新たなジャンボ・ロイド、ディバイン・カッターの前に立ちはだかっているのは、
全長・15メートルもある巨大な戦車だ。正面のは2門の巨大な大砲がある。
それが、ランド・バーナーだ。コックピットには3人の隊員がいた。
その隊員の一人は少女であり、まだ幼そうに見える花園理子(はなぞの・りこ)が前の操縦席にいた。
花園「こちら、第4分隊、ランド・バーナー!現在、ジャンボ・ロイドと交戦。
ただちに攻撃します。」
「砲撃!!」 「砲撃!!」
花園「砲撃!!!」
二人の男性隊員と花園がそう叫び、ランド・バーナーの装甲から、
無数のミサイルが発射された。
ガガガガガガガガガ ドカァァン ドカン
ディバイン・カッター「・・・・・!・・・・・・・・!?」
ディバイン・カッターがランド・バーナーのミサイル連射攻撃に耐える。
花園「効いてる!?」
隊員A「いや、奴はまだ怯んじゃいない!!」
隊員B「接近してくる!?後退しながら、撃ちまくるんだ!!」
花園「はい!!」
ランド・バーナーは後ろに移動しながら、さらにミサイルを撃った。
ディバイン・カッター「・・・・・・!!・・・・・・・!!」
ディバイン・カッターはそのまま攻撃を受けながらもなお進行してゆく。
そこへ、第6分隊のSSP専用戦闘機部隊が駆けつけた。
清水『こちら、清水。これより第4分隊の援護にまわる!!』
野沢『了解!!』
6機が空を翔ていた。野沢と清水もそれぞれ一人乗りの戦闘機に乗っていた。
野沢「発射!!」
戦闘機(野沢機)と他の2機がスパローミサイルを発射し、ディバイン・カッターを攻撃。
ディバイン・カッターは攻撃を受け、戦闘機部隊の方に向いた。
清水「発射!!」
続いて戦闘機(清水機)がバルカンを発射し、他の2機もそれを発射。
ドカァァァン ズドォン
ディバイン・カッター「・・・・・!・・・・・・・・!!!」
ディバイン・カッターは戦闘機たちを近づかせないため、右手を振り回した。
清水『右手にノコギリ!?みんな!気をつけて!!!』
野沢『了解!!』
花園「第6分隊に続きます!!」
ランド・バーナーも連射砲撃で、ディバイン・カッターを攻撃した。
ディバイン・カッター「ぬぅぅぅ!!ちょこまかとぉ~!!」
ディバイン・カッターは戦闘機部隊の方に向き、右手に構えた。
ディバイン・カッター「ロケット・カッター!!!」
なんと!ディバイン・カッターの右手がロケットのように腕から離れ、飛んでいった。
野沢「右手が飛んだ!!」
清水「こっちに向かう!みんな、避けて!!」
戦闘機たちは避けた。だが、遅れた3機がロケット・カッターに切られ、爆発した。
隊員たちは間一髪脱出した。
一方、秋田学園では・・・・・・。
先生「え~。この問題がわかるものは・・・・・。」
先生はどうやら黒板に数学の問題を書いているようだ。
光次郎(う~ん・・・・わからないなぁ・・・・・・。僕・・・あまり勉強できてないんだよな・・・・。)
真奈美「どうしたの?高町。」
光次郎「あ・・・・真奈美ちゃん・・・・。」
真奈美「答え・・・・ちょっと教えようか。」
真奈美は光次郎の耳を口に近づけて、静かにつぶやいた。
光次郎の席のとなりには、
松村真奈美(まつむら・まなみ)の席があるのだ。
光次郎「え・・・・・?」
真奈美「ここはね・・・・・こうで・・・・・・こうだよ。」
真奈美は他人に届かないくらいの声で、光次郎に問題を教えた。
光次郎「あ・・・・・ありがとう。ちょっと得したよ。」
真奈美「でしょ♪」
先生「おい!そこの二人!!何を秘密にしゃべっている!?」
光次郎&真奈美「す・・・・すみません;」
先生「では、光次郎。この問題を解いて見たまえ。」
光次郎「はい。それは・・・・」
光次郎は問題の答えを言った。
先生「うむ。正解だ。]
光次郎「やった!」
光次郎は少し笑った。喜んでいるのだ。
桜「よかったわね!光次郎くん。」
光次郎「真奈美ちゃんのおかげだよ・・・。」
桜「真奈美ちゃんが・・・?」
先生「今より授業が終わる。給食の準備をしてもらいたい。」
生徒一同「はい。」
昼のサイレンが鳴り、生徒たちは給食の準備をしていた。
桜「ところで、光次郎くん。」
光次郎「なんだい?」
桜「今、家で何してるかな?」
光次郎「いつも通りパソコンでニコ動さ。面白い動画を見ているよ。」
真奈美「へぇ。そうなんだ。私はね・・・・実はホームページ持ってるの。」
光次郎「どんなサイトだい?」
桜「可愛いサイトかしら?」
真奈美「自分の好きなカービィの擬人化中心よろずサイトw」
桜「面白そう~w」
光次郎「アドレスは?」
真奈美「後でメモに書いておくわ。」
つづく
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