ウルトラマンクリスタル 第60話・新たな戦争
怪光使途・ルバシーザ
闘争使途・ザンダルガ
登場
謎の種族・使徒。彼らは恐るべし力で何度となく人間たちを狙い、
クリスタルやDGCと戦い続けたが、いよいよ、
その使徒たちが全面攻撃にかかる事になった。
その尖兵・エデザスを倒したクリスタルだが、それだけでは、
使徒たちの攻撃は終わらず、
今度はより多くの戦力を送り込んだのである。
そう。使途との戦争がついに始まったのだ。
ある夜。一台のトラックが夜の街を走っていた。その街は、
まるで眠りについたかのように、全ての灯りが消えている。
そのため、街の雰囲気が全く暗いそうだ。
運転手の男性「さて。そろそろ次の仕事に?・・・ん?」
ビッグマックを食べていた男が乗っているトラックの前に突然、
謎の青い光が発した。運転手はこれを見て、驚く。
運転手の男性「な、何だ!?この光は・・・・っ!!?」
そして、青い光がトラックが走っている場面全体に覆った。
その光に包まれたトラックが、上の方から出てきた白い光線に浴びた。
その時、トラックが爆発してしまい、青い光が消えてしまった。
同じ頃、ある公園では一人の青年がバスケットの練習をしていた。
青年「とう!!!」 青年がボールをジャンプして投げると、
見事にシュートが決まった。これで喜ぶ青年だが・・・。
青年「YES!!これで大会で優勝できる・・・・!ん?」
そして、青年は後ろに何かいる事に気づき、そこを向く。
だが、そこから紫色の拳が突如にして跳び出して来たのだ。
その拳は青年の胸に命中して、青年は吹き飛んで、壁に叩きつけられる。
その壁が大きく抉り、青年は地面に落ちて倒れていった。
紫色の拳を振るった者は、
あまりにも暗いためにその手以外の部分が全く見えない。
だが、二つの赤い点が光っている。これは目だろうか。
謎の声「グフフフフフフフ・・・・・!!!」
ハリーの家。コリスは自分の部屋で就寝をしていた。だが、
何故か魘されているようにであった。一体、どんな夢を見ているのだろう。
コリスは今、白い霧と黒い空間の世界を彷徨うように歩いていた。
コリス「ここは・・・・どこだろう・・・・・??」
その時、女性のような声が聞こえてきた。
女性の声『マリンナーサの王子よ・・・。』
コリス「っ!?誰だ・・・!?あなたは・・・・!!」
女性の声を聞いたコリスは立ち止まる。
女性の声『あなたはこれまで、人々に夢と希望を与えるために、
数々の恐ろしい現実に立ち向かいましたね?』
コリス「・・・・はい。僕は姉・モモの意思を継ぐために、
今度も戦いました!それで、僕に何か用ですか・・・?」
女性の声『・・・・間もなく、今までより最も残酷で、
かつてない恐怖の現実が待ちうけようとしています。』
コリス「最も残酷でかつてない恐怖の・・・・!!?」
コリスは女性の言葉を聞いて、汗を流して緊張する。
女性の声『そうです。これをご覧ください・・・・。』
コリス「・・・・・・っ!?」 女性が喋った後、コリスの前に光が発する。
その光から、DGCの基地が映し出した。コリスはこれを見て、驚く。
コリス「これは・・・・僕らの・・・・!!?」
女性の声『そうです。見なさい。これが、現実となるのです・・・・!』
その時、DGC基地が大爆発した。コリスはこれを見て、さらに驚く。
コリス「あっ!!!!き、基地が・・・・・!!!何故・・・・!
どうして、基地がこんな事に・・・・!!!」
女性の声『その悲劇は、あなたとモモ、そして人類が敵対している、
使徒が成した事です。彼らは真に、この星を支配するつもりでしょう・・・。』
コリス「何ですって!!?じゃあ、奴らが・・・・!!」
コリスは使徒の仕業である事を知り、怒りに震える。
女性の声『それだけではありません。光を見続けなさい。』
そして、コリスの前の光が、別の映像を移した。これは・・・。
コリス「な・・・・何だって・・・・!!?」 コリスは物凄い表情で驚く。
つづく
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