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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ウルトラマンクリスタル  第55話・闇夜に落ちたロザリオ

暗躍使途・ヴァイラン登場

使途。それは、DGCとシャドー軍団の前に突如、現れた謎の存在である。

彼らは今までにシャドーに怪獣による悪事をやらせた元凶で、

その尖兵が倒され、シャドーも開放された。だが、このまま黙って去る使途ではない。

彼らは何故、あのような事をしたのか。ボスが誰なのかも、全てが謎である。


とある夜の街・・・。街は静かな眠りにつこうと闇に閉ざされようしていた。

だが、街の暗くなった部分から突然に姿を現す物体があった。

それは、超巨大な十字架でその中央には髑髏のような顔があった。

その髑髏の両目は不気味に赤く光り始める。

それを見た人々に赤黒い光が包む。


DGCの隊員、コリスとサキは専用車でパトロールをしていた。

街中を走る専用車を運転するサキは、コリスに話しかける。

何故かコリスは、何かを思って真剣になっているそうだ。

サキ「・・・・どうしたの?コリス君。」

コリス「っ!い、いえ・・・。何でも・・・・。」

コリスはそれを聞き、いつもの温和な感じになる。

サキ「さっきから怖そうな顔してたけど、何か思い出した事あった?」

コリス「・・・・例の・・・使途の件です・・・・。」

サキ「使途っ!!?」 コリスの使途と言う言葉に、サキは驚く。

コリス「覚えていますか?あの、ヴァルアロスの事を・・・。」

サキ「ええ・・・・。あいつは最初の使途にして、

今まで戦った中で一番最悪な敵だったわね・・・。」

ヴァルアロス。そう。彼こそが、我らが敵・使途の最初の使いであったのだ。

戦えなくなったシャドーを見切り、彼女を必要以上に罵って絶望させた男である。

さらに、彼女の無二の仲間であるゴダルをも簡単に殺してしまう程の実力者だ。

ヴァルアロスはとにかく、とても強かった。彼以上に強く恐ろしい奴が、

使途にはたくさんいるのだ。だが、その正体はまだ知られていないのだ。

サキ「謎の存在・・・・使途・・・・・。彼らは一体・・・・。」

コリス「でも、彼らはシャドーさんを泣かせた。たとえ、

どんな奴かわかっても、決して許すワケにはいかない・・・・。」

サキ「そうね・・・。でも、その使途って最近現れてないわね。」

コリス「ええ。でも、油断できない。きっと、何か企んでいるに違いない。ん?」

その時、コリスは右の窓辺から、奇妙な人に目をつける。

コリス「サキさん!!ちょっと停めて!!」 サキ「え、ええ・・・。」

専用車は他人の車が邪魔されないようなところに停めていた。

サキ「何かあったの?」 コリス「あれを・・・!」

コリスはサキに右の窓辺の方を覗かせるように、指をさす。

そこに、奇妙な人がいた。まるで、専用車の二人を見ているように。

サキ「人・・・?にしても、何故あんな格好を・・・??」

サキも見て違和感を持つ程に怪しいその人は、

いかにも某呪術師が着ていそうな衣装をしていた。ちなみに、少年である。

その少年は専用車を見て、奇怪な笑みを浮かべる。そして、

すぐに去るようにさっき歩いた方向へ歩く。それを見たコリスは追おうとドアを開ける。

コリス「あっ!!逃がすか・・・・っ!!」 その時、

運転席についてた通信機からモモの声が出る。

モモの声『大変よ!!事件が起きたわ!!大至急戻って!!!』

サキ「コリス君!!事件よ!!!」 コリス「・・・・っ!!」

それを聞いたコリスは止むを得ずにドアを閉めて、専用車の中に戻る。

専用車はDGC基地へ戻るように走るが、

それを見ていないが、

感じている少年はそれをあざ笑うかのように笑みを浮かべていた。

司令室に急いで戻ったコリスとサキ。隊員たちはそれを見る。

モモ「戻ったわね。この映像を見て頂戴!!」

モモの隣にあったスクリーンを見るコリスとサキは、その映像に驚く。

サキ「っ!!こ、これは・・・!!」 コリス「ロ、ロザリオ・・・??」

その映像には夜の街に立てていた巨大な十字架である。その中央には髑髏があった。

その十字架の周りに、多くの人々が倒れているではないか。

サキ「街の人々が倒れている!!もしかして・・・・!」

シュドー「死んじまったそうだ。あの十字架から放つ光線で・・・。」

テブリッシュ「傷一つない・・・。まるで、魂を抜かれたような感じだった。」

コリス「そんな・・・・!あの十字架は一体、何なんだ!?」

コリスは人を狩った十字架に怒りを覚える。イチゴが冷静にこう言う。

イチゴ「恐らく・・・宇宙人が作った兵器だと僕は思っている。」

モモ「もし、犯人が宇宙人である場合、即刻探す必要があるみたいね。」

コリス「宇宙人・・・?まさかっ!?」 その時、コリスの脳裏に、

奇妙な笑みを浮かべた少年がよぎる。もしかして、

その少年が宇宙人かも知れないのだ。

コリス「まさか・・・・あの少年が・・・・!!」

モモ「少年??何の事?」 コリスとサキ以外はあの少年を知らない。

サキ「さっき、私とコリス君が6T地区で見かけた不思議な少年です。」

つづく
 

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