灰音「にぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 灰音は全速で走り、ゾンビから逃げていた。
ゾンビ「ギエエエエェェェェェェェ!!!!」
ゾンビたちは灰音を追うつこうと走っているが、腐っているので、走る力も少ないらしい。
灰音「ゾンビは普段のろのろだから、走ることはあまりないわよね!
よし!あのビルの中に非難しよう!!」
灰音はとある建物のドアを開けて、そこに入ってドアを閉めた。幸いこのビルにはゾンビはいない。
灰音は現在、この建物の二階のとある部屋に立てこもっていたのでった。
灰音「くっ・・・・!なんとかまいたみたいだけど・・・・!これからどうすれば・・・・・。」
灰音はそういいながら、窓を覗いて外の方を見ていた。
外では、ゾンビたちが大勢となって、歩き回っていた。
灰音「さらに増えてしまったようね・・・・・・!」
灰音はそう言うと、窓から顔を、壁に背をつけて、座り込んだ。
灰音「この建物・・・・・いつ持つだろうか・・・・!よし!」
灰音はそこで、万が一に答え、さらにゾンビに見つからないようにロッカーに隠れた。
灰音「ここで、しばらく隠れてよう・・・・・。」
そして、灰音がそう隠れている間に時間が立って朝が来ていた。
しかし、S地区の空は平和ではないかのように青くない。とても暗い空であった。
灰音「・・・・・今、何時かな・・・・・・?」
灰音は腕時計を見た。今は午前8時19分である。
灰音「うっ!!?もうこんな時間・・・・・・!?でも、いっか。今日は学校休みだし。
それより、いつまでもこんなところに隠れては時間の無駄だって事はわかったわ・・・・・!
いつまで待っても何も始まらない・・・・・。よし!そろそろ行くべきね!!」
灰音はそう言うと、ロッカーから出て、さらに建物からも出て、外に出た。
しかし、外ではゾンビがわんさかいるが、灰音の事を気づいてはいないらしい。
灰音「むっ!ゾンビは人間を見つけて喰うわ。私も人間。でも、ここで倒れるわけにはいかない!!」
灰音はそう言って、木刀を手に持ち、走り出した。
灰音は走り出した。無視しているゾンビにはこのまま無視。
また、攻撃的なゾンビには木刀で迎え撃つという戦法を考えていた。
灰音はゾンビの群れを走り抜けようと走っていた。
ゾンビ「ウガアアァァァ!!」 さっそく灰音を襲うゾンビが現れた。
灰音「っ!?てぃ!!!」 灰音は木刀でゾンビを叩き飛ばした。
ゾンビ「ガアアァァッ!」 「グエエェェェェ・・・・・・!!」 次々とゾンビが灰音を襲い始めた。
灰音「ふん!せぃぃ!!そりゃああぁぁぁぁ!!」
灰音は木刀を振り回し、次々とゾンビを撃退した。
灰音「くっ!こいつら・・・・一体どこかた出てきてるの・・・・・!?む!」
灰音は警察の署を発見した。
灰音「しめた!ここなら・・・・・・・!!」 灰音はすぐに、警察の署に入り込んだ。
灰音はなんとか、警察の署に入った。しかし、ここにも錆が多すぎた。
灰音「思わずここに来ちゃったの?・・・・さっきのビルのようにゾンビがいなけりゃいいけど・・・・!」
灰音は警察の署の中を歩き始めた。
灰音「・・・・・・っ!?」 灰音はくまなくゆっくりと警察の署を調査していた。
そして、謎の呻き声が聞こえた。
灰音「・・・・・なんだろ?あの声・・・・・・。」 灰音は震えながらそう言った。
灰音は声が聞こえるところの部屋のドアを開けてみる。
すると、そこから両目のないゾンビが口を大きく開けながら飛び出してきた。
ゾンビ「ビャアアァァァァァ!!!」
灰音「きゃぁ!!」 灰音はいきなりゾンビに押し倒された。
ゾンビ「グルルルルルルル・・・・・・!!」
灰音「くっ!このおぉ!!」 灰音はゾンビの腹にダブルキックを決める。
ゾンビ「グギャ!!??」 ゾンビは突然、腹を蹴られ、灰音の後ろのところに吹っ飛んだ。
灰音「やはり、ここにも奴らが・・・・・・!!」 灰音はそう言って、走り出した。
一方、帝国学園の生徒会室では?高成たちは灰音の行方不明に焦っていた。
高成「灰音!灰音はどこにいるんだ!???」
真栗「ちょ!落ち着け!しーずん!!乙宮がそんな事になるはずがねぇ!!!」
まおら「・・・・・確か、灰音ちゃんは東京S地区にいるみたいだよ?」
高成&真栗「な、なんだとおおおぉぉぉぉぉ!???」
二人は灰音が危険区域に行ってしまったと聞いて、驚いた。
まおら「後、潮ちゃんも行ったらしいよ。」
真栗「あ、天宮もか!??」
高成「何故・・・・・天宮も・・・・・!!」
まおら「わからない・・・・・!でも・・・・・あの娘だって、何か理由があるはずだよ。きっと・・・・。」
真栗「そっか・・・・。やべぇな・・・・・!」
高成「灰音・・・・・天宮・・・・・・!無事でいてくれ・・・・・!!」
まおら「・・・・・灰音ちゃん・・・・潮ちゃん・・・・どうして・・・・・・。」
一方、S地区では、ゾンビたちが相変わらず歩いている。
そして、とある看板のところに、右腕を失っているゾンビが立っていた。
ゾンビ「グゥゥゥゥゥ・・・・・ウッ!?」 ゾンビは突然、看板の裏側から出てきた手に捕まり、
看板の裏側に引きずり込まれた。 ドスッ 何かに突き刺されたような音が出た後、
看板から頭をナイフに刺されたゾンビが現れ、倒れた。後から看板から謎の少女が来た。
少女は・・・・・なんと、潮であった。
潮「・・・・・・・・・。」 潮はゾンビの頭に刺さっているナイフを取り出した。
どうやら、ゾンビの頭を刺したのは潮であった。
潮「・・・・・・灰音・・・・・・・。」
警察の署では、灰音はただ一人歩いていた。
灰音「・・・・・そうだ!ここにある情報のある部屋に行ったら、
今回の事件の真相が少しわかるかも!そこに行ってみよう!」
灰音は情報室に行こうと歩いた。そこに、彼女に背後にゾンビが潜んできた。
ゾンビ「・・・・・・・・・・・・・・!!」 ゾンビは声も音も出さず、灰音に迫る。
灰音は後ろに気づいてはいない。早く気づいてくれ。でないと君の命が危ないぞ。
ドンドン しかし、そのゾンビの背中を何者かが撃った。ゾンビはいきなり背中を撃たれ、ひるむ。
灰音「っ!???」 灰音はその音に気づき、後ろを向いた。
そこに、倒れそうになりそうなゾンビがいた。
灰音「ゾ・・・・ゾンビ!?それと・・・・・・・・。」
灰音が見たゾンビの後ろにピストルを構えた謎の兵士用服を着た少女がいた。
つづく
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