キングボックル(人間)「やっぱりこの地上は叩かなきゃいけない・・・・・・。」
シュドーはその言葉を聞いた後、ウルトラ・シューターを撃った。
キングボックル(人間)「ウウウウウウウッ!!!」
キングボックルはウルトラ・シューターの弾をジャンプで避け、シュドーも背後に着地した。
シュドー「な!?」
キングボックル(人間)「あ”あああ・・・・・!!」
シュドーは後ろに気づく。しかし、キングボックルがシュドーに殴りかかる。
シュドー「・・・・・・ちい!!」 チャキッ ズギュン
シュドーはウルトラ・シューターを後ろに構え、キングボックルを撃つ。
キングボックル(人間)「うぎゃああああああぁぁぁっ!!!!」
キングボックルは左肩を撃たれ、のたうちまわった。
キングボックル(人間)「おのれ、人間どもぉ・・・・・!このままで済むと思うなよ・・・・・・・!!」
キングボックル(人間)はそういい残して、消えていった。
シュドー「テレポーテーションか・・・・・・・・!!そうだ!明日、隊長に報告しよう・・・・・・。」
そして、次の日・・・・・DGC本部・司令室
モモ「え!?キングボックルの正体がわかったの!?」
シュドー「はい!あの少年はキングボックルの一部が化けて、
奴は全てのエネルギーが回復する時、また元の巨大な怪物に戻ります。」
イチゴ「B-ウランゼスの影響を受けた地底人は地上を嫌っている。
奴は今でもこの世界を狙っているそうです。」
テブリッシュ「うーむ!地球上にもあんな恐ろしい人種がいたとはな・・・・・・。」
サキ「シュドーさん。」
サキに声かけられたので、彼女の方に視点を向くシュドー。
シュドー「なんだよ?」
サキ「もし、早くキングボックルを倒して、大会に出れるといいわね・・・・・・。」
シュドー「一日で倒すさ。キングボックルめ・・・・・・!!」
コリス(シュドーさんは大会の決勝戦に出たがっている・・・・・。早くあいつを見つけなきゃ!!)
心の中で決意を固めるコリスのところにサキが寄ってきて・・・・・。
サキ「コリスくん。」
コリス「あ、はい。」
サキ「もし、キングボックルを倒したらみんなでシュドーさんの応援に行こうね。」
コリス「・・・・・・はい。」
とある街でキングボックルが歩いていた。傷ついた左腕を押さえながらなため、フラフラに見える。
キングボックル(人間)「ちっ・・・・・どいつもこいつも人間はうるさい・・・・・!
だが、そろそろ俺の力が覚醒する時だ・・・・・・!!」
キングボックルは人々の怒りや悲しみの声を聞いた。
「生意気なんだよお前ぇ!!」 「大人なんかぁぁぁ!!!」 「痛いよ~助けてよ~!」
キングボックル(人間)「うう・・・・ウウウウ・・・・ウウウウウウウッ・・・・・!!」
「うっせーんだよガキぃ!!」 「いやだ!お母さ~ん。」 「可愛い姉ちゃんだねぇ~!」
「いや!やめてよ変態!!」 「うわ~逃げろ~!!」 「ヒャーハッハッハッハッハ!!!」
キングボックルの体から白いオーラが出た。そして、彼の目が赤く光り、大声をあげた。
キングボックル「ウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!」
キングボックルはオーラを激しく発し、人間の体から元の怪獣の体に変わり、
巨大化した。かくして、怪獣地底人キングボックルは完全復活した。
DGC本部・司令室
ピ―――ピ――― 怪獣出現のサイレンが鳴った。サキはその知らせを受けて、隊員たちに伝えた。
サキ「NASA地区にキングボックル出現!!暴れています!!」
シュドー「NASA地区だと!?」
テブリッシュ「知ってるのか!?」
シュドー「俺の自宅があって俺の大学もある場所だ!!隊長!!!」
モモ「シュドー隊員の故郷を地底人に壊滅させるわけにはいかない!!!
コリス、シュドー、テブリッシュ、スカイラッシュで出動!!!!」
コリス&テブリッシュ&シュドー「了解!!!!」
3人はヘルメットを被ってスカイラッシュの格納庫へ急いだ。
シュドー「キングボックルめ、許さん!マイケルたちは・・・・・俺の故郷は・・・・・、
必ず俺たちが防衛してやる!!!」
テブリッシュ「再活動した怪人はさらに凶暴となった!心してかかれ!」
シュドー「よーしっ!!」
コリス「いきましょう!!」
コリスはZERO、シュドーは一号機、テブリッシュは二号機で出撃した。
NASA地区に並ぶ数々のビルが次々とキングボックルの怒りの拳によって壊されいく。
キングボックル「ウウウウウウウっ!!ウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!」
キングボックルはマスク状の部分から花火のような火炎を放射した。
それによって、民家が次々と爆発していった。
キングボックル「ウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!ウッ!???」
キングボックルのアンテナの触覚が急激に回った。近くにスカイラッシュ3機が飛んできたからだ。
キングボックル「ウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!ウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!
ウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!」
キングボックルは自分を倒した戦闘機を見てさらに怒り、花火状の火炎で攻撃した。
ZEROは右辺、一号機と二号機は左辺へと敵の火炎を避けた。
シュドー「今度は逃がさないぜ!!!」
一号機と二号機はバルカンでキングボックルを攻撃した。
キングボックル「ウウウッウウッウウウウウウウウ!!!ウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」
コリス「くらえ!!」 ビ―――― ドカァァン
ZEROはゼロレーザーでキングボックルの背中に直撃。キングボックルは背後に向かう。
キングボックル「ウッゼエエエェェェェンダヨッ!!!!」
キングボックルは近くにZEROが近づいたため殴りかかるが、間一髪、
ZEROは敵のパンチを避け、再び敵の正面にまわりし、再びレーザーで攻撃した。
キングボックル「ウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ!!!ウウウウウウウウウ!!!」
キングボックルはアンテナを素早く回した。そのアンテナが急激に回ると、
ZEROの機体に突然電撃が走った。
コリス「うああああああっ!!?」
テブリッシュ『どうした!?コリス!!」
コリス「ゼ・・・・ZEROが急におかしくなって・・・・・・ああ!!システムがダウンしていく!!」
テブリッシュ『一度、機体から降りて、地上で応戦するんだ!空中は残りの俺たちが抑える!!』
コリス「りょ・・・・了解!!」
機体がショートしたため、ZEROは地上に不時着した。コリスは機体から降りた。
シュドー「くそぉ!!やらせるか!!!」
一号機はミサイル攻撃でキングボックルを撃った。
キングボックル「ンナモンキクカヨ!!ナメテンジャネーゾコラ!!!!」
キングボックルは花火状の火炎を出す。一号機は間一髪避ける。
シュドー「くそ・・・・・・こいつにもきっとどこかに弱点はあるはずだ!!
そこさえわかりゃ・・・・・・!!クォーターバックの頃を思い出せ・・・・・・!
俺はその頃は冷静に敵陣の弱点を探してたじゃないか!!それと同じようにっ!!」
一号機は再びミサイルで攻撃した。続いて二号機もミサイルで援護攻撃した。
キングボックル「アイテニシテラレルカヨ!!!ウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!」
キングボックルは再びアンテナを激しく回した。そのアンテナが回ったときに、
周りの建物が次々と爆発してしまった。 ドカァァズガァンチョドッチュドォォォォォォォン
テブリッシュ「キングボックルめ・・・・・・・!!B-ウランゼスによる念力を使って周りを破壊したか!!
その念力でさっきのコリスのZEROの機体をショートさせたのか・・・・・!」
地上でコリスがキングボックルの前にいくと、腕のウルトラ・ウォッチを天に掲げた。
コリス「ショワッチ!!!!」 シュインシュインシュインシュイン
コリスはウルトラマンクリスタルに変身した。
ウルトラマンクリスタル「ショワ!!!」
キングボックル「マリンナーサノオウジダナァァアッ!!?」
ウルトラマンクリスタル「この地上をあなたに破壊させるわけにはいかないっ!!!」
キングボックル「ウルッセエエエエエエェェェェェェェェ!!!!!」
キングボックルは花火状の火炎を出す。
ウルトラマンクリスタル「うわっ!!えぃ!シュワッ!!」
ウルトラマンは横回転でそれを避けるが、地面が爆発してしまう。
ウルトラマンクリスタル「てやあああぁぁぁぁっ!!!」
ウルトラマンクリスタルはジャンプしてキングボックルに飛び蹴りを決めた。
キングボックル「ウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウ!!!!!」
キングボックルは飛び蹴りをくらい、転がるが、すぐに立ち上がり、
近くのウルトラマンクリスタルと組み合いをした。
ウルトラマンクリスタル「うっ!!せい!!」
キングボックル「ウウウウウウウウウゥゥゥゥ!ウウウウウウウウウゥゥゥウウ!!!!」
つづく
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