二つの巨大カプセルがあり、その二つを謎のパイプが繋がれていた。

その中には一つずつ・・・・グランチルダとチューティが入ったいた。

グランチルダは不気味な笑みを浮かべ、チューティは怯えていた。

そして、緑色の怪獣のような姿をし、白衣の服を着た男、クランゴが、

目の前の操作システムの前に立っていた。

グランチルダ「こ~の機械で、お前の美しさをわしに与え、

わしは世界一美しい美女となり、お前は世界一醜い怪物をなるのじゃっ!

クランゴ!!用意はいいかい?」

クランゴ「ハッ。グランチルダ様。デスガ、コノシステムノ作動ニハ、

何ヶ月カカカリマス・・・・・・・。」

グランチルダ「ふん!余裕さ・・・・!」

チューティ「その間にきっとお兄ちゃんが来てくれて、あんたなんかイチコロよ!!」

グランチルダ「ああ~。お前の兄貴がねぇぇぇ~。」

チューティ「お兄ちゃんは強いわ!きっと私を救ってくれる!!」

グランチルダ「では、そのお前のお兄ちゃんの実力、見せてもらおうかい!

あっははははははははははははははは!!!!!!!!!!」

チューティ(助けて・・・・・お兄ちゃん・・・・・・・。)

バンジョー「・・・・・・・むむ。ここは・・・・・!」

カズーイ「霧をやっと抜け出せたというのに・・・・ここは洞窟?」

バンジョーたちはいつの間にか霧の中を抜け出した。

しかし、ここは洞窟のようだ。前は行き止まりだが、そこから左右に道があるそうだ。

ボトルズ「・・・あ!見てください!!前の壁を!!」

バンジョー&カズーイ「ああ!!!」

前の壁にはグランチルダの写真が張り付いてあった。

バンジョー「あの緑の魔女は・・・・・?」

ボトルズ「そう・・・・・この写真の魔女こそがグランチルダなのです!!」

カズーイ「いかにブスっぽい奴ね!」

バンジョー「この魔女がチューティを・・・・・!!」

グランチルダの声『あっははははははははははは!!!!』

グランチルダの写真からグランチルダの声が発した。

バンジョー「誰だ!!」

グランチルダの声『お前がチューティの兄かい?』

バンジョー「僕はバンジョー!この鳥はカズーイ、僕のパートナーだ!!」

グランチルダの声『ほう!お前は自分の妹を助けるために来たんじゃな?』

バンジョー「チューティをどこへやった!!」

グランチルダ『このわしが教えるわけなかろうが!!』

カズーイ「ちょっと!あたいの自慢のくちばしで突き刺されたいの!?」

グランチルダの声『ふふふふふ・・・・・!!妹を助けたくば、この洞窟を抜けてみるがいい!

その先からでもまだまだわしの基地は遠いがねぇぇ~。

しかしっ!わしの本拠地はどこだい?わかるわけないねぇぇぇぇぇ~???

どうしてもだと言うのなら自分の力でなんとかするんだねぇぇ!!

あひゃはははははははは!!!!!』

そうして魔女の声はやんだ。

つづく

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