その時、ハリーはコリスの後ろにシュドーとテブリッシュがいる事に気づく。
ハリー「ああっ!これはこれは、コリスの先輩さんたち。お久しぶりですぅw」
ハリーは笑顔で二人の男に挨拶する。
テブリッシュ「お久しぶり。コリスの保護者のハリーさん。」
シュドー「今回はコリスと一緒に来たのかぃ?」
ハリー「ええ。そりゃぁもちろんw今から、メイドカフェに行くつもりです。」
シュドー「メイドカフェですっと!?行く行く!!
俺もちょうど、その気になったんだ!!」
シュドーはメイドカフェと聞いて、喜ぶ。テブリッシュも微笑んで、こう言う。
テブリッシュ「俺たちもちょうど休憩したい気分なんだ。一緒に行こう。」
コリス「つまり、4人で行く事になりますね。」 その通りである。
こうして、4人はメイドカフェへと来た。多くの可愛いメイドの少女がお出迎えする。
メイドたち「お帰りなさいませ。ご主人様あぁぁ~っ♪」
ハリー&シュドー「おおおおおぉぉぉぉぉ~う!!!!」
ハリーとシュドーはあまりの可愛らしさに、さらに興奮する。
テブリッシュ「か・・・・可愛い・・・・。」
テブリッシュも彼女たちの可憐な姿に、惚れてしまったそうだ。
メイド「お客様方は、どちらへ座りますかあぁぁ~っ?」
コリス「に・・・・2番目の席で、お願いします・・・・///////」
まだ子供であるコリスは、メイドの可愛さに惚れたか顔が赤に染まっていた。
4人は席に座って、さっそくメイドが食品を持って来た。
メイド「はあぁぁ~い。4人とも、メイドさん特性のピーチジュースですぅ。」
シュドー「おおぉぉぉう!メイドさん特性かぁ~っwww」
ハリー「美味そうだなァwwww」 テブリッシュ「ピーチだから、桃味だな。」
メイド「おかわりは自由ですよ♪」
4人はジュースを飲んでいき、それぞれ頼んで来た食べ物も食べていた。
メインでは全員カレーだが、
ハリーはうさぴょんケーキ、シュドーはくさまんケーキ、
テブリッシュはチョコレートパフェ、コリスは普通のバニラアイスであった。
4人がそれを食べている中、一人のメイドがとある場所でマイクを持っていた。
メイド「それでは、今回はティアーズ・トゥ・ティアラのED、
Weeping aloneを歌います!」
そして、メイドはその歌を歌い始めた。なんだかとても美しい歌声だ。
カレーを食べながら、4人はそれを聞いていた。
シュドー「美しいなァ。やはり、
メイドとは一味違うくらいの萌えを持ってるもんな。」
テブリッシュ「ああ。確かに、この歌声を聴いてると何故か癒される・・・。」
コリス「くす・・・。・・・っ!??」 その時、コリスはまた険しい表情になる。
また、怪獣の気配を感じたのだ。やはり、
この街の何処かに怪獣が潜んでいるのだ・・・。
コリス(またこの気配だ・・・っ!まさか、この中に怪獣が・・・・!?
しかも、そいつは巨大ではなくまるで人間に化けているそうだ・・・。
どこだ・・・。どんな人間に化けたんだ・・・!?っ!!)
そして、コリスはついに見つけた。
彼の目線によれば、少し自身から離れているが、
ちゃんと見える。コリスが見たのは、さっきハリーが遭遇した少年だった。
もしや、この少年が怪獣が化けた人間体なのだろうか?
少年はコリスの存在に気づいたか、一瞬だけ彼を見て席から立った。
少年「御馳走様でした・・・。」 そして、少年は歩いて店から出た。
メイド「行ってらっしゃいませ、ご主人様あぁぁ~っ♪」
コリス「あっ!待て!!!」 コリスも少年を追おうと走って、店から出た。
ハリー「あっ!おい!コリス!!」 だが、彼の声は届かない。
シュドー「なんなんだ、あいつ・・・。」 テブリッシュ「さぁ・・・?」
コリス「待てええぇぇぇぇっ!!!!」 コリスは走っている少年を追っていた。
そして、少年はピタリと止まった。コリスも彼の後ろで止まる。
コリス「あなたは・・・・怪獣なんですか・・・!?」
それを聞いてピクッと感じた少年は、コリスの方に向ける。
そして、少年は一瞬だけ怪獣の姿になり、それをコリスに見せる。
少年「・・・・だったら・・・・・どうするゥ?」
人間に戻った少年はニヤニヤしながらコリスにそう聞いた。
コリス「この世界で何をしに来たんですか!?」
少年「別にィ?ただ、暮らしているだけど?」
コリス「そうか・・・・。それで、どこから来たの??」
少年「・・・・・宇宙さ。僕らファイダル族は電波が好物でね。
特に僕はこの星の強い電波に導かれて、ここへ来たんだ。」
コリス「ファイダル・・・・。それがあなたの名前・・・。」
ファイダル(人間体)「とにかく、僕はこの星が気に入ったんだ。
邪魔するとォ・・・どうなってるかわかってるよねェ?ウルトラマンクリスタル・・・!」
コリス「っ!?」 コリスはファイダルが自分の正体を知っている事に驚く。
ファイダル(人間体)「僕はね、この星に存在するアニメと漫画と言うのが、
大好きになったのさ。
絵に描いてる女の子が可愛いからねェ・・・へへへへへ・・・!!」
ファイダルはそう言いながら、コリスから離れていた。
だが、コリスは何もせず立ったままだった。
彼の目的は侵略ではないと思うからだ。
コリス「・・・・ハリーさんのところへ戻らなきゃ!」
コリスは急いでハリーたちのいるメイドカフェへ戻った。
無事に食事を終えらしく、4人はここから出た。
メイドたち「行ってらっしゃいませ。ご主人様ああぁぁぁ~♪」
ハリー「・・・・ところで、どこ行ってたんだ?コリス。」
コリス「・・・・・いえ、なんか怪・・・・・・・。」
コリスはこの街に怪獣ファイダルがいると言おうとするが、言えなかった。
シュドー「まあ、細かい事は気にしなくて良いじゃねェかw
せっかく、良いもん手に入れたんだからよォ!」
テブリッシュ「まあ。そうだな。」 4人は店でイベントがやってたか、
それでメイドと遊んだため、その記念品を持っていた。
それは、メイドたちと4人の写真であった。それは4人とも1枚ずつである。
コリス「・・・・そうですね。僕が戻ったら、
いきなりメイドさんとのじゃんけん大会と言う物がありましたからねェ・・・。」
ハリー「あれは楽しかったなァwまた行こうな。コリス。」
ハリーはあのメイドカフェが楽しかったので、コリスにそう言った。
コリス「は、はい・・・・^^;はぁ・・・。」
ハリー「・・・・あ。そうだ!後はフィギュアとかも欲しいなァ・・・^^」
シュドー「お!良いねェw」 テブリッシュ「買ってみるか。」
コリス「・・・・・・っ;」 コリスはいつになったら帰るのかと不安していた。
しばらくして、4人はそれぞれキャラのフィギュアを買って、帰っていった・・・。
次の日。コリスは隊員服を衣装に、DGC基地の司令室に来た。
モモ「・・・・それで、コリス。アキダ・ロードに怪獣はいたわね?」
モモが突然、コリスに近づいてそう聞く。
コリス「え?な、何で僕に・・・・!?;」
モモ「テブリッシュやシュドーにも聞いたけど、知らないって・・・・。」
そして、モモはコリスにもっと近づき、
互いの顔が近くなった時に他の隊員に気づかれないように小さな声に話す。
モモ「あの街には、本当に怪獣がいたんでしょう・・・?」
つづく
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