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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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サオリ「・・・・ごめんなさいね。こんな事になってしまって・・・・。」

シュドー「いえ、いいんです。この事件の原因がわかったと思って。」

テブリッシュ「ところで、ロード・ラッシュの強化プランはどうですか?」

サオリ「それが・・・・何日かかかると思います。」

コリス「・・・・・・・サオリさん。」

サオリ「はい?」

コリス「バンの格納庫はどこですか?」

サオリ「え?」

コリスはサオリからバンの居場所を聞いた。そして、居場所を知ったコリスは、

バンの眠る格納庫へ向かい、そこに着いた。

コリス「ここがバンの格納庫か。なんか古そうだな。」

コリスは格納庫に入った。するとそこにはバンがいた。

バン「・・・・あん?なんだい、君は?」

コリス「はじめまして。僕、コリス。バン、君は車なの?」

コリスは笑顔でバンに話した。バンは退屈そうな目で返事した。

バン「ああ車だよ。悪いか?」

コリス「ううん。悪くないよ。」

バン「どこが?僕は車なのに、走っちゃいけないんだよ!なぜか・・・。」

コリス「じゃあ、なぜ、君は作られたの?」

一方、テブリッシュたちは・・・・。

サオリ「バンは・・・・・我々が造ったのです。」

シュドー「あんな生物を造れるなんて・・・全く優れた科学を持ってますなぁ・・・・。」

シュドーはそれを聞いて驚いた。

テブリッシュ「しかし、なぜ、あの車が?」

サオリ「それは私にもわかりません。ですが、私があの車の事を知っています。

でも、私は開発者たちの一員ではないので・・・・・。」

シュドー「なぜ、バンが生まれたかはわからない・・・・か。」

テブリッシュ「管理人に聞いてはどうですか?」

サオリ「管理人は・・・・・バンの事を他の人たちに知らせるな・・・とおっしゃってるので・・・・。」

シュドー「うーむ・・・・。それじゃ・・・なぁ・・・・。」

コリス「うわああああぁぁぁぁぁあ!!!!!」

三人が会話中の突然、コリスの声がした。三人はそれを聞いて反応する。

テブリッシュ「その声・・・・コリス?」

シュドー「あ!あれを見ろ!!」

シュドーが指差してるところにバンに追われて、逃げているコリスがいた。

サオリ「バン!?何をしているの!」

バン「まてぇぇぇぇこのおおおおぉぉぉ!!!」

コリス「違うよ!バン!ちゃんと聞いてよ!!」

シュドー「あの車・・・なんか怒ってるけど、コリスを轢こうとしてるのか!?」

テブリッシュ「コリス!バンと何を話した。」

コリス「知りません!ただ、励まそうと思ったら・・・・・。」

バン「お前に僕の何がわかる!!僕は失敗作扱いされるのが嫌なんだ~!!!」

バンはさらにスピードを上げて、コリスに迫る。

コリス「あ・・・・!!」

サオリ「バン!!!!」

バン「・・・!?サ・・・サオリ・・・?」

バンはサオリの叫びを聞いて一瞬に動きを止めた。

コリス「はあ・・・・はあ・・・・・・。」

コリスはバンから逃げるのに散々走ったため、疲れていた。

サオリ「あなたが・・・・走りたいのはわかるけど・・・・。

もし、あなたが人々の前で走ったらどう思う?きっと・・・怪獣だと思うわ。」

バン「じゃあ、君が乗ったフリすればいいじゃないか!」

サオリ「でも・・・・・。」

バン「もういい・・・・・僕はこのターボ・タウンをおさらばする!!自由に走りまくってやる~!!!!」

バンはそう言ってターボ・タウンを去るべく、走った。

サオリ「バン・・・・・。」

コリス「サオリさん。ごめんなさい・・・・。」

サオリ「ううん。いいの。元後言えば私のせいで・・・・・。」

コリス「そうじゃありません!あなたは・・・・バンの事・・・・どう思ってましたか?」

サオリ「・・・私・・・・バンに乗ってみたかったの・・・・・。

彼は誰かが運転してるのに勝手に走り回って・・・・・。」

サオリは悲しそうな顔をしていた。それを聞いたコリスも辛い顔をした。

シュドーにテブリッシュも・・・・。

テブリッシュ「・・・・本部に戻るぞ。」

シュドー&コリス「・・・・了解。」

DGC本部・司令室

コリス、シュドー、テブリッシュは司令室に戻った。

サキ「おかえりなさい。皆さん。」

モモ「お疲れ様。事件は・・・どうだった。」

テブリッシュ「はい。バンという名の車がどこかへ消えてしまったと・・・・。」

シュドー「たぶん・・・ターボ・タウンにはもういないんです。」

モモ「そう・・・・・面倒な事にならないように・・・・支援部隊にパトロールさせておくわ。」

コリス『姉さん・・・・・。』

コリスはモモにテレパシーで話しかけた。

モモ『・・!?何よ。いきなり!』

コリス『あの車は・・・バンは・・・・生きた車です。感情もあって言葉もしゃべれる・・・・。

でも・・・・そのバンが何故、生まれたのか・・・・管理人さんはそれをしゃべるなと・・・・、

僕にはわかりませんでした・・・・。』

モモ『バン・・・・・。ああ、知ってるわ!』

コリス『・・!?本当ですか?姉さん!』

モモ『私も、昔、ターボ・タウンに寄った事あるわ。

その日にちょうどあの計画が行われてたの。』

コリス『あの計画・・・・・?』

同じころ、バンは・・・・・・山の道路を走っていた。

バン「・・・・・・・!」

バンはとてつもないスピードで走った。そこにバンとは違うもう一台の車が走っていた。

「・・・・ん?」

車を運転している男は窓を除いて隣を見た。そこにはバンがいた。

バンには誰も乗ってない。そして・・・・男から見れば・・・・・。

男「お・・・・お化け車だあああぁぁぁぁぁ~!!!!」

男は当たり前のように誰も乗ってない車を見て驚き、その感情で車の走りを乱れさせてしまう。

バン「ふん!僕はお化けじゃないやい。」

つづく

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