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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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サキ「コリス君、一人で・・・?」

コリス「彼に会ったのは、僕だけです。必ず、また探してみせます!!」

モモ「・・・・わかったわ。言ったら、止まらないタイプだからね・・・。

けど、あなた一人だけじゃないわ。

今回はイチゴやサキに行かせてもらうわ。」

イチゴ「はい!!」 サキ「・・・一緒に頑張りましょ。コリス君。」

コリス「はい。」

モモ「シュドーとテブリッシュは念のため待機。

怪獣が暴れたらヤバイからね。」

隊員たち「了解!!!!」

こうして、コリスたちはロードラッシュで再びアキダロードへ向かった。


アキダロードは今日も人が多く歩いていた。もちろん、

あのファイダルもだ。だが、ファイダルの周りの人々の中に、

何かヒソヒソ話している数人の人たちがいた。

男A「なぁなぁ。最近、あいついるよなァ・・・。」

男B「ああ。けど、あいつ。ちょっと暗ぇ感じだもんな。」

男C「そうだ。あいつはこの街によくいる奴で有名らしいぜ?」

男A「マジかよぉ。俺的には、いて欲しくねーしw」

男C「なんか、キモイって感じだよな?w」

男B「言えてる言えてるw友達とかいね・・・・。ん?」

その時、男Bの肩に触れる者がいた。

それは、全て聞こえたファイダルであった。

ファイダル「お前らも・・・・僕の事を馬鹿にするんだね・・・・。」

ファイダルはさらに暗い表情をした。これは、

静かなる激怒と言って欲しいだろう。

その一方、別の場所では、コリスたち3人がロードから降りた。

イチゴ「それでは、再びファイダルの捜索に入る。

僕とサキさんはAルート。コリスはBルートで怪獣を探すんだ。」

コリス&サキ「はいっ!!!」

イチゴ「・・・・ところで、コリス君。怪獣はこの街によくいると思う?」

コリス「う~ん・・・。オタクだから、多分よくいるかと・・・。」

イチゴ「念のため、情報収集も行うと言い。それでは、行くぞ!!」

こうして、コリスは一人で、イチゴとサキは二人で分かれて行動開始した。

まずは、イチゴとサキ。二人はそれぞれ、

街の人々から情報を聞き出している。

イチゴ「青い髪で眼鏡をした少年の事ですが・・・。」

女「知らないわ。」 サキ「16、7歳くらいの少年ですが・・・。」

男「そんな奴、どこにだっているんじゃねーのか?」

ファイダルの情報は全然、聞けなかった。二人は歩きながら、会話している。

イチゴ「結局、情報は手に入れなかった・・・。」

サキ「やはり、自分たちで探すしか・・・。っ!?」

その時、二人は多くの人々が騒がしく集まっているところを見る。

サキ「どうしたんですか!?」 二人はさっそくその人々のところへ行く。

男「ああ。なんかこいつら、すげぇ怪我してんだよ。」

イチゴ「凄い怪我・・・?っ!!?」

二人は人ごみを通って、倒れた人たちを見る。その人たちは、

全員、口から大量の血を吐いて、身体の一部が抉られて倒れていた。

サキ「こ・・・・これは・・・・・!?」

イチゴ「誰にやられたのですか!??」

男「え?う~ん。たぶん、青い髪の眼鏡の少年かも知れないぜ?」

サキ「青い髪の・・・・!?」  イチゴ「やはり、ファイダルか・・・・!!」

男「ファイダル?そんな名前、知らねーけど。こいつら、

あの少年に対して何か話していて、

それで彼に襲われたんだろ。でも、何故・・・。」

そこに、別の女性が少年と聞いて、話しかける。

女性「あ!!その少年なら知ってるわよ。」

サキ「え!?本当ですか!?それ・・・。」 サキは女性にそう聞く。

女性「知ってる人は少ないけど、あの少年はこの街に住んでいて、

いろんなアニメグッズを買っているわ。金持ちなのか知らないけど・・・。

見た目も性格も暗いためか、周りの人によく近寄りがたいと、

嫌われている。おまけにいろいろ危険な発言しますわ。それが原因ね・・・・。」

サキ「・・・・そうですか・・・。あの人が・・・。」

イチゴ「あいつ・・・。ただの侵略者じゃないのか・・・?

もっと・・・詳しく話せませんか・・・?」

女性「・・・・あの人は、自分を馬鹿にした人には容赦なく襲うの。

あと、見てないけど、小さい小屋っぽいところにいるって聞いてるわ。

大金持ちだか貧乏だか、わからないわァ・・・。」

イチゴ「そうですか・・・。情報をありがとうございました。」

サキ「行きましょう。イチゴさん。あの人は必ずこの街にいます・・・。」

イチゴ「うん。」  二人はファイダルの情報を知り、怪獣を探そうと走った。


一方、コリスは何故か、メイドカフェにもう一度、来ていた。

メイド「・・・ところで、ご主人様はお子様ですけど、一人だけでしょうか?」

コリス「は・・・・はい・・・・;(モモ姉さんがRPGでは、

情報集めは酒場がピッタリだけど、ここで合ってるのかなァ・・・??;)」

コリスはどうやら酒場なら何かわかると思って、メイドカフェに来ていたのだ。

・・・・だが、違っていたそうだ。・・・と、言いたいところだが・・・。

コリス「(・・・・仕方がない。聞いてみるか?)あの・・・。」

ちなみに、コリスはコーラだけを注文した。

メイド「・・・・あ。ところで、

あなたはDGCでしたね?何でしょうか・・・・?」

コリス「この街に、青い髪と眼鏡の少年を知ってませんか・・・?」

メイド「青い髪と眼鏡の・・・・。もしかして、ファイダルさんの事ですか?」

コリス「・・・・っ!!?」 コリスはこのメイドの女性が、

ファイダルの名を知っている事に驚く。何故、このメイドが怪獣の名を・・・。

メイド「彼のニックネームですよ。あの人・・・・毎日ここに通って来るんです。

ほとんど、あの人曰く寂しい時や辛い事があった時かしらね・・・。」

コリス「ファイダル。それが彼のニックネーム・・・・・。」

メイド「この店ではほとんどニックネームで名乗る客が多いんです。

ファイダルさんは普段はアレですけど、私は彼の事、結構好きです^^

彼とは毎日遊んでいるように、会話をしていたわァ。

ファイダルさんって、存在するだけで虐められる事が多いって。

そのため、

自分は慰めて欲しいと私に甘えて来るんです。でも、私は受け入れたわ。

彼とはいろいろ話したわ。・・・ところで、

ご主人様はファイダルさんに何か用ですか?」

コリス「・・・・彼と友達になろうかと・・・・。」

いや。コリスは彼の友達になるつもりではない。だが、

このメイドにファイダルを倒すと言ったら、彼女は悲しむからだ。

メイド「それは良かった。ファイダルさんは、

この街のどこかにある小さな小屋に住んでると言ってるわ。

電気屋とデパートの隙間にあるんですって。」

コリス「そうですか・・・。ありがとうございます。それでは、

その・・・彼の家を探しに行きます!」

コリスはコーラを一気に飲み干して、店から出た。

メイド「行ってらっしゃいませ。ご主人様ぁ~っ。」


コリスはさっそく電気屋とデパートがあるところへ来ていた。

コリス「ファイダルの居場所がわかった・・・。ここだ・・・!」

コリスはそう言いながら、電気屋とデパートの隙間に入った。

だが、そんな彼を数人の何者かが見ていた。

コリスは隙間のところを進む。すると、彼の前に驚くべき事実が・・・。

コリス「っ!!こ・・・これが・・・・!」

コリスが見たのは、

とても小さくまるで新聞でできたボロいテントの小屋であった。

いかにも、どの貧乏人が住みそうな場所であった。

コリス「・・・・ここが、ファイダルの家・・・・!」

コリスは緊張しながら、そのテントの中へと少しずつ入ってゆく。

コリス「・・・・・・っ!うわっ!!!」

すると、コリスは突然、まるで吸い込まれるように一気に中へ入っていく。


そして、コリスはテントの中へ来た。そして、コリスは周りを見て、さらに驚く。

コリス「・・・・ひ、広い・・・!まるで、外見とは偉い違いだ・・・!!」

そう。この小さいテントの中は、何故か普通の部屋と言って良いくらいに広かった。

この部屋には、漫画やゲームはもちろん、フュギュアも無数にあった。

暮らしのためか、冷蔵庫やベッドまでもあった。

そして、パソコンもあるが、そのパソコンをファイダルがやっていた。

ちなみに、パソコンは机の上にあり、ファイダルは椅子に座ってやっている。

ファイダル(人間体)「よーくここがわかったね。ウルトラマン。」

コリス「っ!!ファイダル!!」  コリスはついにファイダルを見つけ、

彼に銃を向ける。ファイダルはそんなコリスを見て驚く。

ファイダル(人間体)「ちょw何するんだよ!?僕が何か悪い事をした?」

コリス「何故、人間を襲った!?やはり、この星を狙うつもりだったのか!?」

ファイダル(人間体)「違うって!仮にも、狙うのはこの星の電波だけだよ。

それに・・・・僕が襲ったのは、みーんな僕を馬鹿にした人たちさ。

誰も僕に優しくしてくれない。ただ、一人を除いてね・・・。」

コリス「馬鹿にされたからって・・・あんな惨い事を・・・!」

ファイダル(人間体)「仕方がないだろ!?ああでもしなきゃ、

二度と僕に逆らえなくならないじゃないか!!それに、

愚かな人間共がいつ、僕の野望の邪魔をするかわからないしね・・・。」

コリス「野望・・・・?」

ファイダル(人間体)「そうだ・・・。くくくく・・・・!!

僕にはねェ・・・・大きな目標があるんだよ。

それには、とても多い数の電波が必要なんだよ・・・。」

そして、ファイダルは急に怪獣の姿に戻った。身体が青く、

頭が6本もの白い角があり、獣に近そうな顔では眼鏡がかけている。

胸に大きな赤い発光体があり、尻尾まである。

この奇怪な怪人のような姿こそが、ファイダルの本当の姿である。

つづく

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