不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
アンドロイド少女・マリオネットライター 第5話・望んだ出来事
火炎ジャンボ・ロイド・バーニング・ハント登場 SSPとデス・ナイトが激しく戦っているこの時期、 ついに、今年は新年を迎えた。2021年から2022年に変わったのだ。 家の人たちはもちろん、友達やグループなども新年に突入した記念に、 餅つきやお雑煮を食べているに違いない。そして、SSPも。 とある公園 桜たち第6分隊と第5分隊の隊員たちは他の人がいない公園で餅つき会の準備をしていた。 この頃の隊員たちはいつもの隊員服ではなく、私服、またはジャンバーも着ていた。 野沢は臼を運んだ。 野沢「うんしょ、うんしょ。ここでいいかな?」 清水「うん。いいだろう。」 野沢は臼を置いた。桜は野沢のところに、もち米の入った箱を持ってきた。 桜「野沢さん、もち米持ってきました。」 野沢「ありがとう。もうすぐ、第4、8、7分隊も来るわね。」 春日「あら?どうやら第4分隊が来たわね。」 桜「あ!理子ちゃん!」 第6、5分隊のいる公園に第4分隊(当然私服)で来た。 花園「・・・・あ!桜ちゃん!」 花園は元気そうに桜に寄ってきた。 桜「理子ちゃ~ん!」 桜と花園は嬉しそうに抱き合った。 花園「餅つきの準備してくれたんだ。」 桜「うん!みんな楽しみにしながらやったのよ。」 花園「私、持ちつきやるたいの。」 桜「じゃあ、理子ちゃんからでいいよ。」 花園「わ~いwやった~。」 花園は喜び、はしゃいだ。 清水「全く子供だな。第4分隊のエースにくせに。」 野沢「でも、そこが理子ちゃんのいい所よ。いいよね。桜ちゃんと仲良しで。」 花園「ああ!!忘れてた!」 桜「え?何が?」 花園「お正月だから、あれしなきゃ・・・・・。あけましておめでとうございます。」 桜「あ、そうだね。すっかり忘れちゃった。では、こちらも・・・・・。 あけましておめでとうございます。」 春日「今年もよろしく・・・って感じね。」 春日は嬉しそうだった。 桜「・・・・・・・・・・・。」 桜は切ない表情で空を見上げた。 花園「どうしたの?桜ちゃん・・・・。」 桜は花園の声を聞き、はっとし、花園に笑顔を向いた。 桜「あ!ううん、なんでもないの。ただ・・・・・このお正月を迎えらなかった人がいたり、 楽しい初日を過ごせなかった人がいるんじゃないかと思って・・・・・。」 高町邸 光次郎「ん・・・・う~ん。」 光次郎は起きて、ベッドから降りた。そこへ、あかりが来た。 あかり「光次郎さん。」 光次郎「ん?」 あかり「あけましておめでとうございます。」 あかりは礼し正しく挨拶した。 光次郎「は?何言ってんの?」 あかり「今日は2022年ですよ。」 光次郎「え?ああ、今日はお正月か。・・・・あけましておめでとうございます。」 光次郎は元気がなさそうだった。 あかり「今日は餅つきというものをやってみませんか?」 光次郎「いや、いいよ。やった事ないし・・・・・・。」 あかり「そうですか。では、どうします?」 光次郎「・・・・・・ちょっと一人にして。」 あかり「・・・・・・・はい・・・・・。」 あかりは悲しそうに答えた。光次郎は私服に着替えて、そのまま外へ出た。 あかり「いってらっしゃいませ。」 光次郎「・・・・・・・・・・。」 光次郎は自宅の庭に来た。そこには、小さく細い木でできた墓標が。 しかも、それには真奈美の名前が書かれている立て札があった。 光次郎はその真奈美の墓を切なく見つめていた・・・・・。 光次郎「・・・・・・真奈美ちゃん・・・・・・・・。」 光次郎の目から一粒の涙が・・・・・心の中では大いに悲しいと見える。 窓からはあかりがそんな光次郎は見ていた。 光次郎「・・・・・くっ!」 光次郎は涙を拭きながら家から出た。 あかり「・・・・・・・・光次郎さん・・・・・・・・・・・・・・・。」 光次郎「うっ・・・うっ・・・く・・・・・!」 光次郎は泣きながら走った。しかし・・・・・・。 「ぎゃっ!!」 光次郎は高校生らしき男にぶつかった。 高校生「どこ見て歩いとんじゃこらぁ!!」 光次郎「うう・・・・あ!あんたは、秋田学園高等部!!」 高校生「は?お前、ぶつかっといて、そのセリフか!?死ね!」 光次郎「・・・・・・ごめんなさい・・・・・・。」 高校生「・・・・わかってるじゃん。お前、弱すぎ。なんで強くなれないの?」 光次郎は少し怒った表情を表した。 光次郎「・・・・・・もし、泣いてる子供があんたにぶつかったらどうするんですか?」 高校生「は?関係ねーだろうがこんにゃろー!!」 高校生は光次郎の胸倉を掴む。その時・・・・・・。 光次郎「あんたに・・・・・・・わかるかよ!!」 光次郎はいきなり殴った。殴られて、離れた高校生は当然怒った。 高校生「このヤラアアアアアァァァァァァァ!!!!!!」 光次郎「ひっ!」 光次郎は逃げた。高校生は怒りながら走った。 光次郎「あんたらにはわかりはしない!!今の僕の気持ちが!!」 高校生「やかましい!!ぶっ殺してやる!!」 光次郎は全力で逃げた。そして、自分の家が見えてきた。 光次郎「っ・・・・・!だぁあっ!!」 光次郎は自宅に入った。 高校生「自分の家に入ったか!だが、お前に家族はいないよなぁ!!」 高校生も光次郎の家に入った。これは、他人の家に無断に入るという。 光次郎「うわああああああ!!」 あかり「光次郎さん、どうしたんですか?」 光次郎はあかりのところ通った。急ぎすぎだ。そこへ高校生があかりの前へ。 あかり「あら?あなたは?」 高校生「は?」 あかり「何しに来たんですか?」 高校生「光次郎は?」 あかり「知りませんよ?」 高校生「あ、そ。じゃあさ。あいつに伝えとって。あんまり調子乗ってんじゃねぇとな。」 高校生はそういい捨て、光次郎の家から出た。高校生の言葉を聞いた光次郎は怯えていた。 あかり「・・・・・・・・・。」 光次郎はおそるおそるあかりの方へ来た。 光次郎「あかりさん・・・・・・・。」 あかり「はい?」 光次郎「僕・・・・・何か悪いことしたかな?」 あかり「・・・・・・・・・いえ、してませんよ。」 あかりは笑いながら優しい声をかける。 光次郎「・・・・・・・僕、先輩にぶつかってしまって・・・・その先輩が怒って。」 あかり「そうですか。それはいけませんでしたね。」 あかりは光次郎の頭を撫でた。 光次郎「え・・・・・・?」 光次郎はいきなりあかりに頭を撫でられたため、わけがわからなくなった。 光次郎「なんで・・・・・?」 あかり「あなたはきっと悲しい出来事をまだ抜け出していませんね。 でも、それはきっと乗り越えられるはずです。」 あかりは自分の手を光次郎の頭から離れた。 光次郎「・・・・・・・・・パソコンしに来るよ。」 光次郎は二階へいき、自分の部屋に入った。 つづく PR |
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