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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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大神「怪獣が逃げたか・・・・。」

叶野「はい。後少しと言うところで・・・申し訳ございません。」

上川「僕らBARは魔獣に対抗するためだけに、

組織されましたからね。すっかり、怪獣の事を、

対策できてませんでしたね・・・・っ。」

叶野と上川はガッカリとしている。上川の言う通り、

BARは魔獣に対抗するためだけに結成されたのだ。

怪獣や宇宙人への反応が鈍いのは当然かも知れない。

大神「ふむ。だが、他の防衛軍がきっと、

逃げた怪獣の事を何とか探してくれるじゃろうけ。

その時が来るまで、皆。それぞれ休憩を取ると良え。」

隊員たち「了解・・・・。」


こうして、自宅に帰ろうと基地から出て、

町を歩く灰間。だが、その時であった。

灰間「・・・・・むっ!ペンダントが光った・・・。」

そう。灰間のペンダントが光り出した。ペンダントは、

また灰間に何かを伝えようとしているらしい。

灰間「・・・・何!?あのマグラーはただ、

目覚めたんじゃない・・・だと!!?」

灰間はそれを知って驚く。怪獣はただ目覚めたワケではない。

ペンダントがそう語っているのだから、間違いない。

灰間「誰かに起こされたと言うのか・・・・!?

まさか・・・魔族の仕業ってもんじゃねーよな!??」

そう。マグラーは魔族に無理やり起こされて、

それに怒って人間たちに牙を剥いただろう。まるで、

人間たちが自身の眠りを妨げたと勘違いするように。

灰間「魔族の野郎・・・!別の手を使いやがったか・・・!」


とある暗い森の中でマグラーが静かに眠っていた。

そのマグラーに、またあの青年が近づいて来た。

青年「ふん。戦いに疲れて、眠りについたか・・・。だが、

この魔族である俺がそうさせると思うなよ・・・?」

そう言った青年はマグラーに右手を向け、

その手を青く光らせる。マグラーは何かを感じるように、

両目を開けて起き上がった。

マグラー「グアァガアアアアアアアアァァァァァァァァ」

青年「あはははははははは!!!そうだ!!

もっと暴れろ!!そ

のまま地球人どもを皆殺しにするんだ!!!」

マグラー「グアガアアアアアアアァァァァァァァァァ」

怪獣は青年に言われた通りに、進行を始めた。そう。

青年は魔族の一人であった。魔獣たちを操る魔族が、

怪獣をも操っているのだ。魔族は地球に住んでいる怪獣に、

興味を持ち、その怪獣の力を見てみようと言うワケであった。


次の日。学園の廊下では野口たちは何かを会話していた。

徳丸「昨日の事件を皆は知ってた?」

野口「ええ。今回は魔獣ではなくて、怪獣だったわね。

怪獣は昭和時代に現れたマグラーらしいわ。」

森下「でも、そのマグラーが何で現れたのかしら?

もしかして、最近、暴れている魔獣たちに怒って、

あいつらを倒すために起きたんじゃないのかしら?」

徳丸「けど、人間たちを襲ったと聞いてるよ。

きっと、魔獣も人間も滅ぼしてしまおうとするつもりだよ。」

灰間「それは違うな。」

森下&徳丸「え・・・・・っ!?」 二人は灰間の発言に驚く。

野口「何か、怪獣についてわかった事があるの?」

灰間「いや。こいつは、俺が個人的に解明したもんだが。

恐らく、マグラーは魔族に起こされたらしい・・・。」

森下「魔族が起こした!?」

徳丸「確かに、魔族は魔獣を操る他にいろんな能力が、

あると聞くけど・・・。はっ!まさか・・・・!」

灰間「そうさ・・・!マグラーは魔族に操られてると思うぜ。」

野口「じゃあ・・・魔族は魔獣だけじゃなくて、

怪獣をも操っていると言う事ね。恐ろしいわ・・・!」

灰間「魔族はとことん、マグラーを操るだろうな・・・。ん?」

その時、灰間たちの近くに、あの大岩弦が歩いてきた。

大岩「おお!どいつもこいつも怪獣で話題じゃのォ!

こりゃァ!!」

野口「あ。大岩さん・・・。」 灰間たちは大岩に気づく。

灰間「ちっ。また来やがったか・・・・!」

大岩「皆、怪獣怪獣五月蠅いけぇの。じゃから、

わし自身が怪獣になったろうと、

思わにゃならんようになったわぃ!」

灰間「へぇ・・・。それだけの理由で怪獣とは、小せェな。」

灰間は冷たそうにそう言う。だが、それが大岩を怒らせる。

大岩「何じゃと、こりゃ?おどれ、なけくさってんのかあぁぁぁ!!!」

大岩は怒りで灰間を襲おうとする。だが。

灰間「そんじゃ、行くか。皆。」 森下「そうだね♪」

徳丸「授業が始まるし。」 野口「ごめんね。大岩君。」

4人は大岩を無視して、クラスへと戻ろうと歩く。

大岩「・・・・無視じゃとォ・・・・?こりゃぁ・・・・。

がおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」

大岩はぶち切れたか怪獣にように大暴れを始めた。


数時間後、平和な街の近くの草原で地震が起きた。

そこに、魔族である青年がいて、こう叫んだ。

青年「ゆけ!!マグラー!!人間どもを削除しろ!!!」

そして、草原の地面からマグラーが大地を突き破って現れた。

マグラー「グァガアアアアアアアァァァァァァァァ」

マグラーはさっそく街へ近づこうと進行をする。

まるで、魔族に操られるかのように。


BAR基地では隊員たちが集まり、大神が指令を出す。

大神「いよいよ。怪獣マグラーが街に現れたそうじゃ。

街の住人たちを助ける時じゃ。出撃準備に入れ!!」

灰間「その前にちょっと良いですか?隊長。」

大神「む!?何じゃぃ・・・!?」

灰間「あの怪獣はただ現れたのではなく、

魔族に利用されているのではないのかと思います・・・。」

つづく

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