テブリッシュ「ええっ!?」 テブリッシュは驚く。
シュドー「でしょ?俺ァ以外と予知がうまいかもなァ~っ。」
シュドーは鼻を指で擦りながら、笑みを浮かべていた。
サキ「いかがなさいましょうか?モモ隊長・・・・。」
女性隊長の名前であるモモは、
ホット山から何かを予感していた。
モモ「そうね・・・・。ホット山に怪獣・・・か。」
一方、少年はまるで、
噴火した後の火山のような山の近くにいた。
火口からは今でも煙が出ているそうだ。
少年「ここが、ホット山か・・・・。」
そう。この火山こそがホット山であった。ここに、
怪獣が本当に出るのだろうか。それとも。
少年「・・・・さっきの人に来てはいけないと、
注意されたけど、何か気になるんだ。行ってみなきゃ!」
さっきの人とは、あの時、少年と話した青年らしい。
その青年の注意を無視して、少年はホット山へ向かった。
その時、少年の右腕についている腕時計が少しだけ光る。
少年「っ!!【ウルトラ・ウォッチ】が光ってる・・・!
やはり、この山には邪悪な存在が隠れているんだ・・・!!」
少年はホット山を登ろうとする。そこに、
慌てている男が走って来て、少年にそう叫ぶ。
慌てている男「大変だ!!また火山が噴火するぞ!!!」
少年「え・・・・!?」 少年は男の方に気づく。
慌てている男「早くここから離れた方が良い!!
噴火したら、吹き飛ばされてしまうぞォ!!!」
少年「・・・・すみません。僕は大丈夫です!」
少年はそう言って、進み始める。
男の警告を無視するつもりだ。
慌てている男「あっ!!おい!!ここは危ないんだぞ!?
命を捨てる気か!!やめるんだァ!!!」
少年「大丈夫です!!僕には力はありますから!!!」
慌てている男「ち、力・・・?」
少年は自身に力があると言う。果たして、
その力とは一体何なのだろうか。少年は山を登り続ける。
このホット山の山中には熱い煙で満ちていた。その時、
少年「・・・うわ!?」
突然、山が揺れ始めて、
少年は驚き身体のバランスが崩れる。
DGC本部にも、現在のホット山の情報をキャッチした。
サキ「「ホット山より、マグマが噴射し始めようとしています!
活動まで残りあと、12分30秒を予測!!」
モモ「な、何だってェ!?むむむむ・・・・!」
モモはサキの発言を聞いて、慌てそうになる。
テブリッシュ「何か対策を考えた方が良いですね。」
テブリッシュにそう言われたモモは落ち着き、考え出す。
モモ「うーむ。・・・あっ!そうだ!!」
モモが笑顔でひらめくと、シュドーも笑顔で聞き出す。
シュドー「何か、ひらめいたんですか!?」
モモ「テブリッシュ!あなたはスカイラッシュ1に乗って!
シュドーはスカイラッシュ2に乗って!
2機とも、冷凍弾を装備準備にかかりなさい!!急いで!!」
シュドー&テブリッシュ「了解!!!」
シュドーとテブリッシュはテーブルにあるヘルメットを取り、
走って、司令室から出た。
スカイラッシュとはDGCの誇る飛行戦闘機である。
赤の1と青の2の機体があり、性能は同じである。
主な武器はミサイルと火薬のバルカン、
さらにそのバリエーションであるレーザーバルカンである。
他にも様々な機能がある、主力メカなのだ。
スカイラッシュ2機は本部から外れている格納庫にあり、
シュドーはスカイラッシュ1に乗り、
テブリッシュはスカイラッシュ2に乗る。
そして、格納庫のゲートが開き、2機のスカイラッシュが、
移動を初めて、格納庫から出た。
そして、移動の速度があがり、
2機のスカイラッシュが空高く飛び始めた。
こうして、DGCの任務が始まった。
数分後、2機のスカイラッシュはホット山に近づいた。
だが、噴火はもはや寸前である。急げ、スカイラッシュ。
しかし、そんな噴火寸前に山を少年は登り続けいていた。
スカイラッシュはそれに気づいていないらしい。
つづく
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