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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリス「ね・・・・・姉さん・・・・・・。」

モモ「怪獣に追撃されて気を失ってたのよ・・・・。」

コリス「そう・・・・ですか。うっ!!」

コリスはベッドから出ようとした瞬間、胸に苦痛を感じ、そこを抑えた。

モモ「コリス!?」

コリスは倒れそうになるが、モモが支えてくれた。

コリス「はぁ・・・・はぁ・・・・・・。」

モモ「まさか・・・・・シャドーにやられたのね・・・・!」

コリス「彼女が・・・・いきなり僕の胸を噛みついたんです。それが現実になるなんて・・・・・!」

モモ(・・・・まさか・・・・・・何かの魔法で、夢と現実を共感させたんじゃ・・・・?)

サキ「ああああああああああああ!!!!!!!!」

コリス「!サキさんの声だ!!」

コリスは立ち上がり、走った。

モモ「コリス!!まさか!?」

モモも走った。二人はサキの眠っているベッドに来た。

しかし、サキは苦しそうな声をあげた。

サキ「あ!あう!!ああああっ!」

モモ「夢に魘されているの・・・・・。」

コリス「・・・・・・これは・・・・・・。」

サキ「わあああああっ!!・・・・あ、夢・・・・・?」

サキは起き上がった。

コリス「大丈夫ですか!?サキさん。」

サキ「・・・・・ええ。なんとか・・・・・うっ!!?」

サキは突然、胸を抑えた。

コリス「どうしたんですか!?」

サキ「う・・・・・・・・。なんか夢で、シャドーっていう女性が私の胸を噛みついたんです。

・・・・・その痛みが・・・いきなり現実でも・・・・・・。」

モモ(サキにまで手を出すなんて!シャドー・・・・・!)

コリス「・・・・・・実は・・・僕もサキさんと同じ夢を見たんです。」

サキ「え・・・?」

コリス「シャドーは物凄い力で噛んだんです。歯形ができるどころか、千切れるところでした・・・・。」

サキ「ええ。あいつ、どうして私たちの夢を・・・・・。」

モモ、テブリッシュ、シュドーは司令室にいた。

シュドー「あの怪獣の正体がわかりました。」

テブリッシュ「インキュラス。かつて、日本でウルトラマンコスモスと戦った怪獣と同型です。」

モモ「コスモス?」

シュドー「ええ。たぶん、罪のない怪獣を救った優しいウルトラマンです。」

テブリッシュ「とりあえずインキュラスを倒さない限り、奴はみんなの夢に入って、

大暴れするでしょう。弱点さえわかれば・・・・・。」

モモ「・・・・・・・・・・・・。」

シュドー「そういえば、コリスとサキはどうなったんです?」

モモ「ええ。大丈夫よ。」

シュドー「なんてこった・・・・・このままじゃクリスマスが駄目になっちまう・・・・。」

モモ「え?」

テブリッシュ「もし、怪獣が子供たちにクリスマスの夢をめちゃくちゃにしたら・・・・・・。」

シュドー「子供たちはクリスマスもサンタも信じなくなるってことです!」

モモ「・・・・そうなる前に今日中、徹底的に怪獣を探し殲滅しないと・・・・・・!

テブリッシュ、シュドー!パトロールお願い!」

シュドー&テブリッシュ「了解!!」

医務室

サキはベッドで横たわり、コリスはイスに座って見守った。

サキ「・・・・眠たい・・・・。」

コリス「・・・でも、またシャドーが来るかも知れませんよ?」

サキ「じゃあ、どうすれば・・・・・・。」

コリス「・・・そうだ!面白い話とかしませんか?」

サキ「ええ。どんなの?聞かせて。」

サキはわくわくした。

コリス「・・・・・では・・・・・・・。ドラえもんがマリオとモコナの人形を取り合う。

勝利はドラえもんの空気砲が収めましたとさ。」

サキ「・・・・・なんか・・・・微妙ね・・・・・・。」

コリス「え?そうですか・・・・・・。」

サキ「コリスくん・・・・・。」

コリス「なんですか?」

サキ「私ね・・・・・アイドル歌手になりたいの。」

コリス「それは隊長から聞いてました。」

サキ「でも、父がそんな事を許さなかった。変わって地球簿遺影軍に入れと・・・・・・。」

コリス「そうか・・・・・・・。それでDGCに。」

サキ「でも、あきらめないわ!私はどうしてもアイドル歌手になりたくて、

アイドル専門の学校に入ってるの?」

コリス「そうですか。どうでしたか?」

サキ「イマイチだと言われたけど、これからもがんばるつもりよ。」

テブリッシュはスカイラッシュ1、シュドーはスカイラッシュ2で上空を飛んでいた。

テブリッシュ「我々はこれより、行動をわかれる。シュドーは西の方向、

僕は南の方へ進む。では、幸運を祈る。」

シュドー「了解!怪獣を発見した次第、連絡をする。」

スカイラッシュ2機はそれぞれ分かれた。

二号機は西の方へ、一号機は南の方へ飛んだ。

町はすっかり昼から夜になった。子供たちやほとんどの大人たちはそろそろ眠っている頃だろう。

そこで、一人の酔っ払い男が来た。

酔っ払い男「ああ!夢ぇ夢なんてねぇよなぁ俺のわぁぁ!

竹原ぶっ殺してぇぇぇさくらたんとエッチしてぇぇぇぇぇ。ん?」

酔っ払い男の前に巨大な羊のお化けが・・・・・インキュラスだ。

酔っ払い男「ああ・・・・・・?」

男はボケているかまだ怪獣だとわかっていなかったが、気が付いたら・・・・。

酔っ払い男「ひ・・・・ヒツジのお化けだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

酔っ払い男はあまりのショックで倒れた。

インキュラス「グオオオオオオオオフゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」

インキュラスは紫色の霧となり、とある民家の二階に入ってきた。

子供「う~ん。う~ん。」

紫の霧に包まれた部屋で寝ている子供は魘されていた。

子供「う、うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

男の子は大勢のゾンビに追われていた。

そして、紫の霧は別の家に・・・・・。

女性「きゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

女性は自分の部屋の家具が生き物のような戦い始めた。

女性「や、やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

家具と家具が飛び交い、争う。そんな恐ろしい夢を見た。

「うああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

眠るオタクはアニメキャラに襲われる夢を見た。

「やめろぉぉぉぉ!!なのはさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!」

「うぎゃあああああぁぁぁぁぁ!!!」

ヤンキーは警官に撃たれる夢を見た。

「NOOOOOOOOOOO!!!」

地球から飛ばされる夢を見た人がいる。

「ひええええぇぇぇぇ!!!!」

火星人に追われる夢を見た人がいる。

「うえええぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!」

地獄で迷子になった夢を見た人がいる。

「んなああああぁぁぁぁぁあ!!!?」

巨大な恐竜に食べられる夢を見た人がいる。

「わあああああああああああ!!!!」 「きゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「ひぃぃぃぃぃぃぃい!!!!」 「やめてくれえええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

他の人たちもインキュラスによって悪夢を見せられていく・・・・・・・。

その悲鳴は町中に響いた。

とある空間

ここはまるで暗黒の世界だった。そこに一つの巨大な城がある。

ここはシャドーの城だった!

シャドー「ふふふふふふふふ。作戦は順調ね。インキュラス。」

インキュラス「グルルルルルル・・・・・・」

インキュラスは等身大の姿でシャドーの前でひざまづく。

つづく

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