モモ「わ、私と同じ・・・・っ!?」
モモはコリスが自分と同じ子と聞いて、驚く。
モモ「ちょ、ちょっと待ってよ!!あ、あんた!
何を言ってるの!?私と同じ子ってどう言う事・・・!?」
モモは焦って聞き、コリスは冷静に答えようとする。
コリス「はい。それは、あなたが僕の・・・・。」
コリスは語ろうとするその時、大ピンチが起こった。
ギルゾング「ガアアアアァァァァァァァァァァァ」
ギルゾングは口からの火炎でスカイラッシュ両機とも攻撃した。
シュドー&テブリッシュ「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
シュドーとテブリッシュは脱出した。しかし、
ギルゾングの火炎攻撃を受けたスカイラッシュは墜落し、
爆発してしまった。モモたちはそれに気づいて、驚く。
モモ「シュドー!!テブリッシュ!!」
サキ「でも良かった。脱出できて・・・・・。」
サキは二人の隊員が無事である事に安心する。
その時、コリスのストレンジウォッチが輝き始めた。
ハリー「・・?コリス。時計が・・・・・。」
コリス「・・・・・っ!」 その時、コリスは険しい表情で走り出した。
ハリー「コリス!?」 モモ&サキ「っ!!!?」
そして、コリスは皆に気づかない場所へ着いた。
コリス(誰もいない。今こそ、魔法を全開する時だ!!)
そして腕に付けてるウルトラ・ウォッチを天に向ける。
コリス「ショワッチ!!!!!」
そして、ウルトラ・ウォッチの輝きが大きく増していき、
その輝きはコリスを包み込む。
そしてその光が更に大きくなり、その光から、
巨大な光の戦士、【ウルトラマン・クリスタル】が現れた!
ウルトラマンクリスタル「ショワアァァッチ!!」
ギルゾング「グエエエエェェェェェェェェェ」
ギルゾングはいきなりウルトラマンと目が合い、驚いた。
ハリーと隊員たちはウルトラマンの姿を見て、驚いた。
ハリー「あ!あの巨人・・・・ウルトラマンか!!?」
サキ「ウルトラマンって196X年より、
日本で怪獣と戦ったという情報が、
地球防衛軍で記録したことがあります。
ですが、このウルトラマンは全く新しい存在ですわ。」
テブリッシュ「じゃあ、このウルトラマンはこの世界を、
守るために現れたと言うのか。」
シュドー「しかも、色が青い。M78星雲の者だと良いが・・・。」
サキ「二人とも。いつの間に!?」
サキは近くにシュドーとテブリッシュがいつの間にいた事に驚く。
ウルトラマンクリスタル「はあああああぁぁぁぁ!!」
ウルトラマンクリスタルは素早い走りでギルゾングへ向かう。
そして、近づいた瞬間、ギルゾングに拳をぶつける。
ギルゾング「ガアアアァァァァァァァァァ」
ウルトラマンクリスタル「シュワ!!とぅ!!」
そして、ウルトラマンはギルゾングを蹴ったり、叩いたり攻撃する。
ギルゾング「グエエエェェェッガアアアアアァァァァ」
ギルゾングはウルトラマンの攻撃のスキをついて、
顔面を直接殴った。
ウルトラマンクリスタル「うぁ・・・っ!?」
ギルゾング「ガアアアアアアァァァァァァァァァ」
ギルゾングはキックでウルトラマンを蹴り飛ばす。
ウルトラマンクリスタル「うわあああぁぁぁぁぁ!!!」
ウルトラマンは蹴り飛ばされて、倒れる。
そんなウルトラマンに迫ろうと走るギルゾング。
ギルゾング「グエエエエエエエェェェェェェェ」
ウルトラマンクリスタル「っ!!てや!!!」
立ち上がろうとするウルトラマンも、
キックでギルゾングをさがらせた。
ギルゾング「ガアアアアアアアァァァァァァ」
怒ったギルゾングはマグマ光線でウルトラマンを攻撃した。
ウルトラマンクリスタル「ぐああああぁぁぁぁ・・・・・っ!!!」
ウルトラマンはマグマのような炎に焼かれていた。その時、
ウルトラマンクリスタルの胸に、
付いている【カラータイマー】が鳴り出した。
カラータイマーの色は青だが、制限時間が過ぎると赤に変わる。
その制限時間は3分である。もし3分立つと、
ウルトラマンクリスタルは全てのエネルギーを失ってしまうのだ。
ギルゾング「グエエエェェェェェェェェ」
ギルゾングは炎に焼かれて苦しむウルトラマンに近づき、
パンチ連続で何度もウルトラマンをいたぶっていた。
ウルトラマンクリスタル「うっ!!ぐぁ!!あう!!ぉあ!!」
ハリー「ウルトラマンがやられる!!」
モモ「・・・・・・・・っ。」
ウルトラマンクリスタル「くぅ・・・・っ!シェヤッ!!!」
ウルトラマンはギルゾングを掴み、思いっきり投げた。
ギルゾング「ガアアアァァァァァァァ」
ギルゾングは頭を地面にぶつかったため、戦意を喪失した。
ウルトラマンクリスタル「たああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
そして、ウルトラマンはジャンプをして、
空中キックでギルゾングの顔を打った。
ギルゾング「グエエエエエエエエェェェェェェ」
そこへ、ウルトラマンがギルゾングに向かって腕をクロスさせた。
ウルトラマンクリスタル「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
さらにウルトラマンは強烈なパンチでギルゾングを殴り飛ばす。
ギルゾング「ガアアアアアアアアァァァァァァァァ」
攻撃を受けたギルゾングは倒れるが、また立ち上がろうとする。
ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!!」
エクセリック光線はウルトラマンの最大の必殺光線だ。
青白い光をエネルギーに変え、その力を相手にぶつけて、
一撃で倒す大技だ。
ギルゾング「ギエエエエエエエエエエェェェェェェェェェェェェェェ」
ギルゾングはエクセリック光線を受けて爆発。粉々に砕け散った。
ウルトラマンクリスタル「・・・・・・・ショワッ。」
ウルトラマンは戦いを終えて空を飛び去った。
モモ「あのウルトラマンは・・・・・・。」
モモはウルトラマンの姿を見て、何か疑問を感じていた。
戦い終えてウルトラマンはコリスに戻った。
コリス「・・・・・っ。」 モモ「待って!!」
そこへモモがやって来た。
モモ「さっきの話の続きですけど・・・。あなたは、
私にとって何なの・・・・?」
コリス「・・・・あなたは、僕の姉です。」
モモ「あ、姉・・・・!?」 モモは少し驚く。
なんと。コリスの姉はDGC隊長のモモであった。
コリス「そして、僕は夢の国の魔法使いです。」
コリスはモモにウルトラ・ウォッチを見せる。
そのウルトラ・ウィッチから光が輝く。それを見たモモは、
驚き、コリスを魔法使いと理解する。
モモ「やっぱり・・・・マリンナーサの住人ね。」
コリス「はい。僕はマリンナーサで育てられたあなたの弟、
コリスです!!!」
モモ「・・・・お・・・・弟~っ?」
モモは信じられずに驚く。
コリス「え?お姉さん知らなかったんですか!?」
モモ「初耳よ!!!そもそも、私に弟ができたなんて、
聞いた事がないわよ!!!」
そう。モモは浮上したマリンナーサの出来事を全く知らず、
いつの間にか、コリスと言う弟が生まれた事も知らない。
コリス「そんな・・・・。」 コリスはガッカリしそうになる。
モモ「でも、
あなたがホントに私の弟だったらちょっと嬉しいかも・・・。」
モモは少しだけ微笑んで言うと、コリスは笑顔になる。
コリス「お姉さん・・・・・・。」
DGCの隊長・モモ。謎の旅人・コリス。
二人はマリンナーサの住人でした。
弟のコリスと姉のモモ。
二人が出会った先には何がおこるでしょうか・・・・。
その後、コリスはハリーと言う青年の家に居候し、
DGCに入隊する事になります。
そして、コリスの冒険が今、幕を開けようとしました・・・。
終
[0回]
PR