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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリス「・・・・全然見つかりませんね。ウォータームーン。」

モモ「いえ!!ウォータームーンは必ず見つかるわ!!多分・・・。」

ロードラッシュは道路を走り続ける。間もなく夜になる・・・。

モモ「・・・・・っ!?」 そして、モモは急に何かの気配を感じる。

コリス「どうしたのですか!?姉さん!!」

モモ「感じる。ウォータームーンよ・・・っ!!」

コリス「え・・・!?あっ!!!」 そして、コリスも前に何かが見えて驚く。

それは、小さな水色の球。これこそが、宇宙人・ウォータームーンなのだ。

モモ「ウォ!!ウォータームーンよ!!!!」

コリス「あれが・・・・っ!!」 そして、ロードはウォータームーンの前で止まる。

そして、ロードからコリスとモモが降りて、星人に近づく。

モモ「ウォータームーン・・・!あなた、ウォータームーンでしょ!?」

ウォータームーン「・・・・・・・・」

だが、ウォータームーンは喋らない。だが、モモはすぐにこう言い出す。

モモ「・・・そうなのね!やはり、水の惑星のウォータームーンね・・・!!」

モモは星人の声が聞こえるように言うが、彼女以外には全く聞こえないそうだ。

コリス「え・・・・?このウォータームーンって言う宇宙人がそう答えましたか?」

モモ「ウォータームーンは喋れないけど、

私にはちゃんとわかるわ。彼の意思が。」

コリス「意思・・・・。もしかして、テレパシーとかですか?」

モモ「まあ・・・・。そんなところね。ところで、ウォータームーン!!

あなたの星で一体、何が起こったの!?怪獣がいるって聞いたけど・・・。」

ウォータームーン「・・・・・・・・・・・・」

ウォータームーンはモモに意思を伝える。それを聞いたモモは驚く。

モモ「な、何ですって!!??」 コリス「どうしたのですか!?姉さん!!」

モモが驚いているところを見たコリスも焦りを感じて、そう聞く。

モモ「・・・・ウォータームーンの惑星が、怪獣に襲われたそうよ・・・!!

怪獣の名前は確か・・・パルギラスだったそうよ!」

コリス「パルギラス!!?」

ウォータームーン「・・・・・・・・・」 そして、ウォータームーンはモモにまた伝える。

モモ「うん・・・うん・・・。パルギラス星の住人は自分の惑星以外の水を嫌い、

他の惑星に移住しやすいように、その惑星の水に毒を冒したそうよ。

怪獣には毒性の光線を持っていて、

それで惑星の水を毒水にするつもりよ・・・っ!!」

コリス「そうか・・・・!!じゃあ、地球の水が毒水になったのも、

パルギラス星の怪獣の仕業か・・・っ!!!」

モモ「それで、あなたの惑星はどうなったの・・・・!?」

ウォータームーン「・・・・・・・」

モモ「・・・・そう。何とか壊滅せずに済んだのね。」

ウォータームーンが言うには、パルギラスは以前、

ウォータームーンの済む水の惑星へ、

襲撃した事があるらしいが、その惑星の全てが水であるためか、

その星の住人の抵抗が強いためか、

流石に全て毒水にできず、逃げていったそうだ。

モモ「・・・そして、逃げていったパルギラスは地球に目をつけて、

その星を侵略しようってワケね。やはり、パルギラスはこの星に・・・。」

コリス「では、さっそくそのパルギラスを探さないと!!」

モモ「待ちなさいよ。怪獣はどこにいるか、

ウォータームーンもわからないんだって。」

ウォータームーン「・・・・・・。」

モモ「ん?いやいや!ウォータームーンは悪くないよ。悪くない・・・。」

コリス(謝ったのかしら?でも、

どうして星人は姉さんしか意思が通じないのだろう?)

その時、モモのシーバーが鳴り出す。サキからの通信が来たそうだ。

モモ「っ!!こちら、モモ!!!」

サキの声『マートルビーチ付近に怪獣が出現しました!!』

モモ「何ですって!?」 コリス「もしや・・・パルギラスか!!」

サキの声『シュドー隊員とテブリッシュ隊員が既に出動しています!!』

モモ「わかったわ!!我々もすぐに向かうわ!!」 

モモはそう言って通信を切る。

ウォータームーンが震えている。怪獣が出現したからか?

モモ「乗りましょ!コリス!!」 コリス「はいっ!!!」

二人はロードラッシュに乗り出す。だが、

ウォータームーンも開いたドアの中に入り込む。

コリス「ウォータームーン!!?」

星人もこの車に乗って、怪獣を見つけたいらしい。

モモ「どうやら、一緒にいたいわね。良いわ!!行って!!コリス!!!」

コリス「了解!!!」 コリスはアクセルを勢い良く踏み、ロードは全速で進む。


夜のとある森に、巨大な怪獣が歩いていた。その姿はとても異常であった。

腕がないが、足が4つある。獣のような顔が身体の上の部分にあった。

上半身が青らしいが、下半身は緑色であった。目が黄色く光っている。

この異常の化け物こそが、宇宙怪獣・パルギラスだ。

パルギラス「ヂュギイイイイィィィィィィン」

パルギラスは海に近い街へ向かっている。それを阻止しようと空中から、

スカイラッシュ1(シュドー)、スカイラッシュ2(テブリッシュ)が飛ぶ。

テブリッシュ「怪獣を街へ入れるな!!」 シュドー「了解!!!攻撃!!!」

2機のスカイラッシュがレーザーバルカンを連射して、パルギラスを攻撃する。

パルギラス「ヂュギイイィィィィン」 怪獣はこれに耐えて、反撃に出る。

両目から電撃光線を放って、

2機のスカイラッシュを襲う。だが、2機はそれを避けた。

2機はすぐにレーザーバルカンで攻撃するが、通用できてない。

パルギラスは電撃光線を再び放つが、また避けられてしまう。

現場へ向かうロードラッシュでは、コリスがモモと会話していた。

コリス「ウォータームーンはどんな理由で、

幼い頃の姉さんと出会ったのですか?」

モモ「ええ・・・・。わからないけど、彼は隕石と一緒に落下していたらしいの。

そして、ウォータームーンは地球の汚い水に元気がなくなっていくあげく、

未知の存在を凍らせる研究者のアイリーンさんに狙われるようになったの。」

コリス「アイリーンさんって、あのジャックさんの母親ですか?」

モモ「ええ。彼女に襲われたウォータームーンは、

私たち地球人の勝手さに怒って、二度と地球に来ないかと思ったけど・・・。」

モモはそう言いながら落ち込むが、ウォータームーンの方を見て微笑む。

ウォータームーンはもう一度、この地球に来てくれたよね。

私たちに地球の危機を知らせるために・・・。」

ウォータームーンはそれを聞いて、頷くように動く。

モモ「え・・・?ただ、危機を知らせているだけじゃない。」

コリス「っ!!姉さん!!怪獣です!!!」

つづく
 

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