今回の怪獣は元人間で悪者じゃないと言う、
超・ユニークで愉快な話です。
ウルトラマン80 第39話・ボクは怪獣だ~い
怪獣人間・テツオン
人間を怪獣に変えた宇宙植物
登場
子供達は今、野球をしています。何とも、楽しそうな雰囲気です。
ですが、一人だけミスしまくりの少年がいます。まあ、
こう言う奴は必ずいる事でしょう。の○太のように・・・。
少年はテツオ。てつをさんではありません(わかっとるわィ!)
彼はとてつもなく駄目人間で、皆に怒られてばかりで、救われません(
野球チームの中に、女の子もプレイしてましたが、
少女が野球をやる物語はよくありますよね(
その時、試合中でのボールが謎の飛行物体にあたり、
それが落ちてしまいます。それは、一つの小型の宇宙船でありました。
その宇宙船を見学する子供たち。何だか怪しそうだ。もしも、
小型の宇宙人がいたら、大変な事になるでしょうが、そうもありませんでした。
宇宙船が溶け出して、そこから謎の玉が出ました。この玉は何でしょう?
その謎の玉が非常に珍しく、皆がその玉を巡って取り合いになります。
その騒動で玉が飛び、事故か運命か、その玉がテツオの口の中に入っていきました。
テツオもうっかり呑みこんでしまいます。玉を呑んだテツオに何かが来る予感がします。
UGM基地では、ガンマ反応をキャッチしましたが、その反応が弱くて、
うまく見つけられません。小学生からは宇宙船を見たとの通報がありましたが・・・。
テツオは眠くなり、草むらの中に眠りました。の○太もよく昼寝しますしね(
例の宇宙船の件をUGMに連絡した野球チームの皆さんの前に突然、
ウルトラマン80が。ですが、この80は単なるコスプレと仮面の仮装で、
その正体は兄(にぃ)と呼ばれる子供たちの兄貴分らしい青年?でした。
兄はこの80の格好で、仮装大会に出場するそうです。仮装大会って、
何だか滅多にないイベントだなァwまあ、最近では、
アニメキャラのコスプレはよくあるみたいですがね・・・。
その頃、いよいよ、この時がやってキタのです。
テツオが眠っていたハズの草むらより、
デデデデーン♪とかの某ベートーベン系?の音楽と共に、
黄色き奇妙な等身大の怪獣が起き上がって来ました。この怪獣は何と、
人の言葉も喋る事もできます。そこに、
野球チームのメンバーであるたっちゃんに会います。
その時、たっちゃんが使っていたボールを、
怪獣が来た驚きによって間違って投げ、
某雷のおじさんのごとく、怖そうなおじさんの家の窓を割ってしまいます。
たっちゃんは急いで逃げ去りますが、怪獣はテレポートで、
たっちゃんのところへ移動しました。この怪獣は超能力が使えるそうです。
たっちゃんは驚き、誰だと言います。怪獣はそんな彼に自分をテツオを名乗ります。
まるで、たっちゃんとは友達みたいのように・・・。
怪獣はたっちゃんに水溜りを見るように言われ、それを見てみます。すると、
その水溜りから怪獣の顔が映り、
急に自分が変わってしまった事に気づくように驚きます。
この怪獣は自身を怪獣と自覚してないみたいです。
そう。この怪獣はテツオ少年だったのです。テツオがこのような怪獣に、
変わっちまったのも、あの宇宙船から出てきた玉の仕業だったのです。少年が、
怪獣になったので、名を少年怪獣・テツオンと名づけましょう。
たっちゃんはテツオンはボールを戻すように言うと、テツオンは超能力で、
ボールを戻しました。おじさんはこれに驚きます。こうして、
テツオの友達が集まり、皆は怪獣になったテツオンの姿を見て、それぞれ動揺します。
テツオンも自分がテツオである事を証明します。
友達はそんな怪獣をテツオである事に、
いち早く気づきます。ヒントは恐らく、テツオ臭いと言うからそうです。
テツオ臭いってw
確かにテツオンはテツオと同じような雰囲気を出していますしね。(
テツオンは腹ペコらしく、いきなり友達のお菓子を平気で奪い、食べてしまいます。
まあ、怪獣は本能を抑えきれないのがほとんどですからね・・・w
テツオンの事を内緒にしようとする子供たち。そのため、UGMに、
さっき通報した情報を嘘だと言って、誤魔化しました。成功した模様です(
その時、ラーメン屋が怪獣を見て、ビックリしてラーメンをこぼしてしまいますが、
友達からテツオンは着ぐるみだと誤魔化しました。こう言うシーンは、
昔の明るい系の番組でよくある事で、良い感じですよねw
さっそく、友達はテツオンを怪獣の着ぐるみとして扱い、
仮装大会に出場する事になりました。
出場した結果、テツオンのリアルな姿(着ぐるみとして)に誰もが評価したか、
見事にテツオンたちは優勝し、賞品のビデオセットを手に入れました。
・・・・それにしても、昭和時代からビデオって言葉があったとは、
80年代になると、いろいろ発展するものですねェ。当時の時代では、
既にレンタル用のビデオとか発売されているでしょうか?
場面が代わり、いきなり街で巨大化したテツオンと80のシーンが。
せやけど、これは、
只の80コスの兄とテツオンの戦闘シーンで街はミニチュアです。そう。
子供たちはさっそくビデオセットで、ウルトラマン80を撮る事になったのです。
ですが、テツオンは手加減なしに80をやっつけ、まともに撮影できてません。
テツオンは正義の味方がやりたいと言いますが、怪獣=悪、
80=正義の味方と言うルールは常識だと友達は言います。ですが、
怪獣はどうしても、正義の味方をやりたがってます。何とも我侭なモンスターです。
そこで、子供たちはテツオンを正義の味方として撮影しなおします。
その活躍シーンが野球とかwテツオンは何と、体力も大幅アップして、
打てば必ずホームランだの、
ファインプレー連続だの、スポーツが大の得意となりました。
UGMでは、今度はモンスター反応をキャッチ。テツオンからですね。
そんなテツオンですが、実は頭脳もパワーアップしているみたいです。
友達はさっそく宿題をやらせますが、怪獣は余裕に引き受け、
その宿題をやって、見事に正解。さらに近所の人たちの宿題の協力もする事に。
テツオンはそれ程、天才になっちまったそうです。ただし、その代償は、
ケーキ30個らしいです。何とも子供らしい協力条件ですなwwwww
もし、私がテツオンでしたら、こづかい大幅よこせと言いますなw(ゴルァ
そこへ、UGMの皆さんが来て、テツオンを連れて行こうとしますが、
怪獣は宿題の協力に忙しい様子。そこで、来てくれればケーキはあると聞き、
テツオンは喜んでUGM基地へ。さっそく怪獣の身体を検査した結果、
その肋骨に宇宙植物のような物体があるそうです。テツオが呑みこんだ玉は、
宇宙の植物でした。・・・って、のん気にお菓子食べてる場合じゃないよ、
テツオン・・・。そこに、テツオン・・・じゃなかったテツオの両親が来て、
怪獣になったテツオと対面します。あまりの変わり果てに悲しむ両親。
両親はテツオンは元に戻るのかと、UGMの面々に聞きますが、
テツオンはそのままの方が良いと言います。確かに、かつては駄目だった、
テツオは、今のスポーツも勉強も得意となった、
怪獣の姿の方が得できると思いますからね。
皆さんは自身がよくできるならどんな姿になっても良いと思ってるでしょうか?
それは、私もたぶん、思った事があります。でも、
私的には人間のままで良いですね。
変わるなら、才能とかにして欲しいですよね。やっぱし。
矢的はテツオンに選択を要求します。怪獣の方が良いか、人間に戻りたいか。
人間に戻ればまた駄目になり、怪獣のままだと何でもできる。
そう考えるテツオンはやはり怪獣のままで良いと語ります。
父は、母の教育の仕方が間違っていたからだと言い、
母も、父が仕事でいつも遅く家の事を考えてないからと言って、
まるで運命のせいにするように夫婦喧嘩が始まります。
テツオンが元に戻るには3日かかると言うらしいです。次の日、
テツオンは一人の友達に撮影の続きをやろうとしますが、もう無理ぽです。
何故なら、UGMにより、テツオンは本物の怪獣である事がわかり、
仮装ではない事を知られてビデオセットは没収されたそうです。さらに、
勉強も野球も誘われなくなっていきます。勉強では、全部テツオンがやると、
自身の実力がつかないから、野球でも全てテツオンがホームランだと、
野球がつまらなくなると言います。確かに、一人だけ万能すぎると、
一部の人から凄すぎて付き合えない事もありますね。でも、
一部の世界では、
あまりに駄目すぎて友達が一人もできない人もいますよ。私のように・・・。
そこで、ラーメン屋も昨日の事で本物の怪獣である事を知り、
怪獣にラーメン代払えと大激怒。家に帰っても、誰もいないか入れてもらえません。
テツオンはとうとう独りぼっちとなって、夕日を悲しそうに見ます。
テツオン「つまんないよォ・・・。誰もいないんだもおおぉぉぉぉん!!!!」
テツオンは疲れて、夜の商店街へ。そこにあるパン屋に来て、
腹ペコに耐えられず店主に内緒で全てのパンを食べて逃げ去りました。
そして、矢的先生と会い、怪獣にこう問います。
矢的「テツオ君、どうだい。怪獣は楽しいかい・・・?
ずっと、そのままでいたいんだろう?・・・もう、
そろそろ元に戻りたくなったかい??」
テツオン「そんな事ない!!前の僕は、野球は下手だったし、
勉強もあまり出来なかったし・・・・。」
矢的「そうか。友達は努力して、野球が上手くなるように練習したり、
勉強したりしているのに、君は何でも出来るようになったからなァ・・・。
だけど、それは本当に良い事だと思うかい・・・・?」
そう。確かに努力なしでは何の得も得られないのがほとんどでしょう。
努力があってこそ、初めて奇跡がある。これぞ、人事に尽くすと言うワケですね。
それを聞いて戸惑うテツオン。矢的はさらに交番の方をテツオンに見せます。
そこには、テツオを心配している両親と、
息子に迷惑かけられたラーメン屋とパン屋がいました。
そう。あの両親は所詮、親。子を想ってこそが、立派な親なのです。
これに感動したテツオンは両親のところへ行き、とうとう本音を吐きます。
テツオン「元に戻りたいよォ~っ!!今すぐ戻りたいよおぉぉぉっ!!!」
そう。テツオン、いえテツオはやはり人間。怪獣と言う牢獄から出たかったのです。
その想いを受け取った矢的は80に変身。いきなり等身大からミクロになり、
テツオンの体内へ突入しました。
怪獣の身体を支配している宇宙植物を倒すために。
さて、この宇宙植物。種だったハズが、何故か姿が怪獣に近いですな^^;
80は宇宙植物を対決しますが、その衝撃でテツオンはお腹を痛がります。
宇宙植物の得意技は素早い動きだけらしく、80の敵ではありません。
80はサクシウム光線で見事に宇宙植物を抹消しました。これにより、
テツオンは元のテツオに戻りました。怪獣からやっと人間に戻れたのです。
今回の事件は大災害が起きなくて、本当に良かったです。その後、
矢的と城野隊員は、野球の試合で活躍しているテツオを応援していましたとさ。
矢的先生曰く、テツオを怪獣にした宇宙の種は、
他の星から地球に送られて来たプレゼントだと言います。もし、
テツオがそれを食べなければ、
地球に綺麗な花が咲いていたのかも知れませんね。
たぶん、植物怪獣になるかも知れない事もありえますがねw
ナレーター「変な物を口に入れると、怪獣になっちゃうぞ!気をつけて!!」
今回は人間が怪獣になってしまうと言う凄く愉快な話でした。
見ているこちらも楽しく見れました。たぶん・・・(
人間がなった怪獣と言えば、カネゴンやジャミラが代表でしょう。
彼らは元人間で、カネゴンは不思議な繭で、ジャミラは水のない惑星で、
怪獣になってしまった人間と言う設定を持っていました。他にも、
いろいろいますね。平成ではダイナのゾンボーグとかガイアのツチケラとか・・・。
あ、80ではテツオンだけではなく、ラブラス(イトウチーフ)もいるんでした^^;
次回は相撲がテーマです。ドスコイ!!はっきよい!!ごっちゃんです!!(
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