忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[524] [523] [522] [521] [520] [519] [518] [517] [516] [515] [514]
潮がそう叫んだ瞬間。ゾンビたちが一斉に潮を襲い始めた。

潮「っ!!!」 潮はナイフを振り回し、まわりのゾンビたちを攻撃した。

潮に近づいたゾンビはナイフに頭を斬られたり、突き刺されたりと次々と倒れていった。

中に首を切断されたり、顔を真っ二つにされたゾンビたちもいた。

地下水道で道を歩いている灰音と水城は歩き続けていた。

灰音&水城「・・・・・っ!!?」  二人の前にゾンビが四人も出てきた。

灰音「また出たのね・・・・・・!」

水城「くっ!!」  水城は両手にツインガンを構え、ダブル射撃でゾンビ二人の頭を撃った。

灰音「ふん!!せりゃ!!」  灰音は木刀でゾンビの頭を貫き、もう一人の頭を真っ二つにした。

そして、灰音は倒したゾンビ二人を蹴って、地下水に落とした。

ゾンビ「・・・・・・・・!!・・・・・・・・・!!」 ゾンビたちは脳をやられ、倒れていった。

ほっとして安心した二人。しかし、地下水から突然、何者かが飛び出してきた。 バシャァァァン

灰音「っ!!?こいつらは・・・・・!?」 その者はゾンビであってゾンビではない。

この怪人は顔が髑髏で、胸部などの肉体から骨の部分が見えるが、手足が完全な白い肉体だった。

水城「コマンデス!!!」

灰音「こ・・・コマンデス?」

水城「黒幕がゾンビを改造したと思われる改造兵士です!」

コマンデス「グルルルルルルル!!!」  そして、地下水からさらに二体のコマンデスが飛び出した。

灰音「3人も!!!」  そして、コマンデスは二人に向かって走り出した。

水城「早い!!でも・・・・・!!」   カチャッ  ビ―――ビ――――

水城は二つのツインガンから一つのレーザーガンに持ち替え、コマンデス二体を撃った。

コマンデス「グギャアァァァァ・・・・・ッ!!」  レーザーを浴びた二体は頭を撃たれ、倒れた。

灰音「とうりゃ!!」  灰音は最後に残ったコマンデスの頭を木刀で叩き割った。

コマンデス「ゲ・・・・ゲアアアァァァァァ・・・・・!!」

コマンデスは頭を割られるが、倒れてはいなかった。何故なら脳がまだ攻撃されてないからだ。

灰音「くっ!てや!!」 灰音はそのコマンデスの脳を突き刺した。

コマンデス「ギャアアァァァァァァ!!!!!」 コマンデスは脳を攻撃され、倒れた。

灰音「改造ゾンビ・・・・・・!前の奴らより恐ろしかったわ・・・・!」

水城「このコマンデスは攻撃や素早さを調教されたそうです。

黒幕はコマンデスだけでなく、それ以上に恐ろしい怪人を造っているのです・・・・。」

灰音「黒幕・・・・・・・!!」  灰音は木刀を強く握り、怒りに震えていた。

水城「急ぎましょう!この地下を探れば、きっと真相がつかめるはずです!!」

灰音「うん・・・・・!!」  二人は地下水路の道を進んで、走っていった。そこに、謎の声が響いた。

「ギッギッギッギッギッギッギッギッギ・・・・・!!」  とても不気味な声だった。

灰音「っ!?誰!!」

水城「この声・・・まさか!!」  謎の声の者はこの地下の天井にひそんでいた。

そして、天井から降りて、二人の前に着地、そのおぞましい姿を現した。

その者の顔は、目が無数生えて、口が大きく裂けて牙が何本もあった。

両腕の筋肉が物凄く、両手に鋭い爪が生えていた。身体の色は真っ青に染まっていた。

水城「デゴマアカシ!!」  そう、この恐るべし怪人こそがデゴマアカシなのであった。

デゴマアカシ「ゲズゲズギーノ・・・・・ゴンバ!ガゼ・・・・ゴゴガバガッタ・・・・・!!?」
通訳(SSPの・・・・・女!何故・・・・・ここがわかった・・・・・!!?)

灰音「な・・・・!?こいつ、うまくしゃべれてない・・・・・?」

水城「あいつはより改造されたので、言葉が少しだけしゃべれるようになったのです。

さらに、脳も改造され、頭脳が倍増され、力もコマンデスよりも上でしょう・・・・・!」

灰音「だったら・・・・!一つ聞かせてもらうわ!あなたを造った者はどこ!?」

デゴマアカシ「ギゲゲゲゲゲゲ!!ザンベンガバラ、アノガジャハゴゴニイダイ。」
通訳(ギゲゲゲゲゲゲ!!残念ながら、あの方はここにいない。)

水城「なんですって!??」

デゴマアカシ「ベイドドビヤゲディオジエテヤドオ。アノガタハイマ、ゴノシカヨリドオクアナレタ、

ピビヅドラボニイル。ガガ、オバエダチハゾコニハイゲダイ。オデニゴドザレルカラナ!!!」
通訳(冥土の土産に教えてやろう。あの方はイマ、この地下より遠く離れた、
秘密のラボにいる。だが、お前たちはそこに行けない。俺に殺されるからな!!!)

デゴマアカシはそう言って、二人に迫る。灰音は木刀を、水城はレーザーガンを構えた。

デゴマアカシ「ギガアアァァァァァァ!!!」 デゴマアカシは爪で灰音に切りかかった。

灰音「む!ふん!!」  灰音は敵の引掻きをジャンプで避けた。

そして、そのまま木刀でデゴマアカシの脳天を打とうとした。

灰音「てぇりゃああぁぁぁぁ!!!!」  ガチィィィ 灰音の木刀が、デゴマアカシの脳天に直撃。

しかし、デゴマアカシは頭に血が出たが痛みを感じないかのような余裕を見せた。

デゴマアカシ「トベベシバイハ?」通訳(それでしまいか?)

灰音「な・・・・・!?効かない・・・・・!!?」

デゴマアカシ「ヂベ。」通訳(散れ。)  デゴマアカシは灰音を引掻きかかろうとした。その時。

水城「灰音さん、放れて!!」   水城はレーザーガンを構えた。

灰音「っ!よし!!」  灰音がジャンプで敵から離れた時、水城がデゴマアカシに撃ってきた。

デゴマアカシ「ウギ!ギギャアァァァオウ!!!」

デゴマアカシは水城のレーザーに胸部や目を撃たれてひるんだ。それによって、目が半分失った。

デゴマアカシ「デググググ・・・・ダガァ・・・・・オデハチナナイィィィ!!!」
通訳(デググググ・・・・だがぁ・・・・・俺は死なないぃぃぃ!!!)

デマゴアカシは二人に向かって突進を仕掛けた。

デゴマアカシ「ギゲエエエェェェェェェ!!!!」  しかし、二人は左右にわかれ、それを避けた。

水城「くっ!!」  水城はレーザーガンでデゴマアカシを撃つ。しかし、敵はそれに気づき、回避した。

デゴマアカシ「ゾンダドグラウカァァァ・・・・・!!!」通訳(そんなのくらうかぁぁぁ・・・・・!!!)

デゴマアカシは水城に向かって走ってきた。そして、水城はその敵に向かってレーザーガンを構えた。

水城「正面からなら!!!」  バシュン 水城はデゴマアカシに頭にレーザーを撃った。

デゴマアカシ「ギバ!!!」  デゴマアカシは頭を撃たれて、後ろに扱けた。

灰音「や・・・・・やったの・・・・!?」

しかし、デゴマアカシは脳を撃たれたはずなのにまだ立ち上がった。二人は驚く。

デゴマアカシ「イッダマズダ!オデハチナナイトナァ・・・!!」
通訳(言ったはずだ!俺は死なないとなぁ・・・!!)

灰音「これほどの奴だったなんて・・・・・!!」

デゴマアカシ「ポンドゴゾオヤディダアアァァァァァ!!!!!」
通訳(今度こそ終わりだああぁぁぁぁぁ!!!!!)  デゴマアカシは二人に迫る。

そして、水城はレーザーガンをしまい、ディバイン・シューターを右手に持った。

水城「やはりこれしか・・・・・!!」  水城はディバイン・シューターを撃った。

デゴマアカシ「ギイイィィィィィ・・・・・・・!!!」

ディバイン・シューターの光線を浴びたデゴマアカシは、散りとなって消えてしまった。

水城「ん!あああ!!!」  水城は右腕に激痛を感じ、その腕を片手で押さえた。

灰音「水城!!まさか、ディバイン・シューターを・・・・・!!」

水城「だ・・・・大丈夫です。腕だけでした。デゴマアカシは黒幕が造り上げた、

超改造ゾンビの一人。彼らは特殊な能力を持ち、知能もよく、人語も話せます。

まるで、生きているかのように・・・・・。デゴマアカシはその試作品でしかないでしょう・・・・。」

灰音「・・・・じゃあ、そいつらに対抗できるのは、ディバイン・レーザーだけなの?」

水城「いえ・・・・・。奴らに対抗できるのは、それだけではありません。それは、知恵。

敵と戦い、その間にその敵の弱点を見つけ、そこを突けば、シューターに頼らなくて済むと思います。」

灰音「そう・・・・・。それより、デゴマアカシは、黒幕はこの地下から遠く離れたラボにいるって・・・・!」

水城「はい・・・・!この地下を抜け出せば・・・・・奴の本拠地に行けるかもしれません・・・・・!!

私の上司からの情報によれば、黒幕は常に地下で暗躍しているとの情報があります。」

灰音「よし・・・・・!じゃあ、早く急ぎましょ!!!」

水城「はいっ!!」  二人は地下水道の道を走っていた。

街では、潮は既にまわりのゾンビを倒していた。彼女の身体は既にゾンビの血で塗れていた。

潮「・・・・・・・誰だ。そこにいるのは・・・・・?」

潮の背後に得体の知れない者がいた。その者は足が四本もあり、目がカタツムリのように伸びている。

両腕に小さなコブがボコボコするように生え、身体がピンクに染まっていた。

口では、歯が全くなかった。潮はその者の姿を見た。

不気味な者「・・・・・・シュシュシュシュシュシュシュ・・・・シュシュシュシュシュシュ・・・・・!」

潮「・・・・・誰だって聞いている・・・・・・!!」  潮は静かな声で不気味な者に名を聞いた。

不気味な者「・・・・・これほどの数を再起不能にするとはなぁ・・・シュゥ・・・・・!

では、教えてやろう・・・・シュシュシュシュ・・・・・我が名はぁ・・・・ヴィビガモダ!

偉大なるD様によって造られし超改造ゾンビだ・・・・シュシュシュシュシュ・・・・!!」

なんと。この者も超改造ゾンビであった。しかし、この者はちゃんと人語が話せるらしい。

潮「超改造ゾンビ?偉大なるD?一体なんだ・・・・!?それより、灰音を知っているか・・・・!?」

ヴィビガモラ「灰音ぇ・・・・シュシュシュシュシュシュ・・知らんなぁ・・・・・!

ところでシュシュシュシュ・・・貴様ぁ・・・何者だ?シュシュシュシュシュシュシュシュ・・・・・!!」

潮「・・・・紫陽花の君と呼ばれた。本来ならお前とは関わりたくない。」

ヴィビガモラ「シュシュシュシュシュシュシュ・・・・お前にとってはそうかも知れぬ。

だが、シュシュ・・・俺には大アリだ。シュシュシュ・・・・貴様は俺に喰われる運命なのだぁ!

シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ!!!!!」 ヴィビガモラはそう言って潮に迫る。

潮「・・・・・くだらない・・・・・!」

一方、灰音と水城は地下通路を走り続けていた。

灰音「一体・・・・・!黒幕のアジトはどこに・・・・・!?」

水城「でも・・・・!くまなく調査すれば必ず・・・・・!!」

必死に走り続ける二人の前にコマンデスが五人も立ちはだかった。

その者たちの頭上に、蝙蝠のような羽で飛んでいる髑髏がいた。

灰音「っ!?コマンデスが五人も・・・・・!!それに、この髑髏は・・・・・?」

水城「・・・・・この者たちが多いとすると・・・・・・!やはり、奴のアジトは・・・・・・!!」

つづく

拍手[0回]

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック