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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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王様「ソ、ソレスタル彗星!!それは、かつて、夢の国の戦士たちが破壊したはずの、

地球の科学兵器では全く通じず。我が魔法しか対抗できぬ、

恐るべし魔の彗星ではないだばかああぁぁぁぁぁ~!!!!」  王様は大慌てをした。

王妃様「では、我がマリンナーサの魔法兵士に・・・・・・。」

王様「いや!今のマリンナーサの魔力はもはや少なすぎるだば!

原因は、人類がまだ、夢と希望がまだいっぱいじゃないからだばよおおおぉぉぉぉ~!!!」

王妃様「では、どうしましょう・・・・。地球にはモモが・・・・・!

でも、今のモモには魔法がない。一体どうすれば・・・・・。」

その頃、コリスはやっと青い扉を開けて、城の廊下に戻った。

コリス「はぁ・・・・はぁ・・・・・。あ・・・・あのウルトラマンは・・・・・!っ!?」

コリスも緊急指令のサイレンが鳴り、それが聞こえる事に気づく。

コリス「このサイレン・・・・・・!あ!!」

さらに、コリスは目の前で魚たちがそれぞれ左右に走っているところを見た。

コリス「この騒ぎ・・・・・只事じゃない・・・・・っ!!!」   コリスは父や母のいる王室に急いだ。

コリスは廊下を走っている間にさっきのウルトラマンの事を考えていた。

コリス(・・・・・あのウルトラマン・・・僕のクリスタルに確かに似ていた・・・・・!

なんで、この城にウルトラマンが石像になって・・・・・。きっと何か理由がある!

その理由をパパやママに聞かないと・・・・・!!!)

そして、王室では・・・・・。

王様「・・・・このままでは、地球とソレスタル彗星が衝突して、

たちまち地球に大被害が出てしまいだば・・・・・!」

王妃様「このままでは・・・・・!私たちだけでは無理なのでしょうか・・・・。」

王様「いや!このマリンナーサにはまだあれが眠っているだば・・・!」

王妃様「あれとは?」

王様「・・・・・・このマリンナーサには石像となって眠っている者がいる。

だが、その者の正体をコリスが知れば・・・・・・!」  王様が言ってる間に、コリスが走ってきた。

コリス「パパ!ママ!!」

王妃様「コリスっ・・・・・・!!」

王様「おお!コリスよ。実は大変な事が起きただば!」

コリス「え・・・・・?大変な事って・・・・・・?」

王妃様「・・・・御覧なさい・・・・・。」  王妃様は魔法で大きなテレビを出した。

そして、王様がリモコンで、テレビを映す。画面には、

宇宙で地球に近づきつつある巨大な黒い彗星が落下していった。

コリス「こ・・・・・これは・・・・・・・!!!」

王様「ソレスタル彗星!・・・・地球の科学では対抗できない恐るべし大彗星だば・・・・・!!」

コリス「地球の科学では対抗できないなら・・・・マリンナーサの魔法で!!」

王様「確かに魔法なら彗星を消すことができるだば。しかし!」

王妃様「今のマリンナーサの魔力は足りなすぎます。原因は、

人類がまだ夢と希望に満ち溢れていないからです・・・・・。」

コリス「くっ!じゃあ、ウルトラ・ウォッチの力で・・・・・・!!!」

王様「ウルトラ・ウォッチ・・・・・・よもや今すぐ使うつもりかだば?」

コリス「一刻の有余です!あのウルトラ・ウォッチは、我がマリンナーサの切り札でしょ!?」

王妃様「確かに、ウルトラ・ウォッチは最大の魔力を持つ魔の時計。しかし・・・・・・。」

王様「まだ今のコリスでは、扱いきれないかも知れないだば・・・・・!!」

コリス「じゃあ、このまま地球が壊滅するのを黙って見てろと言うのですか!!??」

王様「待つだば!!まだ・・・・あきらめたわけではないだば・・・・・。」

コリス「え・・・・・?」

王妃様「・・・・・コリス。これから話す事は、あなたの運命を変えるような重大な話です・・・・。」

コリス「僕の運命を・・・・変える・・・・・?」

王様「今までコリスには話すつもりはなかったが、今こそ話すときが来てしまっただば・・・・・!」

コリス「・・・・・・・一体・・・・なんですか?パパ・・・・。ママ・・・・・。」

王様「・・・・・ここ、マリンナーサには昔、お前に硬く禁じた青い扉がある事は知っただばな?」

コリス「っ!!?・・・・あ・・・・青い扉・・・・・まさか!!!」

王妃様「え!?まさかって・・・・。すると・・・・・コリス。あなたは!!」

コリス「はい・・・・・・。あの扉を開き、謎の地下室に行きました。」

王様「な、なななななな・・・・ なんですとおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!????????」

王様は息子に、自分が硬く禁じた青い扉の秘密を知られた事にさらに騒いだ。

コリス「あの中に・・・・・・石像となったウルトラマンがいました。

それも、僕の考えたクリスタルに似ているんです!」

王様「・・・・・コリス。自分の書いたウルトラマンが本物の巨人とそっくりだという事を気づいただばな。」

コリス「あの巨人は一体なんですか!?どうしたあの巨人がマリンナーサに、

石像となって眠っているんですか!???」

王妃様「・・・・・・パパ・・・・。」

王様「・・・・・よかろう。教えてくれるだば。」

コリス「・・・・・・・っ!」  コリスは話しが聞けると思って息を飲んだ。

王様「あのウルトラマンは確かに、かつてのお前が描いたウルトラマンと似たような姿をした・・・・。

だが、あの巨人はお前が考えたウルトラマンであって、ではないだばよ!!

わかるか?コリス。」

コリス「わからない・・・・・。まさか・・・・・あのウルトラマンは・・・・・!!」

王様「そっくりと言うなら・・・・・。

あのウルトラマンの名は・・・・お前が考えたウルトラマンの名前と同じだば!」

コリス「名前が・・・・・!?」

王妃様「そうです。あなたの考えたウルトラマンの名は、

石像となって眠っている巨人そのものです。」

コリス「待って・・・・・・。あのウルトラマンの事をもっと詳しく教えて!

あの巨人は敵なの!?味方なの!??」

王様「・・・それはまだわしらにもわからぬ!だが、わしの知る限りが全て話すだば・・・・。」

コリス「・・・・お願いします・・・・・!」

王様「・・・・あの巨人は夢の国に現れた光の巨人だっただば。

巨人はクリスタルと名乗り、夢の国を守ろうと語っただば。」

王妃様「ですが、人類の夢と希望が無くなりつつあったため、

その巨人は力を失い、巨人が石像となり、巨人に宿った光が宇宙へと飛び去りました。」

コリス「その巨人は・・・・・どこから夢の国に来たにですか?」

王様「・・・・・・それはわからぬが、宇宙から来たとう説があるだば。」

それを聞いたコリスは突然、王様に近づいた。

王様「コ・・・・コリス!?」

コリス「・・・・・・・巨人に宿る光がないと言うなら・・・・・・・。」

コリスは突然、王様の持つウルトラ・ウォッチを奪い取った。

王妃様「っ!!コリス!!!」

コリス「僕が巨人に宿す光になる!!!」  コリスはそう言うと、王室から出た。

王様「ま、待つだば!!!」

一方、宇宙ではソレスタル彗星がマリンナーサに近づいた。

コリスは青い扉のあるところへひたすら走った。王様や王妃様もコリスを追うべくひたすら走った。

王様「コリス!早まってはいかんだば!!そのウルトラ・ウォッチの力は強すぎる!!

今のお前では本当に扱えないだば!!」

コリス「扱えなくてもいい!!パパとママは、あの時教えてくれたんでしょう!!!」

王妃様「あ・・・・あの時・・・・!?」

コリス「夢を叶えるためなら・・・・どんな困難にも負けず、

夢を叶えるまで・・・・どんな事でもあきらめるなって!!あなたたちがそう言ったはずです!!」

王様「な・・・・・・!?」  王様と王妃様はそれを聞いて、一度足を止めた。

そして、コリスはとうとう青い扉を見つけた。

コリス「っ!!見つけた・・・・・・!えいっ!!!」  コリスは青い扉を開けて地下通路に入り込んだ。

王様&王妃様「コリス!!!!」  王様や王妃様もコリスを追うべく地下通路に入った。

二人は地下通路を走りながら話し合った。

王妃様「パパ・・・・・。コリスは・・・・・・!」

王様「うむ・・・・・。あの巨人の力を借りるつもりだば・・・・・!

だが、ウルトラ・ウォッチでもうまくいけるだろうか・・・・だば!」

そして、二人はコリスのいる巨人の眠る部屋へ来た。

王様&王妃様「っ!!コリス!!!」

コリスはウルトラ・ウォッチを左腕に着けた。そして、その左腕を巨人の前に構えた。

コリス「お願い・・・・・起きて!ウルトラマン!!!」

しかし、巨人は何も動かない。コリスは何度も叫んだ。

コリス「起きて!!起きてよ!!!地球が危ないんだ!!!

ウルトラマン!起きて!!僕と一体になって!!!今、地球を救えるのはあなたしかいないんだ!!!」

王妃様「コリス・・・・・・。」

王様「・・・・・・・・。」

コリス「起きてよ!!ウルトラマン!あなたは僕の夢なんだ!!!」

コリスがそう叫ぶとウルトラ・ウォッチが輝きだした。

王様「お!!ウルトラ・ウォッチが!!!」

王妃様「光った・・・・・!!まさか、ウォッチがコリスを・・・・・!!」

コリス「お願い!起きて!!僕はあなたになりたい!!僕の夢はもう一つある・・・・・!

それは、地球上の人たちに夢と希望をあたえる事!!だから・・・・・・・!

僕と一緒に戦って!ウルトラマンクリスタル!!!!!!!」

そして、コリスのウルトラ・ウォッチから青い光が伸びた。

光は巨人の胸についているカラータイマーにあたった。

王様「おお・・・・!!コリスの願いが・・・・!ウォッチの光が・・・・・!!」

そして、巨人の目が黄色く輝いた。

王妃様「目覚める・・・・・巨人が・・・・・・!!!」

そして、コリス本人も青い光となり、やがてその光が、

巨人のカラータイマーに取り込まれた。

王様「コリスと巨人が・・・・・・・!!」

王妃様「一つに・・・・・・・・!!!」

そして、巨人が青く輝きだした。その光は早くもマリンナーサを覆った。

その光はすぐに、素早く飛び出し、マリンナーサから放れた。

つづく

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