バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST 第23話・男爵、死す!?
クランカーの体内に入ったバンジョーとカズーイは恐ろしい敵、
ミューティーアニマルたちとの戦闘で多くの傷を負ってしまう。
このまま敗北になるかと思いきや、突然、奇跡が起こったのだ。
カズーイの翼が黄金に輝き、その輝きが二人を守っていく。
二人はその輝きを力に変えて、怪獣4匹を倒したのであった。
この輝きの名は・・・・・・。
バンジョーとカズーイ「ワンダーウィング!!!!!!!!!!!!」
鋸の刃が砕けると同時に、二人の身体が黄金の光となり、
その光が流星のごとく進み、己に迫る回転鋸が次々と砕けていく。
それが、ワンダーウィングだ。そのワンダーウィングを発動した、
バンジョーとカズーイは、そのまま制御室の入り口の、
ドアへ向かっていき、そのドアを光の突撃で破壊して、制御室に入る。
その制御室に入ったバンジョーとカズーイ。それに驚く、多くの敵兵。
多くのグラントリング「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
室長のグラントリング「く、熊と鳥だ!!!ええい!!!殺しちまえ!!!」
そして、多くのグラントリングが一斉に銃器を構え、
一斉射撃でバンジョーとカズーイを攻撃。だが、その無数の銃弾が、
二人を包む光によって弾かれてしまう。そのまま走る二人の前に、
メインコンピューターらしき機械があり、その上の部分には、
青いカプセルに閉じ込められているシグソーがあった。
バンジョー「こんなところにジグソーが!!」
カズーイ「きっと、このジグソーでクランカーを支配しているのね!!」
バンジョー「ならば、そのジグソーの入ったコンピューターを壊せば!!」
カズーイ「よおおおぉぉぉぉぉし!!!行くわよおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
そして、二人はさらに走る、ジグソーの入ったコンピューターに向かって。
光の流星がそのコンピューターにぶつかると、制御室の入り口から、
巨大な爆風が出ていた。コンピューターが光に触れて爆発し、
部屋中が爆発によって、破壊されたのだ。それにより、
全員倒れたグラントリングたち。部屋の中心には、バンジョーが立っていた。
カズーイの翼からもう光が発して来ない。もうワンダーウィングの効果が、
切れたのだ。だが、バンジョーの手にはジグソーが握られていた。
カズーイ「これでジグソーは・・・・18個目ね・・・っ!」
カズーイはジグソーを口に加え、リュックの中に入れた。
バンジョー「・・・次はクランカーの口のところへ急がなきゃ!!」
バンジョーはクランカーの虫歯を治すべく、口のところへ行こうと走る。
だが、同じ頃。クランカーは急に体内で刺激を受けたら、大声をあげた。
クランカー「わあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
クランカーの雄叫びにより、部屋中が揺れて、
プールの水も荒れるように揺れて、流れていた。これにグルウプは驚く。
グルウプ「ブクブク!!!ど、どうしたんだ!?クランカー!!」
クランカー「ああああああぁぁぁぁぁ・・・・・!!!!!!」
そして、クランカーは体内の刺激が収まったか、徐々に落ち着いた。
それにより、揺れも収まり、プールの水もおとなしい感じに戻った。
グルウプ「ど、どうした!?クランカー・・・!」
恐る恐るグルウプの質問に、
クランカーが完全に落ち着いてないか、少し震えながら語る。
クランカー「う・・・うん。何だか、クランカーの中を、
支配しているような部分が突然、
爆発したような感覚で壊れたらしいんだ・・・。」
グルウプ「ブクブク!?もしかして、お前のコントロールしている、
制御室が破壊されたかも知れないぞ!!?」
クランカー「ほ、本当かしら!?もしかして、あの熊と鳥が・・・!」
クランカーはバンジョーとカズーイが、自分を支配した部分を、
壊してくれたと思って笑顔になる。グルウプもそう思って笑顔になる。
バンジョーとカズーイはカズーイダッシュで通路を走っていた。
カズーイの物凄い走りで、クランカーの体内のほとんどを走り回っている。
バンジョー「これ以上、厄介な敵に見つからないために走り続けるんだ!!」
つづく
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