テブリッシュ「では、さっきのスカイラッシュの機能を停止したのは、
そのラグロム星人とやらの仕業では・・・?」
エミー「そのとおりよ。」
コリス「エミーさんってラグロム星人を知ってたんですか?」
エミー「まあね。宇宙観測のファイルに宇宙人の情報がある、それをちょっと見てね。」
モモ「・・・・・・・・。」
サキ「スカイラッシュ両機とも、メカの内部の破壊はさせてないし、
外見もいじられてないわ。敵はよっぽろの手段でかかってきたよね。」
シュドー「畜生!ラグロム星人め!見つけたら許さないぞ!!」
テブリッシュ「それよりあの怪獣をなんとかしなければ・・・・・・・・。
ロードラッシュだけでは、太刀打ちできないそうだ・・・・・。」
サキ「スカイラッシュはどうですか?」
エミー「う~ん。スカイラッシュは当分直りそうにないかも・・・・・。」
シュドー「なんだってぇ!!?どうすんだ。次、怪獣が現れたら・・・・・。」
エミー「まあ、どっちみち倒せないかもね。ギラームには。」
コリス「ギラーム?」
エミー「昼、街で暴れた怪獣で、ラグロム星人が操る生体メカモンスターよ。」
モモ(・・・・・待てよ。エミーってそこまで知ってたの?
まさか・・・・いえ・・・・違う・・・・わよね・・・・?)
エミー「ま、ウルトラマンクリスタルがいればなんとかなるわよね・・・・・。」
シュドー「そうだなぁ。クリスタルなら怪獣を倒せそうだ。」
サキ「スカイラッシュも早く直せばいいよね。」
テブリッシュ「ああ。」
エミー(ふん!スカイラッシュなんかずぅっと直すもんか。そして、夢の国の姉弟を・・・・・私が・・・・!)
エミーは不気味な笑みを浮かべた。とても善人とは思えない。
モモ「・・・と、いうわけで、メカ怪獣ギラームを倒し、ラグロム星人を見つけ、それを撃破。
これが今回の任務よ。」
「了解!!」
隊員たちはそれぞれ自分たちの家に帰るべく司令室から出た。コリスを除いて・・・・・。
コリス「エミーさん、言ってましたね。確か、スカイラッシュZEROだって。」
モモ「ええ。ZEROはいずれあなたが乗るわ。それよりあのエミーは・・・・・、
エミーじゃないかも知れない。」
コリス「え・・・・!?」
モモ「でも・・・・もう少し疑う必要があるわ。」
コリス「・・・・・まさか・・・・ラグロム星人が・・・・・・。」
モモ「気をつけて。星人はどんな手段でかかってくるかわからない・・・・。
十分気をつけてね。」
コリス「・・・・・・はい。」
コリスは司令室から出た。
コリスはハリーの家に帰っていた。その頃はすでに深夜・・・・・。
ハリー「へぇ・・・・犯人はラグロム星人ってのかぁ。」
コリス「はい・・・・・宇宙人は怪獣を操っています。DGCのスカイラッシュも飛べない状態で・・・・。」
ハリー「ふ~ん。ま、少なくともDGCにはまだ切り札のこってんだろうな。」
ハリーはテレビのリモコンでテレビを映した。どうやら萌えアニメらしい映像だ。
ハリー「ああ。それにしてもこの【ストロベリー・パニック】。面白いよなぁ。
女の子同士の恋愛がたまらん。」
コリス「・・・・・・・僕、寝ます。」
コリスは自分の部屋に戻った。そして、私服からパジャマに着替え、ベッドで寝転がる。
コリス(星人は恐ろしい戦力を持っている・・・・だよしたらエミーさんは?
たとえエミーさんが何された事でも、僕がエミーさんを救ってみせる!)
そして、翌日。
コリス「いってきます!」
ハリー「いってらっしゃい!がんばれよ!」
コリス「はい!」
コリスはハリーの家から出た。そして、数分後、DGC基地に着いた。
エミー「ふふふふふふ・・・・・・・。ついに、このラグロム星人が地球を征服する日が来たわ。
そして、夢の国の姉弟とDGCを叩き潰す!!」
エミーは呟いていた・・・・・そこへ、コリスが来た。
コリス「おはようございます。」
エミー「・・・あ!おはよう。(まさか・・・・聞こえたのか・・・!?)」
エミーは心の中で焦った。
コリス「スカイラッシュは・・・・どうですか?」
エミー「・・・・・・・ちょっとね・・・・。」
エミーはそういうとすぐ走ってコリスから遠ざかった。
コリス「・・・・・司令室にいかなきゃ!」
コリスは司令室に向かった。
エミー「・・・・・これは・・・・早くケリをつけなきゃね・・・・・・!
ギラーム・オート・アクション。」
一方、街の上空に飛行船の姿でいるギラームが飛んでいた。
司令室に緊急事態のサイレンが鳴った。
モモ「再び宇宙人のメカマシーンが現れたわ!スカイラッシュはまだ再起不能だわ。」
テブリッシュ&シュドー「そんな・・・・・!」
モモ「テブリッシュとシュドーはロード・ラッシュで頑張って!サキは通信担当として待機!
コリスは再び私に着いてきて・・・・・。」
コリス「はい・・・・・。」
つづく
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