水水城「2008年2月3日、我々はこの日まではゾンビと戦い続けていた。
そして、我々は奴の計画の名を知った。『DARK・ALIVE(ダーク・アライブ)プロジェクト』。
このプロジェクトは何のために実行されているかは知らないが、
ダーク・ヴィールスという紫のガスを使って、人類をゾンビに変えようとしているのは理解している。
・・・・・2008年2月5日、我々はDARK・ALIVEプロジェクトについて探っていた。
その時、ゾンビではない得体の知れない奴が現れた。
こいつは人間ではないゾンビだ。まるで、怪人の姿をしていたのだ。
怪人は恐るべし力で我々の同胞を次々と葬った。我々はこの出来事により、
DARK・ALIVEプロジェクトはゾンビを生み出すだけではなく怪人をも作り出す事が判明したのだ。
私はこの計画の全てがまだ解明できたわけではないと思う。
我々はこの計画を追いながら捜査を続けるだろう・・・・・。」
灰音「DARK・ALIVEプロジェクト・・・・・・!?あいつがそんな事を・・・・・・!
ゾンビだけじゃなく怪人を生み出せるなんて・・・・・!水城さん。もっとファイルを!」
水城「・・・・・ごめんなさい。ファイルの記されているのは、これだけなんです。」
灰音「そう・・・・・・・。じゃあ、他の方法で情報を・・・・・・・。」
水城「・・・・・私の上司の情報によれば、この街を襲ったガスは地下から噴出したと・・・・・・。」
灰音「・・・・・・地下?」
水城「ええ。・・・・・確か、私の隊長がそう言って・・・・・・。」
灰音「じゃあ!その地下に行ってみましょ!!」
水城「え・・・・・・?」
灰音「だって、ガスは地下から噴出したでしょ?そこを探れば・・・・・!」
水城「敵の正体がわかるって事ですね・・・・・・!」
灰音「ええ・・・・・・!そこに行ってみよう!!」
水城「はい!・・・・でも・・・・灰音さん。この衣装では・・・・・。」
灰音「え・・・・・?」 灰音は自分の衣装を見てみた。今の彼女が着ているのはパジャマである。
灰音は出発する前に着替えるのを忘れたらしい。
灰音「あ・・・・・・;w」
水城「・・・・・これを使ってください。」 水城は灰音にSSPの隊員服を見せた。
灰音「これは・・・・隊員専用服・・・・・?」
水城「はい。・・・・・・パジャマじゃちょっとやりにくいでしょ?」
灰音「うーん・・・・。衣装なんてどうでもいいけど・・・・。」 灰音はさっそく着替えた。
着替え終わった灰音の衣装はまるで本物の隊員の服であった。
灰音「へぇ・・・・。まるで、本当にSSPに入ったみたい・・・・・・。」
水城「とっても似合いますよ。灰音さん。じゃ、行きましょうか!」
灰音「でも・・・・・この服・・・一般人の私が使って大丈夫かなぁ。」
水城「その時は私が責任を取ります。・・・だから・・・・・。」
灰音「・・・・うん!この街の地下へ急がなきゃ!!」 二人は署から出て、街を走っていた。
走っている二人のまわりにゾンビがわんさかいた。そのゾンビたちが彼女たちを襲いかかった。
ゾンビ「ウウゥゥゥゥオオオオオォォオォオォオォオオオオオオオ!!!」
灰音「でえええぇぇぇぇやあああああ!!!!」 灰音は木刀でゾンビの頭を突き刺した。
ゾンビは灰音の木刀に脳を貫かれ、木刀が放すと、ゾンビは倒れて再起不能となった。
灰音「はっ!とう!!であ!やあ!!せぃ!!」 灰音は木刀でゾンビの頭を次々と貫いた。
ゾンビたちは灰音の木刀に頭を貫かれ、次々と倒れていった。
水城「やりますね・・・・・・!ならばこっちは・・・・!!」 水城は両手に銃を持ちだした。
水城はジャンプして、空中からゾンビの頭を撃ち続けた。
ゾンビたちは水城に頭を撃たれ、次々と倒れていった。
灰音「凄い・・・・・!二丁拳銃ね!」 灰音は感心した。水城は着地してこう言った。
水城「ええ・・・・・!私は銃の使い手ですから・・・・・!
ですが・・・・・・!ゾンビたちは他にもわんさかいます。気をつけて!」
灰音「うん・・・・!行くわよ・・・・水城・・・・・・!!」
水城「はい!!」
ゾンビ「グエエエエエェェェェェェェ!!!!」
灰音「はあああぁぁぁぁぁぁ!!」 灰音は木刀で、水城は二つの銃で、ゾンビの頭を攻撃していた。
ゾンビたちは二人に頭を攻撃され、次々と動けなくなり倒れていった。
灰音「よし・・・・・!これで多くは倒せたわね・・・・・!ああ!」 灰音は目の前にマンホールを発見した。
水城「マンホール!これで地下に行ける・・・・・・!」 二人はマンホールのところに止った。
灰音「よし・・・・!入るわよ・・・・・!」
水城「はい・・・・!」 灰音がマンホールのフタを開け、二人はそこから地下通路に入った。
ここ地下通路・・・・下水道では、今は昨日のガスによって、水が汚れていた。
灰音「ふぅ・・・・・それにしても、水城のあのダブルガンは凄かったわね・・・・。
ねえ、水城の武器っていっぱいあるの?」
水城「うふふ。見せてあげますね。今の私の使用武器を。」 水城は灰音に様々な銃を置いて見せた。
灰音「うひゃー!多いなぁ。五つくらいあるわ。」
水城「はい。さっきまで使用した通常のピストルとツインガン二つ。
それと、レーザーガンにディバイン・レーザーがあります。」
灰音「れ・・・・レーザーガンもあるんだ・・・・。で、ディバイン・レーザーというのは・・・・?」
水城「・・・・・ディバイン・レーザー。それはあまり使ってはいけないと思います。
使っていいのは・・・・・本当に強い敵に使う時だけです・・・・・。」
灰音「そう・・・・・。でも、もし、使いすぎたら・・・・・?」
水城「それは・・・・・・。」 水城の後ろにゾンビが。灰音はそれを見て・・・・。
灰音「!!水城、危ない!!」 灰音はディバイン・レーザーを取り出した。
水城「っ!駄目!!」 しかし、灰音はディバイン・レーザーを撃ってしまった。
銃口から青い光線が飛び、その光線がゾンビに命中。ゾンビは散りとなって消えた。
灰音「っ!ぎゃあああぁぁぁぁぁ!!!腕が!腕がああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
その同時に、灰音もシューターを持った左腕を痛がり、片手でそれを抑えた。
水城「だから言ったじゃないですか!そのディバイン・シューターには、
凄い威力の光線を出せますが、その同時に銃器が振動を起こし、
その振動はとてつもないほどで使った人の身体にも影響を与える事があるんです。」
灰音「そ・・・・そうなんだ・・・・・。ごめん・・・・・。うっ!?」
灰音は胸部の左部分を押さえだした。どうやら左胸にも影響が届いたらしい。
水城「・・・・・もし、最悪な場合、身体全体に影響が起こり、ショッして動けなくなる事があります。」
灰音「うう・・・・・!SSPって過酷な武器も使うんだね・・・・・。」
水城「ごめんなさい・・・・・。もっと早く言っておけば・・・・。」
灰音「ううん。こっちも自分の不注意で・・・ごめんなさい・・・・。」
水城「・・・・さっきは、ありがとうございます。」
灰音「ううん。じゃ、気を取り直して、地下を歩いてみようか。」
水城「はい!」 水城が全ての武器をリュックサックの中に入れ、二人は地下を歩いていた。
そして、二人の知らないところで、人間らしくない手を持った怪人が蠢いていた。
水城「気をつけてください・・・・・。ここにも敵の手が回っているかも知れません・・・・。」
灰音「うん!その時は・・・その時・・・・・!」
一方、潮はゾンビたちと戦っていた。
潮「はあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」 潮は飛び掛り、ゾンビの頭にナイフを刺した。
ゾンビ「ウベ!!」 ゾンビは脳をやられ、倒れた。潮はナイフは敵の頭から放した。
潮「灰音・・・・・どこにいるんだ・・・・!?」 そして、潮の周りに、たくさんのゾンビがいた。
ゾンビ「グォォォォォォォォォォ・・・・・・・!」
潮「・・・・・・お前たち、灰音を知ってるか?もし、殺したのなら・・・・・・。」
ゾンビたちは聞く耳を持たず潮に迫る。その時、潮は物凄い怒りの表情でナイフを振り回した。
潮「許さん!!!!」
つづく
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