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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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その公園では、たくさんの子供が遊んでいたが、独りだけ落ち込んでいる少年がいた。

それが、8歳のコウである。この頃の彼は切ない表情で、周りを見ていた。

周りはたくさんの子供たちが楽しくブランカだの滑り台だので遊んでいた。

現在のコウ(その頃の俺は弱虫で、友達もできずに、いつも無視されてばっかりだったな・・・・。)

8歳のコウはとぼとぼ歩いていた。たくさんの子供たちのところへ行くつもりだ。

コウ「ねぇ・・・・。僕も混ぜてよ・・・・・。」 kプは泣きそうな声で言う。

しかし、その声を聞いた子供たちは怒りそうな表情でコウを見た。

「なんで俺たちに言うんだよ?」 「君は野球もサッカーも下手じゃないか!」

「残念だけど、コウ君のようなひきこもりはいらないよ。」 「それに君!家でお絵かきで、

変なもん書いてばっかりじゃんよ!」 「僕も知ってる!お前の書く絵は変な奴が多すぎるわい!!」

「絵を描くことは素晴らしいけど、それ以外はできっこないじゃないか!!」

「俺、ひきこもりと遊ぶの嫌だ!!」 「そうだそうだ!!」 「こんな奴ほっとこうぜ!!」 「うん!!」

子供たちはコウから離れて場所を変えてサッカーを遊んでいた。コウは泣きそうな表情で帰っていった。

現在のコウ(そう・・・・・。その頃の俺はひきこもりで、他人と遊ぶ事がうまくできなかった。

幼稚園の頃からはずっと独りぼっちだったんだ・・・・・。その頃は怖いガキンチョどもに虐められて、

えんえん泣いていたな・・・・。それから俺は虐められるのが怖くて、家にひきこもっていた。

8歳の頃もそうだった。俺は外に歩くと、いつも俺に不幸が降りかかる。犬に吼えられたり噛まれたり、

また大人の不良に殴られたり脅されたり、帰ったら母や父に怒られる。俺は何もできなかった。

家庭では兄が無理やり命令したり、そいつとよく喧嘩した。母や父には怒られてばっかり・・・・・。

だから、俺は絵を描いて、ひきこもり生活を満喫していた。俺は絵を描くのが好きだった。

皆に嫌われたり変な絵を描いたりするのが俺の毎日だった。それも何年も・・・・・。)


中学生にして、13歳となったコウは家でコウの兄に話しかけられた。

兄は目つきが悪く、髪が茶色で少し長かった。

コウの兄「コウ。さっそくだけどよぉ~。」

コウ「・・・・・なんですか?」 コウは恐る恐る敬語で返事した。兄には逆らえぬと見える。

コウの兄「お前の小遣いで、俺の大好きなラムネアイスセットを買ってくれね?」

コウ「それは、僕も食べてもいいって事ですか?」

コウの兄「いーや!全部俺が食べるね。お前なんかに一つもやるか!」

コウ「ちっ・・・・・!」 コウは自分勝手な兄を許せなかった。しかし、兄は怒ると怖かった。

コウの兄「ちっ!じゃねーよ!さっさとしねーと殺すよ?いいね?」

現在のコウ(俺は兄に脅され、スーパーで、自分の小遣いでなんとかラムネアイスの箱を買った。

だが、ゆっくり帰り道を歩く俺の前に二人の不良が来やがった・・・・・!

その不良たちは俺をいきなり殴って、俺の小遣いで買ったラムネアイスの箱を奪い去ってしまった・・・・。

任務に必要な物を盗まれて帰った俺は当然兄に殴られた。)

コウの兄「はぁ?今、なんつった?」

コウ「だから、不良たちが奪ったんだって・・・・・・・。」

コウの兄「ざけんなぁっ!!!」 兄は怒りながらコウを殴った。

現在のコウ(そして、俺は思った失敗したら必ず罰を受けなければならない。

そう思った時、俺は何かがひらめいたように、失敗した子供を猟奇的に殺害する漫画を書いた。

ついでにさっきの腹いせで俺に殴られて泣きべそを書く兄と不良の絵も描いていた。)

今、コウが書いていた漫画はとてもグロテクスな漫画であった。兄や不良はわざとらしく変な感じに書いた。

3人とも子供のように泣きべそをかいていた。コウは他に母や父もわざと変な感じに書いていた。

現在のコウ(それだけではない。高校に進んだ俺は上級生たちに怒鳴られていた。

それに最近、家の周りに子供の声も聞こえた。俺はその出来事をアイデアに変えてしまい、

高校生が子供の幸せを奪う漫画を描いていた。さらに最近アニメも見るようになり、

数々のアニメキャラがHに虐められる漫画に、クロスオーバーしてカオスに戦う漫画も描いていた。

俺はとにかく何かを思いついた物をすぐに描いてしまう。夢の出来事でさえも漫画として描いていた・・・。)

コウは色々漫画や落書きを描いていた。その全てが異なりあまりにも混沌であった。

現在のコウ(そして、俺はデパートの店員に就職した。しかし、子供の泣き声を聞いたら、

何故か発狂してしまい、すぐクビになってしまった。とりあえず今、お金は両親から貰ってるわけ。

まあ、現在は小さい駄菓子屋で働いているけど。少しだけだけどな・・・・・・。

しかし、2年前のある日、その駄菓子屋で働いているとき、上司のおばさんがこんな事を言った。)

コウは駄菓子屋でお菓子を並べていた。それを見ていた小母がそんなコウにこう言った。

その小母が駄菓子屋の店長らしい。

店長「コウや。あんた・・・・・色々絵を描いているんだってね?」

コウ「え?なんでそれを知ってるんですか?」

店長「あんたの母から電話があってな。母はこう言ったよ。【息子は漫画を書くのが好きなんです。

もし、興味がありましたら、息子に漫画を見せてとおねだりしてくださいませ。】とね。」

コウ「母さんめ・・・・・。何がしたいんだか。」

店長「・・・・・コウや。お前さん、漫画家になったらどうかえ?」

コウ「まんがか・・・・・?」

店長「そう。お前は漫画を描きまくったろう。あんたならたぶん、漫画家が向いてると、あたしは思う。」

コウ「漫画家・・・・・・。確かに私は漫画を描いていたのですが・・・・・。」

店長「自身はないかね?でも、たぶん、あんたは漫画家を目指さなきゃいけないと思うがね。」

コウ「漫画家を目指さなかったらどうするっつーんスか?」

店長「別に何も起こりはせんよ。まあ、あんたは漫画家になった方がいいと思うよ。」

現在のコウ(俺は店長の発言に悩んでいた。悩みの末・・・・俺は・・・・決意した・・・・。)

コウ「・・・・わかりました!俺、漫画家になってみます!」

店長「うん。頑張りなされや^^」 店長は笑顔でコウの決意に感激した。

現在のコウ(そして、俺はさっそく原稿で漫画を描いて、会社に届けようとした。その時・・・・・・。)

コウは原稿を持って、急いで漫画専門の会社へ急いだ。その時、コウはある人を見て立ち止まった。

そのある人もコウの前で立ち止まっていた。その人も原稿を持っている。

そう、この人こそが若いテブリッシュであった。

若いテブリッシュ「君も・・・・漫画家になりに来たのかい?」

コウ「あ、ああ・・・・・。あんたも・・・・原稿持ってるんだから、漫画家になりたいのか?」

テブリッシュ「ああ。それが俺の夢なんだ。子供の頃から漫画家になるのが夢なんだよ。」

コウ「・・・・俺は、こないだからたった決めたばっかだ。店の人が俺の事、漫画化が向いてるって・・・・。」

テブリッシュ「へぇ。俺は母の描いた漫画を見て、自分もあんな風に描いて、

皆に見せたいと思ってな・・・・。そうだ!この際、一緒に行こうか!」

コウ「は?・・・・あ、ああ。わかったよ。」 こうして、二人は一緒に会社へ目指した。

現在のコウ(これが・・・・俺とテブリッシュの最初の出会いだった。最初はあいつの事、

他人だと思っていたが、初めて落選になった時、俺は何故かあきらめずにまた漫画を描いて、

新しくできた漫画を会社に出そうとした時に、またテブリッシュが来た。でも、また落選した。

この出来事は次第に繰り返していき、その間に俺とテブリッシュはいつの間にか友達になった。

そして、俺とテブリッシュは漫画家をあきらめない夢を持ちながらも、同人誌とか描いて、

人々に買ってもらった。でも、テブリッシュはあくまで漫画家になりたいとな・・・・。)


そして、現在、コウは今、暗い部屋でベッドで横たわっていた。

コウ「俺はやはり漫画家なんて無理だとあきらめた事あったよなぁ。ただし同人誌はやめない。

でも、テブリッシュが限界まで漫画家を目指そうと作品を一生懸命書いている・・・・。

俺も・・・・一生懸命書かないとな・・・・・・!」 その時、赤い石が赤く光りだした。

この赤い石、REZAITO(レザイト)は一体何をしようというのだろうか・・・・・・??


次の日、DGC本部では、司令室にモモ、コリス、シュドー、サキ、イチゴがいた。

しかし、テブリッシュはいない。サキはあるモニター付きの機械の前でモニターの画面を見て、

深刻な表情をしていた。モモたちはサキのところに集まり、モモがサキに話しかける。

モモ「何かわかったに?」

サキ「はい。この【レーダー・サーチング・モニター】を使って、昨日、事件が起こった現場の数々を、

サーチしてみました。すると、ご覧ください。その数々の現場から、赤い光の太い線が出ています。」

サキの言うとおり、昨日のそれぞれ異なる事件の現場から赤い太い線が出ていた。

炎の焼け跡の街、毒のガイコツが無数に落ちてあった街、100階建ての家に、

昨日は空を飛んで今日で墜落した家、ヤング・ベースという喫茶店に、その他も・・・・。

そのそれぞれの場所から赤い太い線が見えるのだ。サーチしている画面からだが・・・・・。

シュドー「へぇ。これがレーダー・サーチング・モニターの性能かぁ。

画面をサーチして事件の原因を探す素晴らしいシステムですね。隊長。」

シュドーは笑みながらモモに言った。モモは深刻な表情で、こう言った。

モモ「そのそれぞれの赤い線は・・・・一体どこまで続いているの?」

サキ「それが・・・・・数が多すぎて滅茶苦茶ですが・・・・。できるだけ探してみます。」

コリス「この赤い線を辿れば、犯人の居場所を突き止めることができる・・・・・・!」

モモ(・・・・・だと、いいけど・・・・・・・・。) モモは沈黙し、心の中で心配していた。

シュドー「しっかし、テブリッシュの奴、こんなありがたいもんも造れるなんてすげーヤツだな^^」

サキ「はい。まあ、科学班の協力があってこそですが・・・・・。」

イチゴ「とにかく、一つ一つで赤い線を辿ってみるんだ。時間がかかってもいい。

なんとしても犯人の居場所を突き止めるんだ!」

サキ「はい・・・・・!」 サキは画面を切り替え、一つの赤い線を辿っていた。

コリス「それにしても。テブリッシュさん、遅いですね。」

イチゴ「うん。多分、またコウさんの家で遊んでるんじゃないかな?」

シュドー「そんな事ないだろ?隊長が今日、テブリッシュを呼び戻すって。」

モモ「ええ。あの人は真面目だから、こっち(DGC)の仕事もやらなきゃいけないって、

使命感が強いのよ。」 モモがそう言った後、ドアが開き、

隊員服を着たテブリッシュがモモたちのところに来て、敬礼した。

テブリッシュ「テブリッシュ!ただいま帰還しました!!」

モモ「ご苦労。今、サキがあなたと科学班が作ったレーダーサーチングモニターを使って、

昨日の異常な事件を起こした犯人を捜しているわ。」

テブリッシュ「そうですか。・・・・・サキ。僕の作ったレーダーサーチングモニターはどうだい?」

サキ「ええ。あなたの造ったこの機械は素晴らしくとても役立ちます。

そろそろ、この赤い線を辿って犯人の居場所が見つかっても良いのですが・・・・・・。」

モニターでは赤い線がまだまだ続いていた。しかし、その線の先に青く丸い点があった。

サキ「っ!青い点・・・・・・!そこは犯人の居場所・・・!隊長!!犯人の居場所がわかりましたっ!!」

モモ「本当!?場所は・・・・・・!!?」

サキ「場所は・・・・・・。っ!!??」 サキは青い点に何かがあったので、それを見て驚いた。

青い点から無数の赤い線が繋がっていたからだ。

モモや隊員たちはこれを見て、驚きの表情も隠せなかった。

サキ「青い点から・・・・赤い線が無数も・・・・・・・!!??」

シュドー「待てよ!昨日起きた数々の事件の現場からそれぞれ赤い線が出ていた。

その無数の赤い線も・・・・・この青い点に繋がっているかも知れない!!」

イチゴ「だとしたら・・・・・・。全てはこの場所から・・・・・・!」

モモ「・・・・・ん?そうよ、サキ!青い点の場所はどこだって言ってんのよっ!!!」

サキ「あ、はい;すみません・・・・;場所は・・・・・・A09地区・・・・・・・。コウさんの家からです!!!」

テブリッシュ「コウの家だって!!!??」

テブリッシュは犯人の居場所がコウの家と聞いて、モニターに近づく。

サキ「は、はい・・・・・。確かに、コウさんの家に青い点が・・・・・・!」

テブリッシュ「まさか・・・・・・!?いや、そんな事ないっ!!!!」

テブリッシュは焦りながらそう言うと、急いで司令室から出た。

モモ「っ!テブリッシュ!!!」 コリス「テブリッシュさん!!!」

シュドー「テブリッシュの野郎・・・・・。友達が危ないから焦っているようだな・・・・・!」

イチゴ「隊長!僕たちにも出撃の許可を・・・・・!」

モモ「・・・・・わかったわ。出動しなさい!!テブリッシュを援護するのよ!!!」

隊員たち「了解!!!!」


テブリッシュはロードラッシュでコウの家へ向かっていた。

そして、数分後が過ぎると、ロードラッシュはコウ宅の前で停まり、

テブリッシュがそこに降りて、急いでコウ宅に入った。


コウの部屋。コウは赤く光る石を見て、何かを思っていた。

コウ「・・・・・ねぇ。REZAITO。」

コウが言うと、赤く光る石は赤い光を点滅した。

コウ「なんか・・・・・君さえいれば・・・・・。僕・・・・なんかうまくいきそうだと思うんだ・・・・・。」

コウがそう言うと、石はさらに赤い光を点滅した。

コウ「そうだね・・・・・。漫画家になる事はもちろん、世界征服でも・・・・・・・・。」

コウが言ってる途中で、テブリッシュがこの部屋に入ってきた。

テブリッシュ「コォウ!!!!」

コウ「うわわっ!!テ、テブリッシュか・・・・・!脅かすなよ・・・・・・・!」

コウはいきなり誰かが入ってきたのに驚いたが、テブリッシュだったので、少し落ち着いた。

テブリッシュ「・・・・・・この家で・・・・・・何があったんだ・・・・・・・!!?」

つづく

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