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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリスは13歳となり、以前より少し大きくなった。笑顔も以前より美しくなっていた。

衣装では、まるで本当の王子のような優雅な服を着ていた。

王様「よく、ここまで成長しただばな、コリス。」

コリス「はい。これも皆、パパとママのおかげです。」

王妃様「いえ・・・・コリス。これはあなたが生きているからこその証です。

そして、その証を持つあなたに間もなく過酷な試練が訪れるでしょう・・・・・。」

王様「わかるか?コリス。」

コリス「はい・・・・。それ、姉モモの意思を継ぎ、地上の人々に、

夢と希望を取り戻される事であります!」

王妃様「そうです。あなたは姉であるモモとは一度も会っていませんね・・・・。」

コリス「え?あ・・・・はい・・・・・。」

王様「では、昔、わしがモモの姿を見せた事は覚えているだばか?」

コリス「はい・・・・・・。」

コリスは幼い頃にに、王様が出した大きなテレビを見て昔のモモの姿を見ていた。

王妃様「では、モモが何をしているかは・・・想像できますか?」

コリス「え・・・・?そ・・・・そこまでは・・・・。

王様「・・・・・・では、これを見るだば!」  ボン  王様は魔法で、大きなテレビを出した。

コリス「わあ・・・・・・懐かしい。これで、一度、姉さんの姿を・・・・。」

コリスは昔、一度見たテレビをもう一度見れると思って懐かしがり喜んだ。

王様「喜ぶのはまだ早いだば。見よ!」  王様はテレビのリモコンのスイッチを押した。

すると、テレビの画面に、モモの姿が映された。

そのモモは今、DGCの隊長として隊員たちに命令を出した。

コリス「っ!?こ・・・・これが、姉さん・・・・・?」

王妃様「ええ。これが、あなたの姉のモモの姿です。」

王様「モモは人間たちの夢を守ろうとDGCに志願し、成長してついに隊長となったんだば。

今は怪獣が出現して、隊員たちに出動命令を出した頃であろうだばに。」

コリス「姉さん・・・・・・。」

王様「・・・・コリスの奴、ちょっと落ち込んでるだばな。」

王妃様「仕方がないのです。優しいモモがあんな野蛮な戦いに参加していようとは私も・・・・。」

コリス「かっこいい・・・・・・!!」

王様&王妃様「え!?????;;;」  コリスがいきなり明るく言ったので、両親は驚く。

コリス「僕も姉さんと一緒に戦いたいです!地上界に降りたら、DGCに入ってもいいですか!?」

王妃様「ま・・・・まあ・・・・・防衛隊も、ウルトラマンキャラの一つですからね・・・・^^;」

王様「・・・うむ。やはり、コリス。お前は今でもウルトラマンを愛しているだばね。」

コリス「はい。今でも、これからもです。」

王妃様「コリスは地上の番組を見ることのできるテレビでウルトラマという番組を見て、

ウルトラマンと怪獣が戦っているところを見て、おおはしゃぎした事もありますね。」

王様「だが、コリスよ。ウルトラマンの戦いは甘くないだばよ。

ウルトラマンになる者は、巨大で獰猛な怪獣と戦わなければならんだば。

怪獣は凶暴な奴が多いだば。こやつらと戦えば勝っても大きな傷が残るだば。

これは遊びではなく、命の奪い合いだば。もし、コリスがウルトラマンになれたとしても、

遊びだと思ったら、油断して怪獣に殺されて命を落としてしまうだば。」

コリス「・・・・・・・僕も、ウルトラマンの戦いは遊びではないと思います。今になって・・・・。

でも、僕も、ウルトラマンになって、姉さんのいる地上を守りたいと思います!!」

王妃様「コリス。あなたの気持ちはよくわかります。ですが、今のあなたではまだ、

ウルトラマンとしての力がまだ足りません。」

コリス「まだ・・・・足りない・・・・?」

王様「そうだば。本来なら今日渡すつもりだったが・・・・。」  王様はウルトラ・ウォッチを出した。

コリス「は!ウルトラウォッチ・・・・・・!!」

王様「残念ながらお前にはまだ修行が必要だば。それまで、これはまだ預けておくだば。」

王様あそう言うと、ウルトラ・ウォッチを隠した。

コリス(もっと修行?じゃあ・・・・僕の魔力がまだ地上に行くほどの力が備わってないっていうの・・・?)

王様「では、コリスよ。ウルトラ・ウォッチを扱えるようになるまでもっと修行に励むだば。

早く魔法の力を高めて、強くなるだば!」

王妃様「コリス・・・・頑張ってください・・・・・。」

コリス「・・・・・はい!!」  コリスはその日より、さらに魔法の修行を励んだ。

コリスは今、マリンナーサの広場にいて、強く念じた。

コリス「はああああぁぁぁぁぁ・・・・・・・!!」

コリスは両手を構え、それを思いっきり広げた。すると、コリスは消えていった。

しかし、少し前のところにコリスが現れた。これは瞬間移動魔法である。

コリス「ふぅ・・・・・・ワープ魔法は・・・・・まぁまぁ・・・・かな。」

コリスはそう言うと、大きな石を見て、それに両手を向けた。

コリス「むううぅぅぅぅぅぅ・・・・・!」  コリスが両手をあげると、石も浮かび上がった。

これは、遠い物を浮かばせる魔法の練習だ。

コリス「ぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・はぁ・・・・。」

しかし、コリスは疲れたせいか両足の膝を地面についてしまった。

それにより、石が落ちた。

コリス「はぁ・・・はぁ・・・・も、もう少しだ・・・・・!!」

コリスは場所を変えて魔法の練習を再開した。今度はマリンナーサの城のどこかの部屋らしい。

コリス「よぉし・・・・・・!!」

コリスは目の前にテーブルに置いてある四角い小さなブロックを見た。

コリス「・・・・・はっ!!!」  コリスは左手を向けて、掛け声を出す。

すると、ブロックはケーキに変わった。コリスは物を変える魔法の練習をしていたのだ。

コリス「よし!」 コリスは魔法が成功したと確認して勝ち誇る。

ケーキはすぐに元のブロックに戻った。

コリス「・・・・・・物は変えてもすぐに戻ってしまう・・・。でも、成功した気がする!たぶん・・・。」

またまた場所を変わって森のようなところへ。

コリスは無数の木々に向かって右手を構えた。

コリス「はあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」   コリスの右手にエネルギーが集中した。

そして、その右手から白い光線が出た。その光線は木々を次々となぎ払った。

コリス「やっとできた・・・・・。攻撃魔法の一つ、マジカル・ボマー」

ここで無駄知識(ぇ) マジカル・ボマーはウルトラマンクリスタルのクリスタル・ボマーの原点らしい。

コリス「ウルトラマンに必要な物は魔法だけじゃない!格闘にも励まなきゃ!!」

コリスはそう言った後、周りの木を蹴りやチョップなど、様々な格闘でなぎ倒した。

コリス「てぃ!!はっ!!でああぁぁ!!や!えぃやああぁぁぁぁ!!!」

現在のコリス(それで、ウルトラ・ウォッチを手に入れるまで、

僕はさらに激しい魔法の練習を続けた・・・・。)

現在のモモ(そう・・・・・。あなたは魔法を制御するのに時間がかかったんだね・・・・・。

ウルトラマンとしての力を調教するためにも、魔法以外の特訓をも・・・・・。)

現在のコリス(はい・・・・。でも、休憩する日もあったんです。

でも、その日に・・・・・・信じられない事が起きたんです・・・・・。)

現在のモモ(信じられない事・・・・・?)

現在のコリス(はい・・・・・!)

コリスはマリンナーサの城中を歩いていた。

コリス「はぁ・・・・・いつになったら、認めてくれるんだろう・・・・。パパ・・・ママ・・・・。」

その時、コリスはふとしたところに青い扉を見つけた。

コリス「あ!ここは・・・・・。」

コリスは好奇心で青い扉に近づいた。

コリス「・・・そういえば、この扉、パパに開けちゃいけないって言われたっけ・・・・・。

でも、今はここに誰もいないし・・・・・ちょっとだけ!」 コリスはついにその青い扉を開けた。

現在のコリス「そして僕は、その禁断の扉を開けてしまった。

現在のモモ(その禁断の扉の先に・・・・何が見えたの?

マリンナーサは・・・・夢の国。何も脅威なんてないはず・・・・・。)

現在のコリス(僕もそう思いたかったんです・・・・・。

見てはいけない物を見てしまったと思います・・・・・。初めは・・・・・。)

コリスは青い扉の先を見た。まるで、階段のようで下に続いているらしい。

コリス「・・・・地下通路か・・・・。早くしないと、誰かに見つかるから、急ごっと!」

コリスはそう言うと、青い扉をゆっくりと閉め、地下通路を歩いていった。

そして、その通路を通るたびに、だんだん下に下り、そのたび、少しだけ暗くなっていく。

コリスは怖がらずに、静かに進んでいった。そして、コリスはとうとう通路から出た。

コリス「よし!通路を通ったぞ!でも、この部屋・・・・・・・。あっ!!!」

現在のコリス(その時、僕はウルトラマンと出会ってしまった。)

現在のモモ(でも・・・・・・あのウルトラマンって一体・・・・!?)

コリス「こ・・・・・これって・・・・・ウルトラマン・・・・・?」

コリスは見た。だが、ありえないと言いたそうにように驚いた。

ウルトラマンクリスタルに似た謎の巨人が石造となって眠っているからである。

コリス「こ・・・・・この巨人は・・・・・・!!僕のウルトラマンクリスタルに似ている・・・・・!

でも、何故・・・・・何故、この巨人が・・・・・・!!?」

コリスは見続けていた。これがウルトラマンか?と。コリスは目の前のものを見て、震えていた。

コリス「ぱ・・・・パパたちに知らせなきゃ!!」  コリスはそう言うと、この部屋から出た。

ウルトラマンクリスタルに似た巨人の石造は今に眠っているかのように動かなかった。

王室では、王様が王妃様に問いだした。

王様「ママさん。あの地下に何が眠っているか知ってるだばな?」

王妃様「ええ。かつてコリスが考えたウルトラマン・・・・・・。いえ、

彼が空想する前にその巨人は存在していました。」

王様「確かに、コリスが空想した物とあの地下に眠る者は同じかも知れぬが、

少しだけ違うところがあるだば・・・・・。」

王妃様「それは・・・・・?」

王様「それは・・・・・・・むっ!!?」  王室に緊急事態のサイレンが鳴った。

王妃様「な・・・・なにがっ!!???」  そこに、イルカが来た。

王様「ど、どうしただば!???」

イルカ「はい!宇宙より巨大な彗星が地球に接近するとの報告がありました。」

王妃様「ですが、その事件は地球防衛軍がなんとかしてくれるのでは・・・・・。」

イルカ「いえ!その彗星は地球の者では手に負えないとわかってます!

彗星はソレスタル彗星!!地球の科学じゃ通用しない・・・魔の彗星です!!!」

王様「な・・・・なんですっとおおぉぉぉぉぉぉ~!!!」 王様はそれを聞いて騒いだ。

宇宙では、謎のドス黒い彗星が不気味に地球に向かっていた。

つづく

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