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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コウ「この家で何がって・・・・・?一体どうしちまったんだ!?」

テブリッシュ「・・・・この家から昨日の大事件の原因がいるのがわかったんだ・・・・。」

コウ「え?この家に!?まさか・・・・・・?」

テブリッシュ「本当なんだ!!このレーダーを見てくれ・・・・・・!!」

テブリッシュはコウに携帯レーダーを見せた。画面はレーダーサーチングモニターのと同じらしい。

画面には無数の赤い線に青い点が集まっている。その点こそが、コウの家である。

テブリッシュ「この無数の赤い線は昨日起きた事件の場所から印。そして、それに繋がる青い点は、

ここ、お前の家なんだ・・・・・・・!」

コウ「ええ!?マジか!?俺の家からだなんて・・・・・一体・・・・・・・。」

テブリッシュ「お前・・・・・。わからないのか・・・・・?」

コウ「わかるわけないだろう!?いきなりそんな事言って・・・・・。」

コウはテブリッシュが自分の家がなんかと聞くところに混乱していた。

テブリッシュ「っ・・・・・。む?おい・・・・その赤い石・・・・・。」 テブリッシュは赤い石に気づき、それを見る。

コウ「え?ああ。この石・・・・REZAITOだろ?」 そして、赤い石は赤く光だした。

テブリッシュ「っ!?光った・・・!?一体これは・・・・・!!」

コウ「ああ。REZAITOは・・・時に赤く光るんだ。なんだかわからないけど・・・・・。」


一方、コリス、サキ、シュドー、イチゴはDGCマークが付いている自動車で現場に向かっていた。

なお、その自動車はシュドーが運転していた。他の3人は乗っているだけで、運転していない。

コリス「あのREZAITOって石・・・・・。あの石・・・・何か危なそうだ・・・・・!」


コウ「この石・・・・・なんで光っているんだ・・・・・?」

テブリッシュ「・・・・・・・・そうだっ!この石だ・・・・。この石が災害を起こしたのかも知れない!」

コウ「え?ま、待てよ。いくらこの石が光ってるからって、何も災害を起こすわけでは・・・・。」

テブリッシュ「いや、考えてみろよ・・・・!この赤い石は元から現実にはないんだぞ!

この石は未だに謎が包まれている。ひょっとしたら、この石が・・・・!ん?」

テブリッシュはコウの書いた絵の数々に何かを見たので、その2枚を取り、それらを見てみる。

コウ「あ、俺の絵・・・・・・。」

テブリッシュ「っ!!?」 テブリッシュはその二枚の絵を見て、驚く。

一枚は無生物たちが目を生やしてピョンピョン跳ねて生きている絵。

二枚目はゴーストタウンでさまようゾンビたちの絵。これらは現実に起こった事件の二つであった。

テブリッシュ「こ・・・・これは・・・・・・!昨日の騒ぎのものと同じじゃないか!!」

コウ「え?俺の絵が何か・・・・・・!?」 テブリッシュは他にも色々、絵を見ていた・・・・・。

コウの書いた絵はほとんどが昨日の数々の事件のものであった。

テブリッシュ「・・・・どれもこれも、皆、隊長から聞いた昨日の事件のものと同じだ・・・・・・!!

・・・・・そうか・・・・!俺の考えが正しかったら・・・・・・!・・・・コウ!!!」

コウ「な、なんだ・・・・・・?;」 テブリッシュはコウに一枚の空白の紙を渡した。

テブリッシュ「これで、お前の今考えているのを書いてみろ・・・!」

コウ「わ・・・わかった。」 コウはテブリッシュの言うとおりに、渡された紙で何かを書いてみた。

そして、コウは大きなプリンを書いていた。『2めーとる』という文字も書いていた。

コウ「ほら。できたよ。」 コウはその絵をテブリッシュに見せる。すると、赤い石が赤く光る。

テブリッシュ「っ!?(石が光った・・・・・!)」 テブリッシュはまたも赤い石が光ったのを反応する。

すると、部屋の真ん中に2メートルほどの大きさのプリンがいきなり出てきた。

テブリッシュ&コウ「おおっ!!??」 二人はいきなり巨大なプリンが出てきた事で驚く。

コウ「お・・・・俺が考えたのが現実に出てきやがった・・・・・・!??」

テブリッシュ「そうか・・・・・!やはりそうだったのか・・・・っ!!」

コウ「へ?」  テブリッシュは赤い石、REZAITOを手に持ち、コウにそれを見せる。

テブリッシュ「この石は、お前が考えたものを書いた時、光だす。その光で、

お前の空想した物を実体化してしまうんだ!!どうりで、

昨日、あんなに事件が多く発生するわけだ・・・・・!」

コウ「じゃ・・・・じゃあ・・・・昨日の数々の事件・・・・・・。お・・・・俺が・・・・・・・!?」

コウは絶望しかけた。まさか、昨日の災害はその素を書いた自分のせいではないかと。

そこに、コリス、シュドー、サキ、イチゴが入ってきた。

コリス「テブリッシュさん!コウさん!!」

テブリッシュ「み、みんな・・・・・!?」  そして、コウはついに膝をついた。

コウ「俺は・・・・・取り返しのない事をしてしまった・・・・・・・!!」

コリス「コ・・・・・コウさん・・・・・・・??」 サキ「ど、どうしたのですか?」

テブリッシュ「・・・・昨日の怪事件は・・・・この赤い石のせいだったんだ・・・・!」

イチゴ「っ!この石は・・・・・・!!?」

シュドー「知ってるのか!?イチゴ!!」

イチゴ「うん・・・!僕が科特隊に所属した頃、偶然、この石と同じ物を発見したんだ。

調査の結果、この石はREZAITO。今は正体不明の異物だが、

それを持つ人の空想を実体化させる恐ろしい能力を持っているらしい。研究班がそう言ってた・・・。」

テブリッシュ「その石のせいで・・・・・コウは・・・・・・・!!」

コウ「俺が・・・・俺がやってしまったんだ・・・・・。全部・・・・・俺が・・・・・・・。

俺が・・・・・いっぱい書いたせいで・・・・・・取り返しのつかない事が・・・・・・・!」

コウは自分が多く落書きしたせいで、皆に迷惑をかけてしまったと思い、後悔した。涙も溢れた。

コリス「コウさん・・・・・・。」 コリスたちはコウを可哀想に思っていた。

テブリッシュ「コウ・・・・・・・。ちっくしょぉ・・・・・・!この石のせいでえぇぇっ!!!」

テブリッシュはコウの絵描きという夢と楽しみを悪用したREZAITOを、許さず、

怒りと共に、REZAITOを思いっきり投げた。石は窓を突き破る。

REZAITOは割れたガラスと共に家の外に落ちた。

サキ「テ・・・・テブリッシュさん・・・・・。」

テブリッシュ「よくも・・・・よくもコウの夢を!!許さん!!!」  バキュン

怒り爆発のテブリッシュは窓からウルトラシューターで、外に落ちているREZAITOを撃った。

すると、REZAITOは撃たれた部分から赤い光が発し、いきなり飛んでいった。

シュドー「石が生きてるように飛んできやがった・・・・・!!」


そして、REZAITOの空を飛び、町の中心に止まる。すると、REZAITOは大きく赤い光を発し、

巨大化していき、結晶体のような姿から数々の部分が割れたように見え、

割れたところから、それぞれ複数の触手らしき物が出てきた異形な巨大怪獣に変身した。

REZAITOは巨大異生物レザイトに変身したのだった。

レザイト「ガァァァァァァァァオゥゥゥゥン」 レザイトはさっそく歩き、町を襲撃し始めた。


イチゴ「REZAITOの正体は怪獣だったのか・・・・・!」

シュドー「野郎・・・・!怪獣を迎撃する!!住人も非難させるんだ!!」

コリス&サキ「了解!!!」 テブリッシュを除く4名の隊員たちは怪獣を迎撃すべく、

この家から出た。テブリッシュは泣き崩れるコウを見て、切なく思った。

コウ「うっ・・・う。俺のせいだ・・・・・・俺が落書きをしていたせいで・・・・・・・。」

テブリッシュ「コウ・・・・・・・。君のせいじゃ・・・・・・。」

コウ「いや、俺のせいなんだ・・・・・。俺があんな石を・・・・拾いやがったから・・・・。ぐすっ・・・・・!」


レザイト「ガァァァァァァァオゥゥゥゥン」 レザイトは歩きながら民家を次々と踏み潰して、

触手を伸ばして、離れた民家を叩き壊し続けていた。時に破壊されて爆発する家もあった。

怪獣が暴れる事に怯える人々は逃げ惑っていた。

シュドーとイチゴ、コリスとサキは二手に分かれ、それぞれ違う場所から狙撃した。

レザイト「ガァァァァァァオゥゥゥゥゥン」 しかし、隊員たちの狙撃は怪獣には効かない。

怪獣は隊員たちの攻撃を受けながらも余裕にそのまま進行していた。

空からは自衛隊の戦闘機部隊が駆けつけた。複数の戦闘機が一斉に機関砲を連射した。

レザイト「ガァァァァァァァァァオゥゥゥゥゥゥン」 ババババババ ズガァン ドゴォドカアァァン

シュドー「おお!自衛隊の応援だぜ!!」

イチゴ「よし!僕たちも攻撃続行だ!!」

シュドー「おう!!」 シュドーやイチゴもレザイトを狙撃した。複数の戦闘機も機関砲を撃ち続ける。

レザイト「ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」 レザイトは攻撃を受けすぎて、我慢できずに反撃を開始した。

二本の触手から赤いビームを発射。二つのビームが複数の戦闘機を撃墜してしまう。

サキとコリスは逃げる人々を非難させていた。

サキ「皆さん!あっちに逃げてください!!」

コリス「怪獣は自衛隊と戦っています!その間に早く逃げてください!!」

シュドーとイチゴは射撃を続行し、レザイトを攻撃していた。しかし、怪獣は二人の方に向く。

レザイト「ガァァァァァァァァオゥゥゥン」 レザイトは一本の触手からビームを出した。ビィィィィィィィ

シュドーとイチゴは後方に走り、敵の光線から避けた。

ビームは二人が走った後のところにあたり、爆発した。二人はすぐに射撃を続行、怪獣を攻撃した。

そして、3機の戦闘機がレザイトに近づいた。それに気づいたレザイトは一本の触手を伸ばす。

その触手は戦闘機3機まるごと巻きついた。そして、レザイトが自身を赤く光らせると、

その触手も光り、戦闘機3機も光る。すると、戦闘機3機が爆発した。

レザイトは触手を敵に巻きつけ、その触手から光熱を出して、火傷させる能力を持っていたのだ。

レザイト「ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」 怪獣はまたも進行を始めた。


テブリッシュは泣き崩れるコウに何もできず、ただ、見続けていた。

コウ「俺は・・・・・過ちを犯してしまった・・・・・・。俺・・・・もう漫画も絵も描かない・・・・。」

テブリッシュ「え・・・・・・!?」 テブリッシュはコウがそう言った事に驚いた。

コウ「俺が絵を描いたせいで・・・・・死んだ人もあるかも知れない・・・・・。

だから、俺・・・・・・。二度と皆に迷惑書けないように・・・・・絵を描かない・・・・・・・・!」

テブリッシュ「そんな・・・・・!」 テブリッシュはそれを聞いて悲そうな顔をした。

一緒に漫画を愛する人が、もう漫画を描かないと言った。その言葉はテブリッシュにとって、

悲しい言葉であった。友人が漫画を諦める。そんな事をテブリッシュは許せなかった。

テブリッシュ「・・・・・・コウ。君は・・・・本当は何を描きたかったんだ・・・・・?」

コウ「・・・・皆が、楽しめそうな漫画・・・・・・。でも、俺にはできなかった。

昨日の事件を起こすような変なもんしか描けないんだ!俺は・・・・・・・・!」

テブリッシュ「・・・・・・昨日の事件を起こすようなものか・・・・・。

でも・・・・・・・。君の書きたいのはそんなんじゃないはずだ!!」

コウ「っ!!」 コウはその言葉を聞いて、目が覚めたように目を大きくする。

テブリッシュ「確かに君の書いた絵は怪獣のせいでとんでもない事になった。

でも、お前は悪くない!お前は書きたいように書いただけなんだよ。

それに、昨日俺と約束しただろ?夏コミでウルトラマンクリスタルの同人誌を書こうって!

お前は決して悪くない!怪獣が悪いんだ!お前の絵は面白くて素晴らしいじゃないか!

だからコウ・・・簡単に絵を描くのをやめるなんて言うなよ!僕は諦めない!!

もし、君が何かのせいで心折られそうになったら、僕がなんとかする!!

同じ漫画家を目指す者として!!!」

コウ「まん・・・・がか・・・・・・。そうだ・・・・・。俺は約束したんだ。

テブリッシュと一緒に同人誌を出して・・・・・・。将来、漫画家になるって・・・・・・!」

コウはそう言いながら立ち上がり、テブリッシュの前に立つ。

テブリッシュ「コウ・・・・・・。」 テブリッシュは立ち上がったコウを見て微笑む。

コウ「テブリッシュ・・・・・。俺、やっぱり描くよ。漫画も・・・・絵も・・・・・・。

お前と一緒に同人誌も書く。そして・・・・将来絶対漫画家になる!」

コウはそう言うと、笑顔になる。目から涙が完全に消えた。


町ではDGCと怪獣よ激戦が続いていた。サキとコリスが射撃してレザイトを攻撃していた。

レザイト「ガァァァァァァァァァァオゥゥゥゥン」 しかし、怪獣はそれに耐え、進行を続けていた。

サキ「くっ!このままじゃ町が壊滅してしまう・・・・・・!!」

コリス「サキさん。僕は違うところから攻撃します!」

サキ「お願い・・・・・・!」 サキから許可を受けたコリスは頷き、すぐに彼女から離れた。


コリスは人気のないところでウルトラウォッチの付いている手を上にあげた。クリスタルになる気だ。

コリス「ショワッチ!!!!」 そして、ウルトラウォッチが光り、

コリスはウルトラマンクリスタルに巨大変身した。

ウルトラマンクリスタル「ショワッ!!」 クリスタルはさっそく怪獣に向かって戦いの構えを取った。

レザイト「ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」

レザイトは目の前にいきなり、ウルトラマンクリスタルが現れたから驚いた。

シュドー「あ!ウルトラマンクリスタルだ!!」

サキ「来てくれたのね・・・・・・!」

イチゴ「頼むよ!クリスタル!!」

ウルトラマンクリスタル「でっ!!」 ウルトラマンは怪獣に向かって走る。

レザイト「ガァァァァァァァァァァァオゥゥゥゥゥゥン」 レザイトもウルトラマンに向かって走った。

クリスタルとレザイトは衝突し、組み合いに入った。

つづく

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