倒れたガブダロンはすぐに立ち上がる。そして、
野口たちも地下から出て、その巨大な戦いを見に来ていた。
ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・・・!!」
そして、ティアーズはガブダロンの顔を両手で掴み、
魔獣を思い切り投げて、地面に叩きつける。
ガブダロン「ガヒャアアアアァァァァァイイイイィィィィ」
野口「あの巨人・・・・。まさか、ウルトラマン!?」
野口はティアーズの姿を見て、そう言った。
そして、ティアーズは倒れたガブダロンを持ち上げて、
またも投げつけた。ガブダロンはこれを受けて、痛がる。
ガブダロン「ガヒャアアアアァァァァイイイイィィィィ」
徳丸「間違いない・・・!こいつは、新しいウルトラマンだ!!」
森下「私たちを助けに来てくれたのね・・・・っ。」
ガブダロン「ガヒャアアアアァァァァイイイイィィィィ」
ガブダロンは立ち上がり、ティアーズに襲いかかろうとする。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!・・・・・・!」
そして、ガブダロンはティアーズに殴りかかるが、
ティアーズがしゃがんで避けて、
魔獣の胸にパンチし、顔にキックする。
ガブダロン「ガヒャアアアアァァァァイイイイィィィィィ」
ウルトラマンティアーズ「・・・・・えぃ!!」
魔獣はさがり、ティアーズはさらに攻撃しようと走り、
アッパーでガブダロンを殴り飛ばす。大神はそれを見て、驚く。
大神「防衛軍の総力でも倒せんかった怪物が、
あの巨人の打撃で痛がっとるじゃと!?あの巨人は一体・・・。」
ガブダロン「ガヒャアアアアアァァァァイイイイイィィィ」
ガブダロンはまたも立ち上がり、頭部の角で突進しようとする。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・・・!!」
ティアーズは急いで敵の角を掴み、
そのままガブダロンを投げ飛ばす。
魔獣は倒れて、ティアーズはそんな魔獣に跳びかかる。
ガブダロン「ガヒャアアアアァァァァイイイィィィィィ」
ウルトラマンティアーズ「せぃ!!とお!ふん!!」
魔獣に馬乗りになったティアーズはそのままパンチを連打して、
ガブダロンにダメージを与える。
途中で戦闘機3機が飛んでいるところが見える。
太古より昔、この世に悪魔のような獣が、
無数に現れ、古代の民を苦しめた。その魔物たちから、
民を守るべく、一人の男が赤き宝石を輝かせ、
紅の勇者となり、魔物たちを蹴散らしたと言う伝説がある。
その伝説が今、蘇ったのだ。紅の勇者とは、
ウルトラマンの事だったのだ。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・!!!」
ガブダロン「ガヒャアアアアァァァァイイイイイィィィィィ」
ティアーズはガブダロンを殴り続ける。
だが、敵は突然に反撃を開始する。
ガブダロンは口から火炎を吐いて、ティアーズを燃やそうとする。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」
ティアーズは素早いバック転でそれを避け、
ガブダロンから離れる。
ガブダロン「ガヒャアアアアァァァァァイイイイイイィィィィ」
立ち上がった魔獣はまたも火炎で攻撃する。ところが。
ウルトラマンティアーズ「ショワッチ!!!!!」
ティアーズは高いジャンプでそれを避けた。そして、
魔獣の後ろの方へ着地する。ガブダロンはその後ろに向いて、
またも火炎を発射するが、
ティアーズはまたもジャンプで避ける。
ウルトラマンティアーズ「はああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ジャンプしたティアーズは華麗な動きで宙を舞い、
また敵の後ろに着地。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!!!!」
ティアーズはガブダロンの方に走り、敵の顔を掴む。
それを見ていた黒いローブの者たちは凄く怯えていた。
黒いローブの者B「おお・・・!あれはまさしく・・・・!!」
黒いローブの者A「間違いない・・・!あの巨人こそが、
我ら魔族が恐れた巨大なる戦士・・・・!!まさか、
太古の時代より復活しようとは・・・・。」
ガブダロン「ガヒャアアアアアァァァァイイイイイィィィィィ」
ガブダロンは顔を掴まれ、ティアーズに何度も蹴られていた。
ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・!・・・・!・・・・・!!」
そして、
ティアーズは右手でガブダロンを3発殴り、背負い投げする。
黒いローブの者A「ガブダロンよ!!
あの巨人を早く片付けよ!!!」
背負い投げで倒れたガブダロンは、
ティアーズから離れるように転がる。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?・・・・・!」
ティアーズはそんなガブダロンを追うが、
魔獣は急に立ち上がる。
ガブダロン「ガヒャアアアアァァァァイイイィィィィィ」
そして、ガブダロンは頭部の角から閃光を発した。
その閃光を浴びたティアーズの身体の各々に爆発が起きる。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・・・・!!」
ティアーズは魔獣の閃光を受けて、倒れそうになる。
ガブダロン「ガヒャアアアアァァァァイイイイィィィィィィィ」
ガブダロンはそんなティアーズに近づき、顔を思い切り殴る。
さらに蹴り上げて、ティアーズは倒れた。
ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・・・!!!」
ガブダロン「ガヒャアアアアアァァァァイイイイイィィィィ」
ガブダロンはそんなティアーズに容赦なく殴り続け、
さらに蹴り付けまくる。そして、馬乗りになる。
ガブダロン「ガヒャアアアアァァァァイイイイィィィィィ」
魔獣はティアーズの顔を4回殴り、立ち上がっては踏みつける。
そして、その足を再びあげて、顔を踏みつけようとすると。
ガブダロン「ガヒャアアアァァァァイイイイィィィィィィ」
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・・・!!!」
ティアーズは自身を転がして、魔獣の打撃を避けて、立ち上がる。
そして、ガブダロンと組み合いに入る。
ガブダロンがパンチで攻撃する。
ウルトラマンティアーズ「・・・・!??・・・・・・!!」
ティアーズは負けずにエルボーで応戦し、
キックでダメージを与える。
ガブダロン「ガヒャアアアアァァァァァイイイイィィィィィィ」
蹴られたガブダロンは負けずに、
右腕の2本の角でティアーズを切り裂く。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」
攻撃を受けてさがるティアーズ。
さらに攻撃しようと迫るガブダロン。
だが、ティアーズはバック転でそれを避け、魔獣から離れる。
ガブダロン「ガヒャアアアァァァァァイイイイィィィィィィ」
魔獣は火炎で攻撃するが、ティアーズはジャンプで避ける。
だが、その火炎が近くにある複数の民家を燃やしてしまう。
ウルトラマンティアーズ「シュワアアァァァァッ!!」
ティアーズは空中キックでガブダロンに打撃する。
魔獣は倒れる。ティアーズは着地。
だが、ガブダロンは再び立ち上がり、火炎を放射した。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!!・・・・・・・!!!!!」
ティアーズは火炎を浴びて、苦しんでしまう。
野口「ああっ!!ウルトラマンが・・・・!!」
野口たちはティアーズのピンチに不安になってしまう。
ティアーズは火炎を浴び続けて、倒れそうになる。
それを見た黒いローブの者たちは笑っていた。
黒いローブの者A「わはははははははは!!!!良いぞ!!
ガブダロン!!!我らの敵を燃やし尽くしてしまえ!!!!」
だが、そんな黒いローブの者たちに近づいている者がいた。
それは、大神であった。少数の隊員たちもいる。
大神「奴らか・・・!例の黒いローブの連中は・・・・!!」
ガブダロンによる火炎地獄に苦しむティアーズ。
そんな彼の胸の青く輝く物が、いきなり赤く点滅し始めた。
そう。ティアーズのカラータイマーが鳴っているのだ。
赤いペンダントの魔力で変身した灰間が、
ウルトラマンティアーズでいられるのは、わずか3分である。
残り1分になると、赤く点滅するのだ。もし、3分が過ぎると、
ティアーズは強制的に、灰間の姿に戻ってしまうのだ。
ガブダロンは火炎を吐き続けて、ティアーズを苦しめる。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!!・・・・・!」
だが、ティアーズは必死に耐えて、何かを構えていた。
どうやら、右手をさげて、左手をあげているそうだ。
ガブダロン「ガヒャアアアアアアァァァァイイイイィィィィィ」
その時、ガブダロンは火炎を止めて、走り出す。
頭部の角を前に突き出して、炎に包まれているティアーズを、
突き刺そうとしたのだ。魔獣の角はとても鋭い。
このままでは、
ティアーズは身体を貫けれて死んでしまう。その時。
ウルトラマンティアーズ「!!!!!!!!!!!!!!」
ティアーズは突然に両手をL字に組んだ。その右手から、
巨大な光線が出てきた。ガブダロンはその光線を受けた。
ガブダロン「ガヒャアアアアアァァァァァイイイイイィィィィィ」
光線を受けたガブダロンは爆発して、ゆっくり倒れた。
その時、ティアーズも火炎の中から出て、倒れた。
両者は倒れた。一体、どちらがくたばったのだろう。
地球に新たな脅威が迫っていました。それが、
謎の種族である魔族と、その使いである魔獣です。
その新たな悪から地球を救うべく、
伝説の救世主が復活しました。
それが、ウルトラマンティアーズなのです。しかし、
そのティアーズの力を初めて使うばかりの灰間には、
その力に慣れず、さっそくピンチになりました。
果たして、ティアーズは、灰間は、
立ち上がって勝利をもぎ取る事ができるでしょうか?
次回につづく
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