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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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モモ「う~ん・・・。それは、とっても冒険的だったわ。

私が子供の頃にいろんなアンバランスゾーンに行ったわ。」

シュドー「そりゃ、すげーですね。子供の頃から、

多くのアンバランズゾーンを乗り越えるなんて・・・!」

テブリッシュ「でも、

それはかなり過酷な出来事だったのでしょう?」

モモ「ええ・・・。色々と。

辛い事もあったけど、楽しい事もあったわ。

私は決して多くのハプニングに負けないつもりだった。そう。

人間たちが夢と希望を再び取り戻してくれる事を信じて・・・・。」

サキ「それが、隊長の信念ですね・・・。」

モモ「・・・そうだ!皆にも、夢があったよね?」

サキ「はい。私は歌を歌える歌手になりたいんです。」

シュドー「俺は、アメフト選手になりたいです!」

テブリッシュ「僕は、漫画家になって皆を喜ばせたいんです。」

3人の隊員たちにも夢はあった。だが。

サキ「でも、なかなか叶えられない・・・。叶えたいと思えば、

思うほどにいつの間にか、このようになって・・・。ですが、

思うんです。この隊で他人の夢を守りたいと・・・。

私たちが夢を実現できなくても、他の人たちの、

夢は壊れてはいけないと思いまして・・・。」

3人の隊員はそれぞれの夢を実現できなくて、

代わりの職業を探そうと、このDGCに入ったそうだ。

モモ「・・・・でも、皆は夢があれば生きていける。

希望さえあれば、いつかは叶えられる。

それを信じて、日々、戦っているんでしょ?」

テブリッシュ「では、モモ隊長はどんな夢ですか・・・・?」

モモ「え・・・・?」 そう聞かれたモモは不安そうな顔をする。

サキ「そうですよ。あなたにも夢が・・・・。」

モモ「それは・・・・まだ言えないわ・・・・・。」

モモは暗そうにそう言う。どうやら、

人に言えない程の出来事があるみたいだ。

シュドー「そうですか。じゃあ、また聞きますわ。」

モモ「・・・・・・・・・っ。」

だが、3人の隊員は気づいていなかった。

モモが普通の人間とは違う事に。


火山から飛ばされた少年は、ふもとの町に落とされた。

今は気を失っているため、多くの人が、

彼に近づいている事に気づいていない。

そして、あの青年も騒ぎに駆け付けた。

青年「どうしたんだ!?」

男「おお!見ろよ。子供が何故か倒れてるぞ!?」

青年「子供・・・・?あっ!?」

青年は少年の方を見て、彼に近づく。

青年「おい!大丈夫か!?君!!」

青年は少年を抱えて、顔の方に近づく。

少年「・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・。」

少年は意識を失いながらも、呼吸をしていた。

青年「・・・・っ!まだ生きている!よぅし!!」

青年は少年を抱えたまま、どこかへ行こうと走る。


ここは、どこか貧しそうな民家であった。

だが、ここは青年の家であった。そこの、

とある部屋のベッドの上で少年が眠っていた。

少年「う・・・うう・・・・ん。はっ!」

少年は目を開けて、起き上がった。

そこは本棚など、机だのと、いろんな物が置いてあった。

その光景を見た少年は少しだけ感心しそうになる。

少年「こ・・・・ここが・・・・。に・・・。」

青年「ようやく気づいたか?」

少年が言おうとした瞬間に、

近くにいた青年に話しかけられて驚く。

少年「っ!?あ、あなたは?あの時の・・・?」

青年「そうだよ。さっき会ったばっかりだろう?」

少年「・・・あの。名前は・・・・・。」

青年「名前か?俺の名前【ハリー】って言うんだ。

君の名前は何だぃ?」

少年「名前・・・。・・・・・コリスです。」

そう。青年の名はハリーで、少年の名はコリスと言う。

ハリー「コリス。今度はこっちから質問したいが・・・。」

コリス「・・・っ?何でしょうか?」

ハリー「お前・・・・。もしかして、あの火山に行ったな?」

コリス「・・・・・っ!」

コリスはドキッとした。何故、彼が自身のやった事を知ったのか。

ハリー「・・・どうなんだ?」

コリス「・・・・・ごめんなさい。行ってしまいました。」

コリスは落ち込んで謝る。すると、ハリーは微笑んでこう言う。

ハリー「そうか・・・。昔、

俺もお前と同じ行動をしたんだよな・・・。」

コリス「え・・・・?」

ハリー「オレさ。昔、ある老人に言われたんだよ。

『あの山へ来てはいかん!

あそこは恐ろしい魔物が住んどるんじゃ。』とね。

でも、結局、興味津々な俺は、とうとう山へ来てしまった。

そこへ見たのは、本当に魔物がいた。

ガオ~!っと吼えながら俺を、

襲いかかったけど俺は全力で逃げた。」

ハリーもかつてはコリスと、

同じ無茶な事をしていた事を語っていた。

コリス「それで?どうなったのですか??」

ハリー「うむ。走りすぎた俺はもう体力が限界だというのに、

魔物は余裕だった。魔物は俺を襲い掛かった。

その時、防衛隊が駆けつけて、その魔物を退治した。

もしかすると、君、DGCに助けられた?」

コリス「いえ・・・。何も知ってません・・・・。」

ハリー「そうか・・・・・。ところで、

お前は何であんな事をしたんだ?」

コリス「それは、邪悪な感じがしたからです。」

ハリー「邪悪な感じィ?ホット山からか?」

コリス「ええ。何やら獣のような声も聞こえました。」

ハリー「獣のような声・・・・。もしかして、

ホット山に怪獣がいるんじゃねーだろうな?」

コリス「か、怪獣・・・・?」

つづく

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