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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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DGC本部・司令室

イチゴ「テブリッシュからの通信です!」

モモ「繋いで!!」

通信機からテブリッシュの声が出る。

テブリッシュ『こちら、テブリッシュ!第49地区にて、男が謎の光線を受けたような傷を、

負って倒れています!現在は救急車に運ばれている模様です!』

モモ「なんですって!?で、その男から何か聞いた!?」

テブリッシュ『いえ、男は倒れたままです。ただ、近くの人からは謎の白い服の子供が、

その男に絡まれたかと思います。それに子供は何もしてないのに、

男が急に電撃を浴びたと聞いています!!』

モモ「白い衣装の子供・・・・・・・。イチゴ!テブリッシュと合流して!

一緒に白い子供を探すのよ!!」

イチゴ「了解!!!」

イチゴがヘルメットを持って司令室を出て出撃した後に、モモが静かに呟いた。

モモ「・・・・・・・シュドーたちも・・・・呼び戻すべき・・・・かしら・・・・・。」

第49地区では、白い衣装の少年が走っていた。その後にどこか隙間に隠れていた。

白い衣装の少年「はぁ・・・・はぁ・・・・・・・。あのマリンナーサのガキめ・・・・・・!

なんでこの地上を守りたがる!?俺たち地底人は・・・・・・地上を許さないんだぞっ・・・・・!!」

白い衣装の少年は歩きながら呟いていた。その声はまるで怒りに疲れているようだった・・・・。

そして、時は過ぎ・・・・NASA学園では夕日の光にあたりつつあった。

サキ「いろいろ楽しいお話をありがとう。」

マイケル「いやぁ。そっちこそ楽しかったよ。それより、シュドー。

もし、事件がない時は、大会に・・・・・。」

シュドー「ああ。出てやる・・・・あ!電話だ!」

シュドーが喋ってる途中に携帯電話が鳴り、それをかける。

シュドー「こちら、シュドー!」

モモ『シュドーね・・・・・実は、新しい事件が起きたの・・・・・・・。』

シュドー「え・・・・・!?」

モモ『詳しい話は本部に戻ってから話すわ・・・・・・。では・・・・・。』

モモは電話を切った。

マイケル「・・・・どうした・・・・?」

シュドー「すまない・・・・・・また・・・・事件が起きた。でも、

近い日には必ず終わらせる!!大会には間に合ってみせる!!じゃ・・・・・!!」

シュドーは笑って誤魔化しながら基地に戻るべく走った。

シュドーは、本当はマイケルたちと大会の決勝戦に出れないと思って悔しがったのだ・・・。

それを見たコリスやサキも辛い表情だった。マイケルまでも・・・・・。

コリス「・・・・シュドーさん・・・・・。」

サキ「・・・・・いきましょ・・・・・コリス君・・・・・。」

コリス「はい。」

マイケル「コリス君!サキちゃん!」

走ろうとするコリスとサキはマイケルに声かけられたので、足を止めて、彼に目線を向ける。

サキ「マイケルさん・・・・。」

マイケル「・・・・・たとえ、シュドーがいなくても俺たちは十分アメフトで戦える。

あいつが怪獣退治で頑張ってるんなら、俺たちはアメフトでなら頑張れる!

だから、君達・・・・シュドーを支えてやってくれ!」

コリス&サキ「・・・・・・はい!」

コリスとサキを決意を固めたような声で本部に戻った。

DGC本部・司令室

シュドー、サキ、コリス「戻ってきました。」

モモ「ごめんね・・・・・急に呼び出してしまって・・・・・・。」

シュドー「いえ!俺は怪獣退治ならなんでもやれます!!なんなりと・・・・・・。」

モモ「では、状況を説明するわ・・・・イチゴ、お願い。」

イチゴ「はい!」

イチゴがシュドーたちの前に出て語った。

イチゴ「第49地区にて、白い衣装の少年が人を襲った模様です。」

テブリッシュ「住人たちからの報告によれば、

その少年は人の顔を睨むと、その人が突然、電撃に焼かれるんだ。

それも、10人くらい超えている。」

コリス「少年が人を見るだけで!?」

サキ「酷い・・・・・・とても人間じゃない・・・・いえ、まるで人間に化けた何かよ・・・・・!」

イチゴ「サキの言うとおり、あの少年は何かに化けている・・・・。」

シュドー「マジか!?」

イチゴ「僕の想像によれば・・・・原始地底人は確かに死んだよね?」

シュドー「何言ってんだよ・・・・・死んだに決まってるじゃないか・・・・コリスによってな・・・・。」

コリス「ええ・・・・。その地底人が・・・・・何か?」

イチゴ「奴の死骸に・・・・顔の白いマスク状が消えているんだ。残りは全部あるのに・・・・。

だが・・・・これを見て!」

モニターにレーダーが映った。右の辺に小さいが光ってる点があった。

イチゴ「原始地底人はB-ウランゼスというエネルギー派を持っている。

僕の計算によれば・・・・そのエネルギーを持つ白いマスク状がどこかに消えていると思う。」

サキ「その一部と少年のつながりは・・・・・?」

イチゴ「残念ながらまだ答えは見つけていない。」

コリス「そうですか・・・・・・。」

イチゴ「その答えは明日、探そう。」

モモ「イチゴの言うとおり、明日のなったら、少年と白いマスク状を同時に調査。では、解散!」

隊員たち「了解!!」

イチゴ「そうだ!念のため、例の物をみんなにあげるよ。」

イチゴは隊員達になんらかの携帯機を配った。

イチゴ「これは、ウランゼス・サーチャー。B-ウランゼスの反応を示してくれる。

近い時はその機械が音で知らせてくれる。」

シュドー(これで、犯人が見つけ出せるか・・・・・よーし!!)

深夜の町は静かで犬の遠吠えしか聞こえなかった。

シュドーはその町の中で一人、ウランゼス・サーチャーを持ち歩いていた。

シュドー「犯人め・・・・・・!いち早く俺が見つけ出してやるぜ!!」

シュドーは走り続けた。しかし、時間が過ぎ・・・・・。

シュドー「はぁ・・・・駄目だ・・・・簡単に見つけ出せるわけないよなぁ・・・・・・。」

シュドーは疲れているか歩いていた。そこに・・・・・・・。

白い衣装の少年「・・・・・・・・・・。」

シュドー「・・・・子供がこんな夜に歩くとはなぁ・・・・・うお!?」  ビ――― ビ―――

ウランゼス・サーチャーがエメリウム光線状の声で鳴り出した。

シュドーは既に白い少年と出会った。

シュドー「ん・・・・・・ああ!!お前・・・・まさか!!?」

白い衣装の少年「まさか・・・・・?なんです?」

シュドー「お前・・・・その衣装・・・・白い!!んでもって、エネルギー反応あり!!

てめぇ!地底人か!!!?」

白い衣装の少年「・・・・・わかってんなら大声出してんじゃねーよ。」

シュドー「まーだわからないから聞いてんだろ!!」

白い衣装の少年「じゃあ教えてやるよ・・・・・・俺様はキングボックル。

貴様らが倒したはずの原始地底人だ・・・・・!」

シュドー「なんだと!?やはり貴様が・・・・!!」

キングボックル(人間)「そうだよ・・・・・。俺はスカイラッシュZEROの砲撃にやられる瞬間、

全てのB-ウランゼスを白いマスクの部分に注入したのさ。

その部分が今の俺になって人間の子供として活動したよ。」

シュドー「そうか・・・・・じゃあお前がさっき倒した地底人の一部だというのか!?」

キングボックル(人間)「は?耳大丈夫?その一部に全てのエネルギーを貯え、

今の俺が一部から元通りの怪獣に戻るんだよ。」

シュドー「も・・・元通りだぁ?」

キングボックル(人間)「明日で俺のエネルギーが全て回復し、

元の怪獣の姿に戻るっつってんだよボケ!これだから地上の奴らは・・・・・・!!」

シュドー「わかった・・・・その前に一つ聞く。なぜ、地底人のお前が人類を襲う。」

キングボックル(人間)「俺たちは昭和時代での襲撃失敗後、ずっと地底で静かに暮らしていた。

だが、お前らクズどものやる事は・・・工事とか紛争とかいろいろ騒音出しやがって、

いい加減うざいんだよ!」

シュドー「そうか・・・・・でも、それだけの五月蝿さで怒るなんて・・・・・・!」

キングボックル(人間)「お前等のそこがうるさいんだよ・・・・・・・!!」

シュドー「わかんねー奴だな!本当はこうするつもりじゃなかったがよ・・・・・!」

シュドーはウルトラ・シューターをキングボックルに向けた。

つづく

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