カズーイ「何よ?ゴールデン・ジグソーって・・・・・・。」
ボトルズ「・・・・・・辞書によれば、世紀末の大戦争、ファイナリック・ミレニアム・バトルが未だに終わらず、
続く激戦に疲れたある一族が、かつて古代人が40万年に残した魔の錬金術書を参考に、
創りあげた不思議な力を持ったジグソーだそうです。
そのジグソーによってファイナリック・ミレニアム・バトルに終焉を迎えつつあったと書かれてあります。」
バンジョー「ある人って・・・・・・?」
ボトルズ「そこまではまだ知らないよ。でも、別の辞書では、【ジギー】の名前が記されて、
それ以外には何も書かれていませんでした。」
カズーイ「そのジギーって一体なんなの?」
ボトルズ「ジギー・・・・たぶん、どの辞書にも載ってありません。」
バンジョー「そうか・・・・・。」
カズーイ「よし!次は右の方向へ進みましょ!」
バンジョーたちはさっきのグラントルダの写真のところに戻り、そこから右の方向へ進んだ。
すると・・・・・。
バンジョー「おおおう!」
カズーイ「なんか、のどかな野山みたいね。」
ボトルズ「でも、ここはあくまで洞窟ですよね。」
ここは、壁が平和な昼の山のような光景が描かれ、3人の目線には、少しの距離が、
半分、壁にくっついているが、大きな山があり、前には大きな穴があるが、
オリがその中を防いでいた。
カズーイ「何よ!目の前に山のようなの!オリがあって入れないじゃない!!」
ボトルズ「これは・・・・・・誰かがやったんですね・・・・・・。」
カズーイ「どうして知ってるの?」
ボトルズ「たぶん・・・・そんな気がして・・・・・。おや、あそこに、写真のようなのがあります。」
バンジョー「え・・・・?」
ボトルズたちは右の方向を見た。そこには、少し離れたところに洞穴のようなところだが、
野山が描かれた絵の写真に、地面にはジグソー型のパネルがあった。
ボトルズ「行ってみましょう。」
ボトルズたちは野山の写真のところに行った。
バンジョー「おや?なんか・・・写真が一つだけ欠けている。」
カズーイ「ほんとだわ。なんか写真はジグソーみたいだわ。」
見ての通り、写真には一つだけ欠けている部分がある。つまり写真は完全ではなかったのだ。
ボトルズ「ジグソー型の足場もあるし・・・・・そうか!」
ボトルズは何かをひらめいた。
カズーイ「何かわかったの?」
ボトルズ「バンジョー!ゴールデン・ジグソー持ってますよね?」
バンジョー「え?そうだけど。」
バンジョーは右手にゴールデン・ジグソーを持っていた。
カズ-イ「わかったわ!そのジグソーを写真にはめ込めばいいってわけですね!」
ボトルズ「そうです!バンジョー!さっそくジグソーの足場に立ってみてください!!」
バンジョー「う・・・うん・・・・。」
バンジョーはさっそくジグソーに似た足場に立った。すると、足場は青白く小さく光った。
ボトルズ「あ!」
カズーイ「ジグソーが光ったわ!」
バンジョー「ん?おお。本当だ!」
バンジョーのジグソーは黄金に輝いていた。
バンジョー「よし、これを写真の欠けている部分にはめ込めばいいんだな。」
バンジョーは写真の前に、ジグソーを出した。
バンジョー「あ!ジグソーが勝手に飛んできた!!」
ジグソーは自らの意思でバンジョーの手から出て、ふわふわと飛んで、
写真の欠けている部分にカシャッとはめ込んだ。
カズーイ「やったわ!写真の完成よ!!」
バンジョー「おお!写真も光っていく・・・・・・。」
完成した写真は光だし、山のトンネルを防いだオリが地面に潜り、消えていった。
ボトルズ「おお!山のトンネルを防いだオリが消えている!!」
カズーイ「これで、グランティを倒せるってわけね!」
バンジョー「ん?入り口の上に看板が・・・・・・。」
トンネルの入り口の上の部分には大きな看板があった。
【マンボ・まうんてん】と書いてあった。
カズーイ「ほら!行くわよ、バンジョー!チューティを助けないと!!」
バンジョー「あ。うん!」
3人はトンネルに入った。この先には新しいステージが待っていたのだ・・・・・。
つづく
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