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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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校舎の前で真奈美はさびしく歩いていた。周りには学生たちがいっぱいいるのに、

真奈美は一人のつもりで寂しい気持ちだった。その時・・・・桜の声が耳に入った。

桜「おはよーう!」

真奈美「あ。桜ちゃん、おはよう。」

真奈美はさっきまで暗い顔だったが、桜の前ではとびっきりの笑顔だった。

桜「今日は12日ね。クリスマス会が待ち遠しいなぁ。」

真奈美「ほんと。楽しみにしてるわ。」

そこへ、光次郎が2人に声をかけてきた。

光次郎「おはよう。みんな。」

真奈美「おはよう。光次郎くん。」

桜「おはよう。」

3人は仲良く校舎に入った。一方、真奈美の家では・・・?

ハーケン・ダイバー「ねえ。マスター。」

獄道「なんだ?」

ハーケン・ダイバー「あの真奈美って子、いつ殺す。」

獄道「そうだな・・・・・。では、彼女が我々の秘密をあの少年に話したらな。」

ハーケン・ダイバー「ふーん。じゃあ、彼女がずっと話さなかったら?」

獄道「その事は支部長の決定に任せる。

もし、今すぐ殺せ!と命令されたらその場で命を喰いちぎるとしよう・・・・。」

ハーケン・ダイバー「へぇ。私は今すぐ殺したい気分だけど。体中をバラバラにしたいな。

あの娘の・・・・・!」

ハーケン・ダイバーはそう言いながら自分の右手の爪を鋭くした。

秋田学園

廊下では、光次郎と真奈美が一緒に歩いていた。

真奈美「ねえ。光次郎くん。」

光次郎「?なんだい。」

真奈美「あの・・・・・今日・・・・・・。2人で・・・・。」

光次郎「2人で・・・・?」

真奈美は光次郎の耳に自分の口を近づけて・・・・。」

真奈美「クリスマス・パーティ・・・しない?今日・・・・2人で・・・・・・。」

光次郎「え・・・・?」

真奈美は光次郎から離れた。

真奈美「場所は・・・・・私の家ね。」

光次郎「真奈美ちゃんの・・・家に・・・・・。」

真奈美「そっか・・・・・光次郎くんは私の家・・・行ってなかったんだね。

じゃぁ、地図あげるわ。」

真奈美は光次郎にメモを渡した。

真奈美「じゃぁ・・・・・。」

真奈美は光次郎から離れ、どこかへ行った。

光次郎はそれを見て、ポカンとした。そんな彼の後ろに聡子が声をかけてきた。

聡子「相変わらずにくいわね、真奈美ちゃんは。」

光次郎「!!さ・・・・聡子さん・・・・。」

光次郎は驚いて、後ろを向く。すると、聡子の仕業だったため、少し落ち着いた。

光次郎「な・・・・なんですか?」

聡子「あの娘・・・・・かわいそうね。」

光次郎「え?でも、真奈美ちゃん、元気に笑ってましたよ?」

聡子「表ではそうかもしれないわ。

でも、裏では、もっとも切なく寂しい気持ちで満ちているわ・・・・。」

光次郎「裏では・・・・?」

聡子「あの娘は・・・・あなたと似ていたわ・・・・。」

光次郎「・・・そうですか・・・・。でも・・・なんで?」

聡子「・・・・・・それは彼女自身に聞くべきね。もうすぐ体育の時間ね。

早くお行き。ただし、この事は、彼女に内緒ね。」

光次郎「・・・・・・はい。」

体育館では、クラスごとにチームが分けられ、それによるバレーの試合があった。

まず、光次郎たち1組と3組の戦いだ。

桜「はあああぁぁぁぁ!!」

桜はボールを叩く、それによって、ボールは3組側の方へ。

「させるかぁ!!とぅ!」

3組の生徒がそのボールをはじき返す。ボールは1組の方へ。

光次郎「とああぁぁ!!」

光次郎がボールを弾き飛ばす。しかし、うまく飛ばせなかった。

光次郎「しまった!!ネットにぶつかる!?」

真奈美「せぃやああぁぁ!!」

真奈美がネットの前に急ぎ、ボールを叩き上げる。

ボールはネットにあたらず、空中に上がった。

真奈美「・・・ええぃっ!!!」

真奈美はジャンプし、ボールを叩き落す。

すると、ボールは3組側に落ちる。

「しまった!!」  「なんて早いんだ!?」  「負けたか・・・・・・。」

そこへ、先生が笛を鳴った。

先生「試合終了。1組の勝ちだ!」

桜「やったぁぁぁぁ!!」

桜は喜んでいた。

真奈美「やった!やったよ、光次郎くん。」

光次郎「・・・・ごめん。」

真奈美「え?」

光次郎「僕がミスったせいで。」

真奈美「光次郎くんはミスってないよ。なかなか頑張ったよ。」

光次郎「そう・・・・・ありがとう・・・・・・。」

そして、夕日に・・・・光次郎は部活を終えて、家に帰ろうとする。

光次郎「・・・・・そうだ。真奈美の地図を見てみよう。」

光次郎はポケットからメモを取り出した。

光次郎「・・・・・・・ん?」

光次郎が読んでいるメモに時間が書かれてあった。

光次郎「約束の時間か・・・・・確か、21時・・ちょうどか。

でも・・・・なんでこんな遅い時間に・・・・・・でも、いっか。とりあえず午後9時にいくんだな。」

SSP・第6分隊基地

野沢「じゃぁぁぁ~んw」

野沢はみんなに多彩なクリスマスグッズを見せた。

清水「こんなに・・・・・。いいのか本当に。」

野沢「だって、パーティの準備してたんだも~ん。」

桜「その間に、あの包帯の男と、ハーケン・ダイバーとやらが・・・・。」

清水「うむ。そうだな・・・・。」

野沢「あの連中は、ほんとうに強かったんですか。」

清水「ええ。手が剣になったり、体中が液体となり消えていった・・・・。」

野沢「・・・・・そうだ!あの巨人の力を借りてはどうでしょう?」

桜「あの巨人?ああ、マリオネット・ライターですね。」

清水「だが、彼女はまだ、味方とは限らない。十分油断できないぞ。」

一方、光次郎は自分の家に帰った。

光次郎「ただいま。」

つづく

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