モモ「っ!!!」 そう。ロードの前に怪獣とDGCの戦場へきたのだ。。
パルギラス「ヂュイイイイイイィィィィィィィィィン」
二機のスカイラッシュはレーザーバルカンでパルギラスを攻撃をしている。
パルギラスはそんな技が通じるハズもなく、ゆっくり進行していた。
ウォータームーンは凄く震え、モモに伝える。
モモ「っ!!あの怪獣こそが・・・・パルギラスよ!!」
コリス「何ですって!!?」
モモ「怪獣は海に向かっている。その先にホテルがある!
パルギラスの前方に回り込んで、進行を防ぐのよ!!」
コリス「了解!!!!」 ロードは全速で走る。
スカイラッシュ1が後ろからパルギラスの背中にレーザーバルカンを連射する。
パルギラス「ヂュギイイイイィィィィィィン」
だが、怪獣は後ろに向く様子はない。
シュドー「くっ!!この怪獣は少々タフだぜ!!」
テブリッシュ「強力ミサイルを撃ってみよう!!」
スカイラッシュ2がミサイルを発射して、パルギラスを攻撃する。
パルギラス「ヂュギイイイイイイィィィィィィィン」
パルギラスは今の攻撃で少し動きが止まった。効いたみたいだ。
テブリッシュ「やったか!?」 パルギラス「・・・・ヂュギイイイィィィィィィン」
だが、パルギラスは電撃光線でスカイラッシュ2を攻撃。見事に命中した。
テブリッシュ「うわああぁぁぁっ!!!だ、脱出!!!」
テブリッシュがパラシュートで脱出。それを見たシュドーが怒りを露にする。
シュドー「よくもテブリッシュをおおぉぉぉ・・・・・っ!!!」
スカイラッシュ1がパルギラスに急接近しながら、レーザーバルカンを連射。
これを受けたパルギラスはスカイラッシュ1にも電撃光線をお見舞いする。
シュドー「ぐっ!!だ、脱出!!!」 シュドーもパラシュートで脱出した。
二機のスカイラッシュが墜落して爆発。怪獣はますます進んでいき、街に来た。
怪獣を見た人々は必死に逃げ惑う。
パルギラス「ヂュギイイイイィィィィィィィン」
パルギラスは頭突きやキックでビルを破壊してゆく。そのビルを壊したら、
次に電撃光線で逃げるバスを破壊する。
怪獣は身体を横に倒すつもりの動きで、
隣のビルを破壊する。ロードラッシュはホテルの駐車場に停まる。
パルギラス「ヂュギイイイイイィィィィィィィィィン」
コリスたちはパルギラスが街で暴れている。町並みに燃えている。
モモ「住人の非難はサキとイチゴに任せているわ。コリスは徒歩で戦って!!」
コリス「はいっ!!」 コリスはロードから降りて、怪獣の方に向かった。
そして、
モモがすかさず拡散レーザーを発射しようとするが、星人がまた伝える。
モモ「えっ!?この怪獣に現用兵器は通じない!?でも、
やってみなきゃわからないでしょ!?せめて、敵が逃げる程度でなら!!!」
街のアスファルトを走るコリスはショットバトラーでパルギラスを攻撃。
パルギラス「ヂュギイイイイイイイィィィィィィィィィン」
コリス「く・・・・っ!!」 コリスは連射を続ける。だが、パルギラスは、
痛みを感じないどころか、ストレスを感じてコリスの方に向いて来た。
コリス「こうなればクリスタルに・・・・っ!!ショワ・・・!!」
コリスはクリスタルに変身しようとするが、パルギラスは電撃光線で攻撃する。
コリス「うあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
光線を浴びてしまったコリスは倒れてしまう。そして、体当たりで、
ビルを破壊した怪獣はロードラッシュが待ち伏せしているホテルに来た。
パルギラス「ヂュギイイイイイイイイィィィィィィィィィィィン」
ロードラッシュは拡散レーザーでパルギラスを攻撃するが、
やっぱり怪獣には通用しない。パルギラスは電撃光線でホテルを燃やす。
モモ「・・・・・っ!!」 ロードは拡散レーザーで怪獣を攻撃し続ける。
パルギラス「ヂュギイイイイイイィィィィィィィィン」
パルギラスはそのまま進行し、ロードを踏み潰そうとする。
モモ「っ!!不味い!!!」 ロードはパルギラスから逃げようと走った。
進行しすぎたパルギラスはホテルに突撃し、壊してしまった。
パルギラス「ヂュギイイイイィィィィィィィィン」
怪獣はついにビーチに足を踏み入れ、海に近づく。
ウォータームーンは恐怖に震え、モモに伝える。
モモ「えっ!?ついにパルギラスが海を汚すって!?」
パルギラスは海に向かって、口から白い光線を発射した。光線を浴びた海が、
黒ずんでいく。そして、すぐに元の青に戻る。だが、
その海から多くの魚が浮かび上がった。
まるで毒にでも盛られて死んだように・・・。
モモ「海がいきなり黒に見えて、魚たちが浮かび上がった・・・!?」
ウォータームーン「・・・・・・・・・・・・・・・」
モモ「えっ!?あれこそが、全てを水を毒水に変える、
ポイズンウェイブですって!!?やはり、多くの水に毒を冒した奴の仕業ね!!」
そう。パルギラスは光線で地球の水に毒を宿らせたのだ。今日もそれを、
成し遂げて、嗤ように喜んで海の中に飛び込んだ。
パルギラス「ヂュギイイイイイイイイィィィィィィィィィン」
怪獣は毒の海を楽しく泳いでいた。モモはそれに呆れる。
ウォータームーン「・・・・・・・・」
モモ「そう・・・。毒性を持つ水は怪獣の星で一番良い環境なのね。
だから、このように喜んではしゃいで泳いでいるんだ・・・・。」
そして、怪獣はしばらくこの海を泳ぎながら、どこかへ去ってしまった。
次の日。ビーチでは、隊員たちが綺麗な海を悲しげに見ていた。
見た目は綺麗だが、実は見えない毒に満ちていた。ちなみに、
隊員たちの近くにウォータームーンがいたが、
モモが星人の事を、隊員たちに話したから、驚く事はない。
サキ「こんな綺麗な海なのに・・・毒に満ちているなんて・・・・。」
モモ「それで、コリスの容態は?」
サキ「はい・・・。現在、本部のメディカルセンターで治療を受けています。」
そう。怪獣の攻撃を受けたコリスは、DGC基地の病室にいた。
彼は身体中を包帯に巻かれ、ベッドの上で眠っている。
モモ「そう・・・。毒に盛られた水を元に戻す方法。ないかなァ・・・。」
イチゴ「・・・・怪獣の光線で毒に冒されたのですから・・・。
その見えない毒を取り除く方法は・・・ないかも知れません。」
イチゴが手に持つリモコン型の機械についてる数値では、
9888%らしい。これは、毒性の強さである。
イチゴが持ってるのは、毒性探知機である。
シュドー「くそ・・・っ!!怪獣め・・・。」 テブリッシュ「我々の敗北か。」
隊員たちは地球の海を救えず、沈黙する。
その時、ウォータームーンがモモに伝える。
ウォータームーン「・・・・・・・・・・・・」
モモ「え!?海を元に戻すつもり!!?」
星人は頷き、海に向かい、その海中に入る。
シュドー「隊長が言ってたウォータームーンとやらが!!」
テブリッシュ「毒の海へ飛び込んだ・・・!?」
その時、海が水色に光った。その光がすぐに消えるが・・・。
サキ「海が光った・・・・!?」 そして、海からウォータームーンが出てくる。
イチゴ「ウォータームーンが出てきた。・・・・あっ!!」
イチゴの持つ毒探知機の数値がどんどんさがっていき、0%となった。
イチゴ「海から毒が消えました・・・・っ!!」
モモ「何ですって!!?」 シュドー「マジか!?」
隊員たちは驚き、イチゴに近づき、彼の持つ機械の数値を見る。
テブリッシュ「本当だ・・・!」 イチゴ「でも、本当に海が元通りに・・・?」
モモ「何をしたの?ウォータームーン。」 ウォータームーン「・・・・・・」
ウォータームーンはモモに語りかける。それを聞いたモモは喜びを感じる。
つづく
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