今回は鳥のような怪獣がゼロ戦飛行機のごとく空を飛びまくります。
ウルトラマン80
第41話・君はゼロ戦怪鳥を見たくないかい?
宇宙渡り鳥・バレバドン登場
大空をかける飛行機。それは、ただのラジコンです。
この物語の鍵を握るゼロ戦飛行機のラジコンを巧みに操る斉藤少年は、
1年前?の春、ゼロ戦の実物展示を見てから、その虜になったそうです。
ゼロ戦は太平洋戦争で大活躍した伝説の戦闘機だと言うので、
見る人によっては、大好評でしたかな?その一人である斉藤は、
それ以降、ゼロ戦の模型やらゼロ戦の絵やら、しまいには、
コックピット(自分で作ったのか?)やらで、部屋中がゼロ戦だらけwww
ゼロ戦に乗って大空を翔る夢を見ている斉藤は、ついに、
高価なゼロ戦のラジコンも欲しかなり、そのお金を集める事になります。
家の手伝いやバイト、趣味の切手集めやゲーセンでの遊び、
おやつなども我慢して、祖母からのお年玉を手にして、
ついにゼロ戦のラジコンを買ったそうです。そして、今。
斉藤がそのゼロ戦を自由自在に操り、矢的とイトウチーフがそれを見ています。
ですが、斉藤はUGMの皆さんが、
ゼロ戦に触れる事を許せません。余程、大切らしいです。
まあ、高い金で買ったのですから、万一で水の泡になりたくありませんよね。
さらに隠し芸もあるそうなので、それはUGMには見せたくないらしいです。
そう。斉藤はゼロ戦オタクなのです。オタクと言う言葉・・・。
既に80の時代から生まれているのね・・・。70年代に、その言葉あったかしら?(
さらに、回想シーンで、ゲーセンから何やらゲームらしい音が鳴ってましたが、
アーケードゲームは既に70年代で始まって、
当時からブームが起きるのね^^;
ちなみに、父はゴルフが大好きなんだ☆これを見たフジ隊員母は、
自分も何かを楽しみにしようかと考え出します。
まあ、ブームは人それぞれですからね。
ゼロ戦が斉藤の命なら、ゴルフは父の命だそうです。それを聞いた母は、
願物喪私の言葉を語ります。それは中国のことわざで、物に拘り過ぎると、
駄目になるとの事です。しかし、父はクラブのためなら、駄目で結構と言います。
・・・母曰く、子供も父も救いがありまへん・・・・。UGMでは、
矢的とイトウチーフがゼロ戦のラジコンを持つ斉藤について語ってます。
イトウチーフ曰く、一点豪華主義は男の生き方そのものと言いますが、
確かに、男はある行いを集中的に楽しむ事もありますね。
ですが、城野隊員からは、
そうはいかないと言い、毎日同じ服はすぐ何か言われるそうです。
確かに、女性はコスチュームの事を考えて、
毎日違う衣装を着ている人もいますしね。
斉藤はゼロ戦のラジコンで、ラジコンの大会の優勝を狙っているそうです。
そして、ついに始まったその大会。斉藤はゼロ戦を巧みに操り、
素晴らしい空中ダンスを披露します。これは凄い。感心する大勢の人々。
反転や急上昇などで大活躍。これで優勝間違いなし・・・と言いたいところですが、
そうも行かねェみたいです。突然、ゼロ戦がコントロールを失い、
どこかへ飛び去ってしまいます。焦って追う斉藤ですが、見失ってしまいました。
後から来た矢的とイトウチーフですが、
そんな二人にすすり泣く斉藤はこう言います。
斉藤「昨日、おじさん(UGM)たちに会ったから・・・・・っ!」
斉藤は矢的たちに八つ当たりして、
返せと言います。別にUGMが悪いワケでは・・・?
一体どうしてゼロ戦のコントロールが乱れたでしょう・・・。
大切なゼロ戦を見失い、絶望した斉藤はその後、眠れなくなり、不眠症に。
父はそんな斉藤に命あるものは必ず死に、形あるものは必ず召すと言います。
そんな父に、斉藤はもし、ゴルフの棒が折れたらどうすると聞きます。
そりゃ、父もこれに絶望すると考えられますなァ。母も父に、
もしゼロ戦が見つからなかったら、ゴルフ棒を売るように言います。
母「この子は命の次に大事な物をなくしたんですもの・・・。
あなたも付き合いなさいっ!!」
そこで、父は斉藤のゼロ戦探しを手伝う事にします。大好きなゴルフのために(
そして、ついに斉藤のゼロ戦探しの旅が始まります。彼の首からぶら下げた、
メッセージボードがあります。何だか他人が笑いそうな雰囲気ですが・・・。
メッセージボード『この前の日曜日、
このゼロ戦のリモコン機を見た方、どうぞ僕に教えて下さい。』
ついでにゼロ戦の写真を張ったプラカードもあるし・・・(笑
斉藤はこれらを持って、街中を歩き回ります。
それで、多くの人々に馬鹿笑いされます。確かに、これだけやれば、
父も恥ずかしさのあまり、サングラスとマスクで顔を隠す始末・ω・
例え、馬鹿にされても良い。ゼロ戦のためならば。
その執念だけが少年を動かしているのです。そして、斉藤と父は、
大鳥渓谷やらに来ます。ゼロ戦のために、谷にまで来てしまうとは(゜д゜)
バスで来たらしいので、それで父の金が多く失ったそうです。その代償に、
ゼロ戦の情報を持つ老人と出会います。老人が言うには、ゼロ戦は谷の方に、
あるそうです。ですが、そこには50年から60年に一度だけ、
宇宙から渡り鳥が飛来するらしく、大好物である人間の子供を食べるそうです。
引き返すように言う老人ですが、斉藤はゼロ戦と共に命があるので、
ゼロ戦にためなら死んで良いと、めちゃくちゃな決心です。玩具のために、
そこまで戦おうとは、斉藤。もしかしたら、大物になれるかも?(
父はクラブか命かと悩みますが、そこは命でしょーがwwwwww
老人はそんな二人を変な親子と言います。確かに、変ですよね^^
そして、ゼロ戦探しを行う親子。ですが、流石に疲れて休憩。
近くにゼロ戦がいると感じたか、
斉藤は操縦機で遠くで見えないゼロ戦を操ってみます。
その時、思いも寄らない事態が発生しました。斉藤の前に現れたのは、
ゼロ戦ではなく、何だか形がそれに似た巨大怪鳥でした。ロボットではありません。
その怪鳥こそが、老人が語ったウワサの宇宙渡り鳥・バレバドンでした。
バレバドンはレオのサタンモアと同じように、着ぐるみではない、
遠隔操作用の怪獣です。背や足についてる4つの翼によって、
某飛行機に見えるところがかっこ良い。卵も産んでるそうです。
その怪獣を見たイトウチーフが矢的に焦ってこう言います。
イトウチーフ「怪獣が出た!!すぐ、UGMに報告しろ!!!」
矢的「チーフ!!僕たちがUGMですよっ!!」
矢的先生の言う通り、イトウチーフと自身はUGMであります(笑
自分をUGMである事を忘れたイトウチーフ。何だか間が抜けたなァ・・・。
ですが、バレバドンの動きがおかしく見える。斉藤がもしかしてと思って、
操縦機で操作すると、その操作通りにバレバドンが動いています。そう。
怪獣は何故か、斉藤の操縦機で動くようになっています。斉藤は、
ゼロ戦でやったようなプレイをし、バレバドンもゼロ戦と同じ動きで披露します。
斉藤はゼロ戦が怪獣になったと評価します。そうだとしたら、
ゼロ戦飛行機が、ゼロ戦怪獣になるワケですね。ゼロ戦がテーマの話ですし。
ですが、矢的にはそう見えません。矢的はXXレントゲン光線で、
バレバドンの体内に、斉藤のゼロ戦がある事に気づきます。そう。
斉藤が動かしているのは、怪獣ではなくゼロ戦だったのです。
バレバドンがゼロ戦を飲み込んだため、
斉藤の命令で動くゼロ戦と同化したのです。
ゼロ戦がコントロールされなくなったのも、バレバドンが地球に、
飛来した時による放射エネルギーで引き寄せたからでしょう。
斉藤の降下命令で、素直に降下するバレバドン。巨大怪鳥と小さき人間たちが、
同じ場面に立っているシーンはSFX特撮らしくて良いですね^^
喜ぶ斉藤は何と、怪獣であるバレバドンの背に跨っちゃいます。そして、ついに
バレバドンを上昇させ、怪獣に乗って空の旅へ出ます。超ご機嫌ですな。
まるでゼロ戦を操縦するように、
バレバドンを動かす斉藤。町の上空にも飛んでますが、
その時、バレバドンが卵を産み落としてしまいます。落ちた卵が割れて、
生々しく地上に滴る黄身。巻き込まれた人はいねェでしょうな(@@;
さらに斉藤は矢的たちを脅かせようと、怪獣を急降下させてます。
これに怒る矢的とイトウチーウ。
父はゼロ戦さえなければ斉藤の良い子だと言います。
次にセスナをも驚かせます。しまいには斉藤が暢気にカラスの歌を、
歌います。そこにバレバドンの前にカラスが飛びます。
その時、悲劇が起こります。お腹を空かせた怪獣はカラスを食べようと、
口を大きく開けます。
そのため、呑み込んだゼロ戦が出てきて落ちてしまいます。
それにより、バレバドンは自由になり、
暴走を始めます。斉藤は必死に命令しますが、
もはや無理ぽ(ぇ)バレバドンは、自分を扱き使った斉藤を振り落とそうと、
過激な暴走飛行をしています。しがみつく斉藤。なかなか落ちませんなァ。
矢的は斉藤を助けるために80に変身して、空を飛んでバレバドンを追います。
怪獣との激しい空中追跡。格闘一切なしです。ちょっと短いですね。
ですが、バレバドンはついに斉藤を振り落としてしまいます。ですが、
80は素早く、彼を救いました。こうして、バレバドンは慌てて逃げました。
変な物を食べて居心地が悪くなったのか、地球から去りました。
ナレーター「渡り鳥君。ゼロ戦には気をつけなよ。」
このナレーションが何気に面白みがありますねw(
さっき、思ったけど、バレバドンは卵を産むために地球に来たんじゃね?
でも、今の騒動に呆れて、もう二度と地球に来ないかも知れません・・・。
事件が終わり、斉藤はようやくゼロ戦を取り戻して、大喜び。よかったね。
父は自分がゴルフにハマり過ぎて、それが息子に影響されたかもと反省します。
確かに親の個性が、子に影響する事もありますしね・・・。
あまり物に執着し過ぎて、迷惑がかからないようにほどほどに・・・と、
命あるものは必ず死に、形あるものは必ず召すの事を、
一同が教訓したところで、今回の物語は終了。今回は、
好きな物に執着すると、他人に迷惑する事が伝わる話でしたな。
私もパソコンに執着しているかも知れませんが、それで、
他人に迷惑がかかっているのかも知れません・・・・。でも、
私はパソコンのネットが好きです。おかげで友達ができたつもりですし。
今回は戦闘シーンはなしでしたね。80はただ、斉藤を助けるだけでしたし。
そう。この物語は少年が憧れた物に執着する青春?ストーリーです。
それにしても、最近怪獣殺されてないね・・・^^;ちなみに、
斉藤の母は初代マンのフジ隊員の中の人です。決して、
フジ隊員が誰かと結婚して、斉藤を産んだワケないので、ご安心を(ぉ
次回は観音像です。多分、80より強いかも(
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