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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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謎の兵士服を着た少女「だ・・・・大丈夫ですか?」

灰音「えっと・・・・・・。あなた・・・・は?」

灰音は恐る恐る少女に聞いた。少女はよく見れば、灰音より少し背が小さめだ。

謎の少女「私は、金宮水城(かなみや・みずき)。秘密特警察、SSPの者です。」

灰音「SSP?もしかして・・・・・重大な犯罪や怪奇事件に対抗するために、

結成した特捜チームね。でも、その特捜隊になんであなたのような子供が?」

水城「私の父さんは立派なSSP隊員でした。しかし、

父さんは密かに潜入したインベーダーと戦い勝利しましたが、その代償に命を落としてしまった・・・・。

だから、私は父さんのような立派な人になりたいと!この服を着たんです・・・・・。」

灰音「そう・・・・・・・。その父様の跡を次いで、戦いの道を歩いたのね・・・・・・。」

水城「しかし、この危険区域に潜入してきたあなたも、実は・・・・SSPですか?」

灰音「ううん。私はただの・・・・・かつてはお金持ちの子だったの。

防衛隊としての戦う力なんてないわ・・・・・・。でも、ヤンキーで身につけた力ならあるわ!」

水城「や・・・・・ヤンキー・・・・・・・;」

灰音「・・・・私は、ある黒幕の声を聞いて、この街に来たの。」

水城「黒幕?」

灰音「ええ。私はその黒幕の野望を打ち砕くために、この地に・・・・・・!」

水城「その黒幕と・・・・・何か関係があったのですか?」

灰音「ええ・・・・・。ちょっとだけね・・・・・・・!」

それは、ヤンキー時代の灰音が春日とともに、夜の散歩をした頃の話。

二人は今、一人のゾンビと遭遇していた。

春日「・・・・少し恐ろしいが・・・・喧嘩売ってると見えるから、やっておくか・・・・!」

灰音「・・・・ふっ。当然・・・・・!!」  春日と灰音は木刀を構えた。ゾンビと戦うつもりだ。

春日「来い・・・・化け物・・・・・!」

灰音「この浜のシンデレラと暗黒人魚の恐ろしさ・・・・。見せてやる!!」

ゾンビ「ウゥゥゥゥゥ・・・・・・・!!」 ゾンビはゆっくりと二人に近づく。二人は走って先攻を仕掛けた。

春日「ぬぅぅぅぅ!とあっ!!!」 春日は木刀でゾンビを思いっきり叩いた。

しかし、ゾンビをそれを受けたが、痛みを感じず動きが止めただけ以外はなんともなかった。

春日「ちぃっ!ゾンビは死んでいるから痛みも感じないのか!?」

その時、ゾンビがそのまま春日に殴りかかろうとした。その瞬間、灰音がそんなゾンビに近づき・・・。

灰音「させるかぁ!!」  灰音はゾンビの殴りかかろうとした左腕を木刀で力強く叩いた。

すると、ゾンビのその左腕が切断され、地面に落ちた。ゾンビはこれを受け、ひるむ。

灰音「っ!!左腕が・・・・・・・!!」

春日「ゾンビの体は腐ってるから崩れやすいんだよ!左腕が落ちたのもその証拠さ!」

ゾンビ「グアアアァァァァァア・・・・・!」  ゾンビは怒って二人に迫る。

春日「やるぞ!灰音!!」

灰音「よし!!」  灰音と春日は一緒に同時に木刀を思いっきり振り上げた。

灰音&春日「はあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

灰音と春日のダブル攻撃がゾンビの腹に直撃した。

それにより、ゾンビの体が半分に切断され、上半身が飛んでしまい、後ろの地面に落ちた。

下半身や上半身から大量の血が飛び散り、その血が灰音や春日にも少しかかった。

灰音「やった・・・・・か!?」

春日「いや・・・・・・・まだ・・・・・・・・!!」

下半身が少しずつ歩いていき、上半身も残った手を動かしていた。

春日「くぅ!!」

灰音「でも、これで力が半減したはずよ。ほっときましょ・・・・・!」

春日「ああ・・・・・・!」  二人はゾンビを後に、先に進んだ。

灰音「・・・・・まだ残っているそうね・・・・・。」 二人は血の跡をたどって歩いた。

春日「あの血はさっきのゾンビのものではないとすると・・・・一体誰なんだ・・・・?」

灰音「っ!?見て!!!」  灰音は血まみれになって倒れている白衣の男を見て、驚く。

春日「な・・・・なんだと・・・・!?」   春日もその男の死体を見て驚く。

灰音「あの血は・・・・・この男のものだったのね・・・・・。」

春日「惨い・・・・・・!一体誰がこんな事を!!」

そして、白衣の男の死体の後ろから謎の声が出た。

謎の声「・・・・この科学者は、我が計画を知って妨害しようとした者だ。だから、私が殺した!」

灰音「っ!?誰!??」

春日「姿を見せろ!!!」

謎の声「ククククククククク・・・・・・・!!私は人に姿を見せない筋でね・・・・・・!

お前たちはゾンビを見たか・・・・・!?」

春日「ゾンビ!?まさか・・・・私と灰音が・・・・・!!」

灰音「あのゾンビはあなたが操っているのか!?」

謎の声「操ってるだとぉ?とんでもない。私が作り出した紫のガスによって、

体が崩れ、死んでしまう。そして、ガスの特殊能力により、その死体を動かせようにしただけだ・・・・・!」

灰音「何故、こんな事をっ!!」

謎の声「ふふふふふ・・・・・・。貴様らに教えることはない!」

春日「なにぃ!!」

謎の声「・・・・そこの金髪の少女よ・・・・・!確か、灰音であったな・・・・?」

灰音「そ・・・・そうよ・・・・・!」

謎の声「灰音よ・・・・・!一つだけ聞いておく。我が声に聞き覚えがあるか・・・・!?」

灰音「あなたの声なんて・・・・・!」

謎の声「・・・・・セレブなお前にはわからんだろうな・・・・・!」

灰音「え!?あ・・・・あなた・・・・まさか・・・・!いや、そんなはずがない!!」

春日「は・・・灰音・・・・・?」

謎の声「まあよい。たとえお前らが我が計画を知ろうとも、その計画は誰にも止められぬわぃ!

ハッハッハッハッハッハッハッハッハ・・・・・・・・!!」

春日「ふざけんな!!」  春日は怒って木刀を投げつけた。

謎の声「無駄だ・・・・・我はお前たちの前にはいない・・・・・・・・。」

春日「な・・・・・・!?」

灰音「春日。ここは一旦退こう・・・・・・・。」

春日「ちぃっ!わけのわからんが・・・・・・!」  二人は走って後退して、逃げていった。

そして、現在。灰音と水城は廊下を歩いていた。

水城「それで・・・・・あなたは昔もゾンビに・・・・・。」

灰音「ええ。木刀でメチャクチャにしたけど、無理らしかったわ・・・・・。」

水城「簡単ですよ・・・・一応・・・・・。っ!?」

灰音「な!!」  二人の前にまた一人のゾンビが現れた。

ゾンビ「グウウウゥゥゥゥゥゥ!!」

灰音「ここにゾンビがいるなんて・・・・・・!!」

水城「この署にもゾンビがわんさかいたんです。私はさっきまで、そのゾンビどもを倒し続けていました。」

灰音「でも・・・・倒したって・・・・・・・!」

水城「見ててください・・・・・・!!」

ゾンビが二人に迫る。そして、水城がピストルを構え、ゾンビの頭を撃った。   バキュン

ゾンビは頭を撃たれ、その部分が貫通した。ゾンビはこれを受けて、倒れていた。

灰音「・・・・・す・・・・凄い・・・・・・!」

水城「ゾンビは既に死んで、何をしても倒せないでしょう。ならば、脳を撃てばいいんです。

ゾンビはたぶん、頭の脳で動いていると思います。」

灰音「つまり、その脳を撃てば、ゾンビは再起不能になるって事ね!」

水城「はい!」

灰音「よし!じゃあ、今度からそいつらの頭を狙おう!!ところで、情報室は?」

水城「・・・・ついてきてください。そこに、黒幕の秘密の一部を記したファイルがあります。」

灰音「ほんと!?」

水城「ええ・・・・・・・。」  そして、二人は情報室に来た。

灰音「ここが情報室ね。」

水城「ええ・・・・・・。ちょっと待ってください・・・・・・。」 水城はある机の中を見て、

そこから一つの書類を取り出し、灰音に見せた。

灰音「こ・・・・これは・・・・・!?」

水城「・・・・・我々が黒幕を追っていた記録を記したファイルです・・・・・・!」

水城はファイルを開いて、読んでみた。

つづく

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